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現代の諸宗門の説明する禅の方法は、曹洞宗では面壁し、臨済宗では壁を背にして座るなど、宗門・坐禅儀によって差違がある。概ね調身・調息・調心という3つの段階から成る{{sfn|伊吹|2001|pp=346-351}}。
 
;入堂:[[僧堂]]に入るには、手を叉手にし、入り口の左側から左足で入る。坐禅堂に入ったら目の前の聖僧さまの前で一旦立ち止まり、合掌低頭をする。そして叉手に戻して右足から所定の位置まで進む。また、必ず聖僧さまの後ろを通るようにする。
 
;調身:[[結跏趺坐]](けっかふざ)もしくは半跏趺坐(はんかふざ)で行う。結跏趺坐のやり方は左ももの上に右足を乗せ、右かかとを腹に近づける。次に右ももの上に左足を乗せる。一方、左足のみを右ももに乗せるのが半跏趺坐である。いずれも両足と尻との3点でつり合いよくすわる。