「バグ」の版間の差分
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== バグとソフトウェア工学 ==
ソフトウェアでバグを出さない最も良い方法は、そもそもバグが起こりにくい開発を心がけることだといえる。バグが起こりにくい環境では、その分工数に余裕が持てる上、ソフトウェア自体の性能も良好になりやすいという、正の相関性が見られる。正しい環境の追求は非常に重要な問題
どのような方法論をとれば開発過程にひずみを産まないか、安全なプログラムを書くにはどのような言語を用いるべきか、適切な人員配置とコミュニケーションはどのように行われるべきか、等々、そのような知見を扱う分野は[[ソフトウェア工学]]と呼ばれる。
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== コンピュータゲームにおけるバグ ==
[[コンピュータゲーム]]も一般的なソフトウェア
また、ユーザーがバグを[[裏技]]や小技として利用することがある。中には『[[スペースインベーダー]]』の「[[スペースインベーダー#名古屋撃ち|名古屋撃ち]]」等のように、元々はバグにより発生した
さらに、画面表示が異常になった状態を俗に「バグる」と呼ぶことがあるが<ref>[https://kotobank.jp/word/%E3%83%90%E3%82%B0%E3%82%8B-672959 バグるとは - デジタル大辞泉 コトバンク]</ref>、本来はバグ(もしくは他の要因)の結果、表示が異常になったものである。ほかにも、意図的に動作不良を起こさせた状態をバグと呼んだり、異常な形で現れた要素を「バグキャラ」「バグ[[アイテム]]」等ということもある。これらは、コントローラーや本体のスイッチなど利用者に公開されている操作によって発生すればバグであるが、本体に衝撃を与える、端子を短絡させる、動作中にカセットを挿抜する、電源電圧を不安定にする等して引き起こす現象をバグと表現するのは適切ではなく、[[英語]]ではこのような現象を指す場合はbugではなく[[:en:Glitch|glitch]]を用いる。
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非電子系ゲーム(ボードゲーム、実際のスポーツ等)をコンピューター上で再現する類のゲームの場合、実際のゲームと異なる動きをする場合にバグと呼ばれることがある。多くの場合そういったものはメーカーは「バグ」という表現を避け、「異なる仕様がある」という説明にとどめる傾向にある。
オンラインゲームでは、参加プレイヤーのスコアをもとにランク付けや報酬分配をしたり、作品内の通貨やアイテムなどを購入するためにユーザーがゲーム本体とは別に追加料金を支払う[[課金]]システムを採用したりするものが多い。このシステムにバグ
バグによって引き起こされた裏技(バグ技)については[[裏技#バグ技|バグ技]]も参照。
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