「エレクトロニック・ハラスメント」の版間の差分

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== 陰謀説 ==
[[マインドコントロール]]陰謀説支持者の場合、2002年の空軍研究所の「マイクロ波を使用して対象者の頭に声を送信する」特許や<ref name=WaPo20070114/>、「アメリカ人を洗脳する」という旧ソ連の企てを述べている「オペレーション・パンドラ」と呼ばれる[[CIA]]ファイルの噂を繰り返し引用する。1960年代、モスクワのアメリカ大使館がマイクロ波照射攻撃を受けたことが発覚したモスクワ信号事件以降、アメリカはマイクロ波照射の生物学的および行動上の影響を研究{{sfn|ベギーチ|2011|p=60-61}}。そして、旧[[ソ連]]の意図がマインドコントロールではなく盗聴と電子妨害であることを発見した<ref name=WaPo20070114/><ref name="adst.org">{{cite web|title=Moments in U.S. Diplomatic History Microwaving Embassy Moscow|url=http://adst.org/2013/09/microwaving-embassy-moscow/|website=Association for Diplomatic Studies and Training|publisher=ADST|accessdate=12 May 2016}}</ref> 。
 
マインドコントロールの存在主張す恐れている人々の主張には、「精神工学」と「マイクロ波」を使用する「加害者」が含まれる。CIAの[[MKウルトラ計画]]について頻繁に言及され、「変調された電磁気エネルギーに対する人間の聴覚システムの反応」と題された科学論文を頻繁に引用していると言われる<ref name="Psychopathology">{{cite web|last1=Bell|first1=Vaughan|last2=Maiden|first2=Carla|last3=Muñoz-Solomando|first3=Antonio|last4=Reddy|first4=Venu|title='Mind control' experiences on the internet: implications for the psychiatric diagnosis of delusions.|url=http://citeseerx.ist.psu.edu/viewdoc/download?doi=10.1.1.99.9838&rep=rep1&type=pdf|website=Psychopathology|publisher=School of Psychology, Cardiff University|accessdate=10 March 2016}}</ref>。
 
1987年、アメリカ国立科学アカデミーは、陸軍研究所によって委託された報告書で、「精神工学は1980年代に事例の解説、新聞、および書籍に最初に浮上したサイキック戦争である」という主張の「派手な事例」の1つと指摘した。報告書には「超空間核爆弾」などの精神工学兵器と、ロシアの精神工学兵器がレジオネア病の原因であるとの信念と、「信じられないほどの範囲から信じられないほどの範囲へ」という主張でのアメリカ海軍の潜水艦沈没が挙げられている。委員会は、軍事的意思決定者による報告や経緯、そしてそのような兵器の潜在的な用途が存在するにもかかわらず、「科学技術文献には精神工学兵器の主張を裏付けるものは何もない」と述べている<ref name="Frazier">{{cite book|author=Kendrick Frazier|title=The Hundredth Monkey: And Other Paradigms of the Paranormal|url=https://books.google.com/books?id=iJ1v3bggyr8C&pg=PA153|accessdate=4 May 2013|publisher=Prometheus Books, Publishers|isbn=978-1-61592-401-1|pages=153–|year=1991}}</ref>。
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電波で大人しくなる闘牛と闘牛士 - ニューヨークタイムズで報道された、ホセ・デルガド博士により、闘牛士が電波を牛に送信すると攻撃的で無くなるという実験が行われた。この実験により「電波で脳を制御し、性格を操作できる」と認知されたが誤解である。電波は[[ラジコン]]の技術であり、牛の脳の表面に付けられた受信機で電気信号に変換され、脳に埋め込んだ電極を刺激しているだけである<ref>[https://sites.google.com/site/mcrais1/delgado Matador’ With a Radio Stops Wired Bull New York Times(1965年5月17日)]</ref>。
 
== 公共のサポートと支援と弁護コミュニティー ==
エレクトロニック・ハラスメントを経験していると自覚している一部の人々は、精神工学やその他のマインドコントロール兵器の使用を停止するよう運動をしている<ref name=WaPo20070114/><ref name=nyt20081112 />。これらの運動は公的な人物から何らかの支援を受けているが、2001年の法案で「精神工学武器」を禁止する条項を加えた元米下院議員デニス・クシニッチ<ref name=WaPo20070114 />、元ミズーリ州議会議員ジム・ゲストも含まれている<ref name=nyt20081112 />。
マインドコントロールを恐れている人々によって、広範囲なオンラインサポートネットワークと多数のウェブサイトが維持されている。心理学者は、このようなサイトが精神的なトラブルを強化する一方で、一般的な妄想の共有と受諾はグループの認知療法の形として機能する可能性があるとの意見に同意している。そして、これらの人々をまとめて精神障害と診断する道を開拓しようとしている<ref name=nyt20081112/>。
 
マインドコントロールを恐れている人々によって、広範囲なオンラインサポートネットワークと多数のウェブサイトがマインドコントロールを恐れている人々によって維持されている。心理学者は、このようなサイトが精神的なトラブルを強化する一方で、一般的な妄想の共有と受諾はグループの認知療法の形として機能する可能性があるとの意見に同意している。そして、これらの人々をまとめて精神障害と診断する道を開拓しようとしている<ref name=nyt20081112/>。
マインドコントロールの存在を主張する人々の主張には、「精神工学」と「マイクロ波」を使用する「加害者」が含まれ、CIAの[[MKウルトラ計画]]について頻繁に言及され、「変調された電磁気エネルギーに対する人間の聴覚システムの反応」と題された科学論文を頻繁に引用していると言われる<ref name="Psychopathology">{{cite web|last1=Bell|first1=Vaughan|last2=Maiden|first2=Carla|last3=Muñoz-Solomando|first3=Antonio|last4=Reddy|first4=Venu|title='Mind control' experiences on the internet: implications for the psychiatric diagnosis of delusions.|url=http://citeseerx.ist.psu.edu/viewdoc/download?doi=10.1.1.99.9838&rep=rep1&type=pdf|website=Psychopathology|publisher=School of Psychology, Cardiff University|accessdate=10 March 2016}}</ref>。
 
精神科医は、2006年の英国のヴォーン・ベルの研究の一環として、統合失調症である可能性が非常に高いオンライン・マインドコントロール・アカウントのサンプルの評価に基づいて「精神病の兆候が強く存在する」と判断した、と主張した<ref name="PsychologyToday" />。
心理学者のシェリダンによると、「それを事実とみなす」エレクトロニック・ハラスメントに関する「何ページにもわたる」インターネット検索結果によれば、情報に反論がないと、「対象者」にとって有害な「閉鎖的なイデオロギー・エコーチャンバー」が生み出されるなどと主張している<ref name="NYT3" />。
 
心理学者のシェリダンによると「それを事実とみなす」エレクトロニック・ハラスメントに関する「何ページにもわたる」オンラインターネット検索結果によればコンテンツの量は情報それが主題関する議ない事実であり対象者にとって有害な「閉鎖的なイデオロギー・エコーチャンバ的なプラットフォが生み出されるなど主張示唆している<ref name="NYT3" />。
精神科医は、2006年の英国のヴォーン・ベルの研究の一環として、「統合失調症である可能性が非常に高い」オンライン・マインドコントロール・アカウントのサンプルの評価に基づいて「精神病の兆候が強く存在する」と判断した、と主張した<ref name="PsychologyToday" />。
 
エレクトロニック・ハラスメントを経験していると自覚している一部の人々は、精神工学やその他のマインドコントロール兵器の使用を停止するよう運動をしている<ref name=WaPo20070114/><ref name=nyt20081112 />。これらの運動は公的な人物から何らかの支援を受けているが、2001年の法案で「精神工学武器」を禁止する条項を加えた元米下院議員デニス・クシニッチ<ref name=WaPo20070114 />、元ミズーリ州議会議員ジム・ゲストも含まれている<ref name=nyt20081112 />。
 
== 脚注 ==