「ブルドッグ」の版間の差分

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[[1835年]]にイギリスで動物虐待法(Cruelty to Animals Act)が成立し、牛いじめを含めた[[ブラッド・スポーツ]]が禁止されると、ブルドッグは[[番犬]]や[[愛玩]]犬となった。闘争に必要だった獰猛な性格も取り去られ、現在では強面とは裏腹に、温厚且つおとなしい<ref name="fukuyama"/>。漫画に出てくる“棘状スタッドの付いた革首輪をはめ、誰にでも唸りかかったり噛み付いたりする”という描写は[[カリカチュア]]である。
 
[[画像:EncontroClyde DogThe Institute (41893165402)Bulldog.jpg|thumb|upright|264px|頭部。大きい頭と短い上顎が印象的である。]]
[[画像:Jack the Bulldog.jpg|upright|264px|thumb|ブルドッグ]]
ブルドッグの特徴のある顔つきと体型について、「しわしわの顔はけがをしにくいように[[皮膚]]が伸びたためであり、低い鼻は[[牛]]に噛みつきながら呼吸ができるためである」と説明されてきたが、今ではこれらは事実ではないことが分かっている。闘牛に使われた当時の絵に出てくるブルドッグは、少し筋肉質で、体格も少し強そうな普通の犬でしかない。今のような形になったのは、[[1800年代]]後半から大きく人間による選択が始まったからである。