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{{半保護}}
{{Infobox baseball player
|選手名 = 北條鈴木 史也
|所属球団 = 阪神タイガース
|背番号 = 2
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}}
 
'''北條鈴木 史也'''(ほうじょうすずき ふみや、[[1994年]][[7月29日]] - )は、[[大阪府]][[堺市]][[南区 (堺市)|南区]]出身の[[プロ野球選手]]([[内野手]])。右投右打。[[阪神タイガース]]所属。
 
== 経歴 ==
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[[第25回AAA世界野球選手権大会]]の日本代表に選出され、世界大会を経験した<ref name="sponichi-player" />。
 
[[2012年度新人選手選択会議 (日本プロ野球)|2012年のNPBドラフト会議]]で、[[阪神タイガース]]から2巡目で指名。[[広島東洋カープ]]も指名の方針を固めていたが、下位で指名する予定だった[[鈴木誠也]]を[[読売ジャイアンツ]]が上位で指名するとの情報を得たことから、鈴木の2巡目指名に切り替えたとされる<ref>[https://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20160912-00000002-wordleafs-base&p=2 広島25年ぶりVの裏にカープ流ドラフト戦略]</ref><ref>[https://www.baseballchannel.jp/npb/26092/3/ スター階段を上り始めたカープ鈴木誠也。担当スカウトが明かす、ドラフト指名の舞台裏]</ref>。ちなみに、北條鈴木自身は、契約金7,000万円、年俸720万円(金額は推定)という条件で入団した。背番号は'''2'''。
 
=== 阪神時代 ===
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'''{{by|2015年}}'''には、前年のシーズン終了後に、正遊撃手の[[鳥谷敬]]が[[メジャーリーグ]]への挑戦を視野に[[フリーエージェント (日本プロ野球)|海外FA権]]を行使したことから、鳥谷の後継者の1人として期待された。鳥谷は春季キャンプの直前に残留を表明したものの、プロ入り後初めて、春季キャンプを一軍で迎え<ref name="hanshintigers20150123">{{cite news|title = 春季一軍キャンプメンバーについて|url = http://s.hanshintigers.jp/news/topics/info_3645.html|publisher = [[阪神タイガース]]|date = 2015年1月23日| accessdate = 2013年10月12日}}</ref><ref name="nikkan20150115">{{cite news|title = 北條ポスト鳥谷だ 初1軍キャンプ決定的|url = http://www.nikkansports.com/m/baseball/news/p-bb-tp0-20150115-1421799_m.html?mode=all|publisher = [[日刊スポーツ]]|date = 2015年1月15日| accessdate = 2013年10月12日}}</ref>、[[オープン戦]]の終了まで一軍に帯同した。しかしオープン戦で打率.067(15打数1安打)、0打点と低迷したため、公式戦の開幕を二軍で迎えた。二遊間をポジションとする内野手が複数名加入したチーム事情を背景に、ウエスタン・リーグ公式戦の序盤は、三塁手としてのスタメン出場の機会が例年より増加。打撃も好調で、[[クリーンアップ]]にも名を連ねるようになった。公式戦通算では、リーグ最多の112試合に出場。打率.243、チーム2位(リーグ7位)の10本塁打、チーム最多(リーグ8位)の43打点を記録した。5月31日の対[[中日ドラゴンズ]]戦では、3番打者としてスタメンに起用されると、4番[[江越大賀]]、5番[[梅野隆太郎]]とのクリーンアップによってチーム35年振りの同リーグ公式戦[[バックスクリーン3連発 #その他|3者連続本塁打]]を達成している<ref>[http://bylines.news.yahoo.co.jp/okamotoikuko/20150601-00046210/ 阪神ファーム公式戦では35年ぶりの3者連続ホームラン!]Yahoo!ニュース『[[岡本育子]]』の新・小虎日記 2015年6月1日配信</ref>。5月26日にシーズン初の出場選手登録を果たすと、5月28日の対[[東北楽天ゴールデンイーグルス]]戦([[阪神甲子園球場]])5回裏に代打で一軍デビュー。この打席で一塁へのファウルフライに終わり<ref name="daily20150528">{{cite news|title = 北條がプロ初打席 テーマ曲は…|url = http://www.daily.co.jp/newsflash/tigers/2015/05/28/0008071054.shtml?pg=2|publisher = [[デイリースポーツ]]|date = 2015年5月28日| accessdate = 2015年10月13日}}</ref>、5月29日に登録を抹消されたため、一軍公式戦への出場はこの1打席のみにとどまった。
 
'''{{by|2016年}}'''には、前年に続いて、春季キャンプからオープン戦を通じて一軍へ帯同。13試合に出場したオープン戦で打率.333を記録したことを背景に、自身初の開幕一軍入りを果たした。4月3日の対[[横浜DeNAベイスターズ]]戦([[横浜スタジアム]])では、7回表に[[藤川球児]]の代打で出場すると、一軍公式戦での初安打を[[石田健大]]からのソロ本塁打で記録した<ref>{{cite news|title = 阪神北條プロ初安打「自分でもびっくり」代打本塁打|url = http://www.nikkansports.com/baseball/news/1626171.html|publisher = [[日刊スポーツ]]|date = 2016年4月3日| accessdate = 2016年4月3日}}</ref>。公式戦の開幕当初は、代走や守備要員としての起用が多かったが、4月10日の対[[広島東洋カープ]]戦(甲子園)での一軍公式戦初スタメンを皮切りに、二塁手や三塁手<ref>{{cite news|title = 阪神北條 プロ初先発で初適時打「攻める気持ち」|url = http://www.nikkansports.com/baseball/news/1630073.html|publisher = [[日刊スポーツ]]|date = 2016年4月11日| accessdate = 2016年4月13日}}</ref>としてスタメンに定着。鳥谷が不振でスタメンを外れるようになった7月下旬以降は、大半の試合で遊撃手としてスタメンに起用された<ref>{{cite news|title = 北條“鳥谷の聖域”守り切った!初ショートで守備機会4度きっちり|url = http://www.daily.co.jp/tigers/2016/07/28/0009328147.shtml|publisher = [[デイリースポーツ]]|date = 2016年7月28日| accessdate = 2016年7月29日}}</ref>。特にシーズン終盤の多くの試合で、北條鈴木が遊撃手、鳥谷が三塁手としてスタメンへ同時に起用された。8月は、月間打率.311<ref>{{cite news|title = 球団選定8月度月間最優秀選手に北條史也選手|url = http://m.hanshintigers.jp/column_news/detail/2325|publisher = 阪神タイガース|date = 2016-09-15| accessdate = 2016-10-09}}</ref>と好調で、1番(または2番)打者に定着。8月10日の対広島戦([[MAZDA Zoom-Zoom スタジアム広島|マツダスタジアム]])では、勝ち越し点を挙げる活躍で、自身初の[[ヒーローインタビュー]]に臨んだ<ref>{{cite news|title = 阪神北條エラー帳消し?V打でヒーローインタビュー|url = http://www.nikkansports.com/baseball/news/1692812.html|publisher = [[日刊スポーツ]]|date = 2016-08-10| accessdate = 2016-09-30}}</ref>。9月24日の対中日戦([[ナゴヤドーム]])では、一軍では初めての2試合連続本塁打を記録すると、次の打席で放った二塁打でシーズン通算の安打数が100本に達した。高校から直接[[プロ野球ドラフト会議|ドラフト会議]]での指名を経て阪神へ入団してから4年目以内に、一軍公式戦でシーズン100安打を放った野手は、[[藤田平]]、[[掛布雅之]]、[[新庄剛志]]に次いで4人目である<ref name="sakamoto">{{cite news|title = 阪神北條2戦連発 100安打で藤田、掛布に並んだ|url = http://www.nikkansports.com/baseball/news/1715229.html |publisher = [[日刊スポーツ]]|date = 2016-09-25| accessdate = 2016-09-30}}</ref>。シーズン全体では、出場選手登録を一度も抹消されないまま、一軍公式戦122試合に出場。内野手としてはチーム最多の12失策を記録したものの、シーズンの[[規定打席]](443)に迫る打席数(438)<ref>{{cite news|title = 虎・北條、今季ラスト打席で新庄に並んだ!高卒4年目で105安打|url = http://www.sanspo.com/baseball/news/20161002/tig16100205030020-n1.html|publisher = [[サンケイスポーツ]]|date = 2016-10-02| accessdate = 2016-10-09}}</ref>で、105安打、打率.273、5本塁打、33打点という成績を残した。二塁打数は通算25本で、自身の目標だった坂本のブレイク年(高卒2年目の[[2008年]])の24本<ref name="sakamoto" />を上回った。また、チーム2位タイの6盗塁を記録するなど、リードオフマンとしての役割も果たした。オフには、前年から3倍増の推定年俸2200万円で契約を更改<ref>{{cite news|title = 阪神・北條 3倍増!2200万円 来季は打率3割&2桁アーチ |url = http://www.sponichi.co.jp/baseball/news/2016/11/29/kiji/K20161129013811270.html|publisher = [[スポーツニッポン]]|date = 2016-11-29| accessdate = 2016-11-29}}</ref><ref>{{cite news|title = 阪神北條は3倍増「来年もショートを守れるように」|url = http://www.nikkansports.com/baseball/news/1744548.html|publisher = [[日刊スポーツ]]|date = 2016-11-29| accessdate = 2016-11-29}}</ref>。
 
'''{{by|2017年}}'''には、鳥谷が遊撃手への復帰を強く望んだことなどを背景に、春季一軍キャンプの期間中から、鳥谷との間で正遊撃手争いを展開。チーム最初の[[オープン戦]]だった2月25日の対[[北海道日本ハムファイターズ]]戦で2本塁打を放つなど、体格や長打力が大きく向上したことから、一軍監督の[[金本知憲]]からキャンプの「筆頭MVP」に選ばれた<ref name="sponichi170301">{{cite news|title = 金本監督絶賛!北條がキャンプ筆頭MVP「かなり完ぺき」|url = http://www.sponichi.co.jp/baseball/news/2017/03/01/kiji/20170301s00001173112000c.html|publisher = [[スポーツニッポン]]|date = 2017-03-01| accessdate = 2017-03-03}}</ref>。オープン戦以降は打撃不振<ref>{{cite news|title = 阪神北條が不調OP戦から心機一転、好スタート狙う|url = http://www.nikkansports.com/baseball/news/1800314.html|publisher = [[日刊スポーツ]]|date = 2017-03-31| accessdate = 2017-04-09}}</ref>で、一軍開幕戦からレギュラーシーズンの初安打までに14打席(4試合)を要した<ref>{{cite news|title = 北條が今季初H 14打席目ようやく出た|url = https://www.daily.co.jp/tigers/2017/04/04/0010065796.shtml|publisher = [[デイリースポーツ]]|date = 2017-04-04| accessdate = 2019-05-21}}</ref>が、主に「6番・遊撃手」としてスタメンに定着。4月9日の対巨人戦(甲子園)では、プロ入り後初の1試合2本塁打を記録した<ref>{{cite news|title = 阪神が3発で勝利 決勝弾の上本も「まさか…」 北條は初の1試合2本塁打|url = https://www.daily.co.jp/tigers/2017/04/09/0010080872.shtml|publisher = [[デイリースポーツ]]|date = 2017-04-09| accessdate = 2017-04-09}}</ref>。以降の公式戦では再び打撃が振るわず、新人の[[糸原健斗]]が遊撃手としてスタメン出場を増やした影響もあり、6月30日には2シーズン振りに出場選手登録を抹消<ref>{{cite news|title = 阪神・北條、今季初の登録抹消 片岡コーチ「もう一度、北條らしさを、打つ方で取り戻してほしい。それに尽きる」|url = http://www.sanspo.com/baseball/news/20170630/tig17063016330017-n1.html|publisher = [[サンケイスポーツ]]|date = 2017-06-30| accessdate = 2017-06-30}}</ref>。後に糸原が故障で戦列を離れたため、7月21日から一軍へ復帰した<ref>{{cite news|title = 阪神北條ら登録、ソフトバンク長谷川ら抹消|url = https://www.nikkansports.com/baseball/news/1859316.html|publisher = [[日刊スポーツ]]|date = 2017-07-21| accessdate = 2017-07-24}}</ref>。復帰当初は[[前田大和|大和]]が遊撃手としてスタメンに起用されていたが、大和が故障で戦線を離脱した8月中旬<ref>{{cite news|title = 阪神大和右脇腹痛で抹消へ、ケガ相次ぐチームに痛手|url = https://www.nikkansports.com/baseball/news/1873396.html|publisher = [[日刊スポーツ]]|date = 2017-08-17| accessdate = 2017-08-19}}</ref>からは、スタメンでの出場を再開。8月18日の対中日戦(ナゴヤドーム)では一軍公式戦4ヶ月振りの本塁打を放ち<ref>{{cite news|title = 阪神北條が4カ月ぶり1発で遊撃スタメン死守へ前進|url = https://www.nikkansports.com/baseball/news/1874436.html|publisher = [[日刊スポーツ]]|date = 2017-08-19| accessdate = 2019-05-21}}</ref>、13試合連続安打も記録するなど、スタメンへの復帰当初は打撃に復調の兆しが見られた。以降は攻守で再び精彩を欠いたため、大和の実戦復帰を機に、9月7日付で登録を再び抹消<ref>{{cite news|title = 阪神・北條、今季2度目の登録抹消 掛布二軍監督「使い方はまだ何も言われてない」|url = http://www.sanspo.com/baseball/news/20170907/tig17090716230016-n1.html|publisher = [[サンケイスポーツ]]|date = 2017-09-07| accessdate = 2017-08-10}}</ref>。そのままレギュラーシーズンを終えた。一軍公式戦には83試合の出場で、打率.210、3本塁打、20打点と、成績が軒並み低迷。チームのレギュラーシーズン2位で迎えたDeNAとの[[2017年のセントラル・リーグクライマックスシリーズ|クライマックスシリーズ(CS)ファーストステージ]](甲子園)では出場の機会がなかった。オフには推定年俸2000万円(200万円減)で契約を更改した<ref>{{cite news|title = 阪神・北條鈴木、今季2度目の登録抹消 掛布二軍監督「使い方はまだ何も言われてない」|url = https://www.nikkansports.com/baseball/news/201711280000485.html|publisher = [[日刊スポーツ]]|date = 2017-11-28| accessdate = 2017-12-11}}</ref>。
 
'''{{by|2018年}}'''には、大和が前年のシーズン終了後に国内FA権の行使によってDeNAへ移籍したことから、春季一軍キャンプで正遊撃手の座を糸原や[[植田海]]などと争ったが、公式戦の開幕を2シーズン振りに二軍でスタート。5月31日にシーズン初の出場選手登録を果たしたが<ref>{{cite news|title = 阪神・北條が今季初一軍|url = http://www.sanspo.com/baseball/news/20180601/tig18060105010012-n1.html|publisher = [[サンケイスポーツ]]|date = 2018-06-01| accessdate = 2018-06-02}}</ref>、一軍公式戦5試合の出場で5打数無安打と振るわず、6月12日に登録を抹消された。6月22日の再登録後<ref>{{cite news|title = 阪神・大山、抹消へ…北條が昇格|url = https://www.sanspo.com/baseball/news/20180622/tig18062205010007-n1.html|publisher = [[サンケイスポーツ]]|date = 2018-06-22| accessdate = 2018-08-12}}</ref>は打撃が好調で、「2番・遊撃手」として再びスタメンへ定着<ref>{{cite news|title = 北條よ、今度こそレギュラー奪取や 金本監督「彼次第。少々は我慢する」 |url = https://www.sponichi.co.jp/baseball/news/2018/07/29/kiji/20180729s00001173028000c.html|publisher = [[スポーツニッポン]]|date = 2018-07-29| accessdate = 2018-08-12}}</ref>。7月には、16試合の出場で月間打率が.400に達したことから、[[セントラル・リーグ]]月間MVP(打者部門)の候補に名を連ねた<ref>{{cite news|title = 2018年7月度「日本生命月間MVP賞」候補選手(セントラル・リーグ)|url = http://npb.jp/award/2018/month/nom_cl7.html|publisher = [[日本野球機構]]|date = 2018-07-19| accessdate = 2018-08-12}}</ref>。9月14日の対ヤクルト戦(甲子園)4回表の遊撃守備中に、[[井野卓]]が放ったゴロへのダイビングキャッチで左肩を強打。そのまま担架に運ばれて退場すると、9月15日の診察で亜脱臼が判明したため、同日付で登録を再び抹消された。シーズン中の実戦復帰には至らなかったものの、一軍公式戦には、通算で62試合に出場。結果として、打率.322(239打数77安打)という好成績でシーズンを終えた<ref>{{cite news |title = 阪神北條1軍登録抹消「左肩亜脱臼」CS進出へ痛手 |url=https://www.nikkansports.com/baseball/news/201809150000520.html|publisher = [[日刊スポーツ]] |date = 2018-09-15| accessdate = 2018-09-16}}</ref>。オフには600万円増の2600万円で契約を更改した。