「グローバル・ポジショニング・システム」の版間の差分
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== GPSにまつわる誤解 ==
以下の言説は、すべて
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*GPS衛星がカーナビのルートを作成している。
* GPS衛星はGPS受信機の位置を * GPS衛星とGPS受信機が
*
*「GPS信号」とはGPS衛星が発している電波のことであり、
GPS衛星は地球に向けて基本的に[[時報]]と<!--、全衛星の概略軌道情報、-->発信元衛星の[[天体暦]](軌道)情報<!--の3つ-->を発しているのみの衛星である<ref group="注釈">無論、衛星軌道の変更や[[閏秒]]実施通知の受け取りなど、指令電波は当然に受けるが、GPS受信機からの電波を受信できる機能は持っていない。</ref>。GPS受信機は受信可能なGPS衛星からの電波を受信することで、GPS衛星それぞれとの距離を算出しているに過ぎない。
また、方位についてはGPSコンパス<ref>{{Cite web|url=http://www.denshi.e.kaiyodai.ac.jp/paper/2003/kuwana.pdf |title=GPS コンパスの性能評価 |accessdate=2014-10-12 |format=PDF}}</ref>{{要検証|date=2019年9月|title=Wikipedia:井戸端/subj/卒業論文は信頼できる情報源として使用可能か}}<ref>{{Cite web|url=http://gishop.jp/html/page8.html |title=http://gishop.jp/html/page8.html |accessdate=2014-10-12}}</ref>{{出典無効|date=2019-09-03}}と呼ばれるような機能によって、ある程度離した二つ以上のアンテナによって受信したGPSの位相信号と、そのアンテナたちの相対的な位置関係から方位を算出することができる。しかし、その機能を実装していない多くの製品においては、ジャイロ機構や方位コンパス等を使用していない場合、
GPS受信機は、外部に電波を発する装置を有していないため、位置情報をGPS衛星に通知するのは原理上そもそも不可能である。つまり、GPS受信機は
日本の航空運送事業者の旅客機の機内では、GPS受信機の使用制限はない<ref>{{Cite web|url=http://www.mlit.go.jp/koku/15_bf_000005.html |title=航空機の運航の安全に支障を及ぼすおそれのある電子機器の使用制限について |publisher=国土交通省航空局 |accessdate=2016-04-28}}</ref>が、多くのGPS受信機は通信機器を併用しているため注意が必要である。
この誤解の元となった技術に、運輸業などの[[カーロケーションシステム|車両位置監視システム]]や、児童・徘徊老人のセキュリティシステムなどがあるが、これらではGPS受信機の位置情報を外部に通知するために、[[移動体通信]]による
2008年2月5日に岡山市で[[現金自動預け払い機]](ATM)が盗まれた事件では、事件発生後約45分でGPSによって盗難ATMを発見するという成果を挙げている。このケースでも機器組み込み型の携帯電話モジュールでセキュリティ会社への位置通報をしていたとみられる。<!-- 憶測的な書き方は問題あり。ソースがないなら削除対象です -->
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