「ペースメーカー (陸上競技)」の版間の差分

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陸上競技の商業化から話題づくりのため高記録が求められ、1980年代頃から海外でペースメーカーが用いられるようになった。主催者と契約したペースメーカーは一般参加者とは区別され、招待選手等と一緒に扱われることもある(エントリーやスタート位置など)。契約によって、ペースメーカーの役割を終えた後、走り続けて完走してよい場合と完走が許されない場合がある。前者の場合、自他の調子やレース展開によってはペースメーカーが自ら優勝しても構わない。現在はペースメーカーが特別の[[ゼッケン|ナンバーカード]]などをつけて選手と区別しているが、かつては共通のゼッケンをつけて選手と区別がつかない場合もあった。参加者個人同士の同意や契約でペースメーカーを担うこともある。
 
また、ペースメーカーと似たもので「ガードランナー」(または単に「ガード」)と呼ばれるものがある。これは、特にスタート直後等の混乱から有力選手を守るためのものである。また、有名選手、芸能人等の著名人や、(男女混合レースで)異性の選手に必要以上に近づく参加者を牽制する役目もあるという{{要<ref>[https://number.bunshun.jp/articles/-/198606 東京マラソンのガードランナーを務めた木村ヤストさんに、本番に典|date=2010年12月}}場できない人の楽しみ方を聞いた。]Number Web</ref>
 
日本ではペースメーカーの存在はマラソンのテレビ中継等では触れることは半ば[[タブー]]視されていた時期もあった。かつては棄権したペースメーカーに対しアナウンサーが敢えて[[アクシデント]]であるかのように実況をする事もあったが、2002年に[[ワールドアスレティックス|国際陸上競技連盟]]が「事前に公表し、専用のゼッケンを着用する」などの条件付きでペースメーカーは助力にあたらないという見解を出したこともあり、2003年12月7日に行われた[[福岡国際マラソン]]で日本陸連がレースでペースメーカーを使うことを初めて公表し、中継で触れる事が可能になった<ref>[https://web.archive.org/web/20031122085621/http://www.sanspo.com/morespo/top/more200311/more2003112005.html 【マラソン】福岡国際マラソン−ペースメーカー“公認”] サンスポ 2003年11月20日</ref>。
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== 関連項目 ==
* [[アシスト (自転車競技)]]
* [[チームオーダー]]
* [[八百長]]
 
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