「チェロ協奏曲第1番 (サン=サーンス)」の版間の差分

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== 楽曲の構成 ==
単一楽章で、以下の3部構成である。演奏時間は18分程度。
* 第一部 アレグロ・ノン・トロッポ-アニマート-アレグロ・モルト-テンポ・プリモ、[[イ短調]]、2分の2拍子
 
自由な[[ソナタ形式]]。オーケストラの一撃に続き、独奏チェロが三連符を中心にした第一主題を力強く奏でる。ゆるやかな第二主題もチェロによって奏される。再現部は極端に圧縮され、第二主題が原調で再現されると終止しないまま次の部分に移る。
* 第二部 アレグレット・コン・モート、[[変ロ長調]]、4分の3拍子
[[三部形式]]。弦楽の弱奏から始まる、軽快なメヌエット風の部分。主部の再現の直前にはチェロの短い[[カデンツァ]]がはさまれる。
* 第三部 テンポ・プリモ-アン・プゥ・モワン・ヴィト-ピウ・アレグロ-モルト・アレグロ、イ短調~[[イ長調]]、2分の2拍子
 
第一部の第一主題が回帰して始まり、全体としてはこの主題を両端に置いたアーチ構造をとる。イ長調に転じたコーダには第一部の小結尾に現れた主題も再現され、全曲の統一を強める。
 
== 参考文献 ==