「ドラゴンボール ファイターズ」の版間の差分

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『'''ドラゴンボール ファイターズ'''』(DRAGON BALL FighterZ)は、[[バンダイナムコエンターテインメント]]より2018年2月1日に発売されたゲームソフト<ref>[http://dengekionline.com/elem/000/001/536/1536987/ 『ドラゴンボール ファイターズ』2018年初頭に発売。開発はアークシステムワークスが担当] 電撃オンライン 2017年6月12日</ref>。[[PlayStation 4]]・[[Xbox One]]・[[Windows]]([[Steam]])のマルチプラットフォーム<ref group=注>{{efn2|他のバンダイナムコエンターテインメントのゲーム同様、Steam版は日本のみ地域制限がかかっている。</ref>}}。9月27日には[[Nintendo Switch]]版が発売された<ref>{{Cite web|url=https://www.famitsu.com/news/201806/21159664.html |title=Nintendo Switch『ドラゴンボール ファイタ―ズ』の発売日は2018年9月27日! 『ドラゴンボールZ 超武闘伝』が期間限定特典に |website=ファミ通.com |accessdate=2018-06-21|date=2018-06-22}}</ref>。
 
[[鳥山明]]の漫画およびアニメ『[[ドラゴンボール]]』を題材にした[[対戦型格闘ゲーム]]。開発は[[アークシステムワークス]]が担当した。
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: 「超コンボを最後まで決める」「特定ヒット数のコンボを決める」などの条件を満たす度に[[ドラゴンボール (架空の道具)|ドラゴンボール]]を1つ入手でき、7つ集めた状態で条件を満たすと[[神龍 (ドラゴンボール)|神龍]]が出現。「体力を全回復させてくれ」「仲間を生き返らせてくれ(ダウン中の味方キャラクターが低体力で復活)」「究極のパワーを与えてくれ(Sparking!アイコンが1つ増加)」「不老不死にしてくれ(回復可能ダメージが自動回復するようになる)」の4つの中から1つを選ぶことで、その効果を受けることができる。一度神龍を呼び出すと、そのバトル中はドラゴンボールが石になり再出現しなくなる。
; ドラマチック演出<ref>ドラゴンボールファイターズ 最強の書 ファイターズバイブル 120-121頁</ref>
: バトル開始前に発生する「ドラマチックスタート」と、バトル決着時に発生する「ドラマチックフィニッシュ」の2種類が存在。特定キャラクター同士の組み合わせかつ特定のステージでバトルを行ったときに発生することがあり「ドラマチックフィニッシュ」の場合はさらに特定の攻撃でバトルに決着をつける必要がある。いずれも原作の再現演出や本作独自の掛け合いなど、特別な演出が発生するようになっている<ref group="注">{{efn2|悟空とフリーザとの掛け合いで、1番手が悟空側のチームに2番手もしくは3番手共にクリリンが不在の時は原作でクリリンがフリーザ殺害され悟空が超サイヤ人に覚醒するシーンが一連の掛け合いになる。悟飯(少年期)とセルとの掛け合いで、1番手が悟飯(少年期)側のチームに2番手もしくは3番手共に人造人間16号が不在の時は原作で16号がセルに破壊され悟飯が激昂するシーンが一連の掛け合いになる。</ref>}}
 
== ストーリー ==
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; [[孫悟空 (ドラゴンボール)|孫悟空]](超サイヤ人) / Goku (Super Saiyan)
: 声 - [[野沢雅子]]
: シリーズの[[主人公]]で、地球育ちの[[サイヤ人]]。基本形態は[[サイヤ人#超サイヤ人(第1段階)|超サイヤ人]]<ref group="注">{{efn2|戦闘中に[[サイヤ人#超サイヤ人3|超サイヤ人3]]にも変身する。</ref><ref group="注">}}{{efn2|「悟」の文字が入った道着に、結び目のない帯を巻いたもの。</ref>}}
: 「[[かめはめ波]]」「激烈連脚」など遠近・地上空中問わず戦うことのできるスタンダードな性能のキャラクター。
; [[ベジータ]](超サイヤ人) / Vegeta (Super Saiyan)
: 声 - [[堀川りょう]]
: サイヤ人の王子で悟空のライバル。基本形態は超サイヤ人<ref group="注">{{efn2|人造人間編や『ドラゴンボール超』などでのブルマ製作の戦闘服姿で戦う。</ref>}}
: 高性能な飛び道具や「クラッシャーニーキック」による切り返しなど攻守のバランスに優れたキャラクター。
; [[孫悟飯]](少年期) / Gohan (Teen)
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; 孫悟飯(青年期) / Gohan (Adult)
: 声 - 野沢雅子
: 魔人ブウ編以降の青年に成長した姿の孫悟飯<ref group="注">{{efn2|原作終盤や『超』の「宇宙サバイバル編」での道着姿で参戦。</ref>}}
: ラッシュや急降下などの素早い動きが得意なほか、気力ゲージを消費して自身を強化する超必殺技「力の解放」が特徴<ref name=4gamer20171214>{{Cite web|url=http://www.4gamer.net/games/384/G038403/20171206063/|title=「ドラゴンボール ファイターズ」のアーケードモードとショップの概要,参戦キャラの孫悟飯(青年期),ゴテンクス,魔人ブウ(純粋)を紹介|publisher=4Gamer.net|accessdate=2017-12-14|date=2017-12-14}}</ref>。
; [[ゴテンクス]] / Gotenks
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; [[ピッコロ (ドラゴンボール)|ピッコロ]] / Piccolo
: 声 - [[古川登志夫]]
: 悟飯の師匠であるナメック星人の戦士<ref group="注">{{efn2|人造人間編以降のV字ネックの道着での参戦。</ref>}}
: 腕を伸ばしたりガードを崩したりテクニカルな戦法を得意とする。
; [[クリリン]] / Krillin
: 声 - [[田中真弓]]
: 悟空の親友の地球人<ref group="注">{{efn2|服装は道着の両足首の裾を紐で縛り絞ったもの。</ref>}}
: パワーは低いが相手をかく乱する「残像拳」や[[仙豆]]による体力回復などバリエーションに富んだ技を持つ。
; [[天津飯 (ドラゴンボール)|天津飯]] / Tien
: 声 - [[緑川光]]
: 悟空の仲間の地球人<ref group="注">{{efn2|『超』の「フリーザ復活編」以降の道着姿で参戦。</ref>}}。アシストキャラクターとして[[餃子 (ドラゴンボール)|餃子]](声 - [[江森浩子]])を呼び出すことも可能。
: バランスの取れたキャラクター性能を持つが<ref name=4gamer20171030/>、自身の体力と引き換えに大ダメージを与える「気功砲」など独自の要素も持つ。
; [[ヤムチャ]] / Yamcha
: 声 - [[古谷徹]]
: 悟空の仲間の地球人<ref group="注">{{efn2|『超』と同様のサイヤ人編時よりももみあげの長い長髪に「亀」マークが入った道着。</ref>}}
: 低めのパワーとリーチをスピードとテクニックで補う近接ラッシュタイプのキャラクター<ref name=4gamer20171030/>。
; [[トランクス (ドラゴンボール)|トランクス]] / Trunks
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; [[人造人間18号]] / Android 18
: 声 - [[伊藤美紀 (声優)|伊藤美紀]]
: [[ドクター・ゲロ]]が作り出した[[人造人間 (ドラゴンボール)|人造人間]]。原作初登場時の服装での参戦<ref group="注">{{efn2|なおストーリーモード冒頭時のみ『ドラゴンボール超』(宇宙サバイバル編以前の私服)での服装。</ref>}}
: アシストキャラクターとして人造人間17号<ref group="注">{{efn2|チームメイトにクリリンがいる場合、協力必殺技の演出が17号に代わりクリリンが行う。またチームメイトにプレイアブル版(服装が違う)17号がいる場合はそちらがアシストを行う。</ref>}}を呼び出すことも可能。
; [[人造人間 (ドラゴンボール)|人造人間16号]] / Android 16
: 声 - 緑川光
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: 声 - 野沢雅子
: 『ドラゴンボール超』から参戦。[[サイヤ人#超サイヤ人ゴッド超サイヤ人(超サイヤ人ブルー)|超サイヤ人ゴッド超サイヤ人(通称:超サイヤ人ブルー)]]に変身した孫悟空。
: 上記の孫悟空(超サイヤ人)とゲーム上は別キャラクター扱いで、ゲーム内で条件を満たすことで使用可能になる<ref group="注">{{efn2|ストーリーモードでも条件を満たすことで使用可能となるが、その際には通常仕様の悟空との同時選択は不可となっている。</ref>}}
: 「かめはめ波」など一部の必殺技が使えなくなっているが孫悟空(超サイヤ人)より強力な技が多い。
; ベジータ(SSGSS) / Vegeta (SSGSS)
: 声 - 堀川りょう
: 『ドラゴンボール超』から参戦。超サイヤ人ゴッド超サイヤ人に変身したベジータ。
: 上記のベジータ(超サイヤ人)とゲーム上は別キャラクター扱いで、ゲーム内で条件を満たすことで使用可能になる<ref group="注">{{efn2|悟空同様にストーリーモードでも条件を満たすことで使用可能となるが、その際には同様に通常仕様のベジータとの同時選択は不可となっている</ref>。}}
: ベジータ(超サイヤ人)よりも守りで劣るが、より攻めに特化した性能を持つ。
; 人造人間21号<ref>{{Twitter status|dbgame_official|910691013357821952|「ドラゴンボール」家庭用ゲーム公式による2017年9月21日11:23の発言}}</ref> / Android 21
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; 孫悟空 / Goku
: 声 - 野沢雅子
: 超サイヤ人に目覚める以前の孫悟空<ref group="注">{{efn2|道着は超サイヤ人や超サイヤ人ブルー版とほぼ同じであるが、「悟」の文字部分が「亀」(正面)と「界王」(背中)となっている。</ref>}}
: 「界王拳」「元気玉」など孫悟空(超サイヤ人)にはない技を使用可能。
; ベジータ / Vegeta
: 声 - 堀川りょう
: ドラゴンボールを求め、ナッパと共に地球に襲来した悪人だった頃のベジータ<ref group="注">{{efn2|超サイヤ人や超サイヤ人ブルー版と戦闘服が異なり、肩当てや腰垂れがあり尻尾もある。</ref>}}
: ベジータ(超サイヤ人)よりもトリッキーな技を多く持つ。
; [[クウラ]] / Cooler
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; [[人造人間17号]] / Android 17
: 声 - [[中原茂]]
: 人造人間18号の双子の弟。18号のアシストサポート時<ref group="注">{{efn2|こちらは原作初登場時の服装。</ref>}}とは異なり、『ドラゴンボール超』での自然保護官の服装になっている。
: スピード特化型のインファイターで、素早い攻撃で相手を圧倒する戦法が持ち味。
 
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; [[ブルマ (ドラゴンボール)|ブルマ]]
: 声 - [[鶴ひろみ]]
: ベジータの妻でトランクスの母親でもある悟空の仲間。本作が発売される約2ヶ月前に担当声優である鶴ひろみが死去。そのため鶴が演じるブルマが登場するゲーム作品は本作が最後となった<ref group="注">{{efn2|以降のブルマ役はアニメも含め[[久川綾]]が演じている。</ref>}}
: アニメ『ドラゴンボール超』での「復活のF」編以降のショートヘアと白いTシャツ、赤色スカーフ姿。
; 孫悟天
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日本国外向けに配信されたSteam版は、配信開始後も好意的な評価を受けている<ref name="Automaton20180127">{{cite web|url=http://jp.automaton.am/articles/newsjp/20180127-61813/|title=『ドラゴンボール ファイターズ』海外発売初日にして、近年Steamでもっとも多く遊ばれている格闘ゲームに|publisher=アクティブゲーミングメディア|work=AUTOMATON|accessdate=2018-02-20|date=2018-01-27|author=Minoru Umise}}</ref>。1月26日のピーク時には4万4000人がSteam版をプレイしていたものの<ref name="Automaton20180127"/>、2月11日のピーク時には9000人に減少していた<ref name="Automaton20180213"/>。AUTOMATONのMinoru Umiseは、2月13日の記事の中で、ゲームそのものは良かったとしたうえで、Steamレビュー上でオンライン対戦に不備があったという意見に触れ、オンライン対戦の不十分さがプレイヤー数の減少につながったと推測しており、加えてSteamでは対戦型格闘ゲームの人気を出しにくいのではないかと述べている<ref name="Automaton20180213">{{cite web|url=http://jp.automaton.am/articles/newsjp/20180213-62783/|title=『ドラゴンボール ファイターズ』Steam版のプレイヤー数が初日から80%減。ロケットスタートから一転、2週間人が消え続ける|publisher=アクティブゲーミングメディア|work=AUTOMATON|accessdate=2018-02-20|date=2018-02-13|author=Minoru Umise}}</ref>。プロデューサーの広木朋子はこの問題を受け、修正パッチを複数回に分けて配信する予定であると発表した<ref name="IGN">{{Cite web|url=http://jp.ign.com/dragon-ball-fighterz/22324/news/|title=「ドラゴンボール ファイターズ」オンラインの問題を解決するべく、パッチを配信へ|publisher=IGN|accessdate=2018-02-28|date=2018年2月24日|author=Alex Gilyadov}}</ref>。
 
その一方で、公式にはMODのサポートが行われていないものの、インターネット上のコミュニティではSteam版の[[Mod (コンピュータゲーム)|MOD]]の制作が盛んにおこなわれた<ref name="Automaton20180205">{{cite web|url=http://jp.automaton.am/articles/newsjp/20180205-62290/|title=PC版『ドラゴンボール ファイターズ』すでにMod制作が始まる。コスチューム再現で名場面を自分好みにアレンジ|publisher=アクティブゲーミングメディア|work=AUTOMATON|accessdate=2018-02-20|date=2018-02-05|author= Taijiro Yamanaka }}</ref>。「ベジータベビー」<ref group="注" name="Baby">{{efn2|『[[ドラゴンボールGT]]』でベジータがベビーに寄生された時の姿</ref>。}}といった原作に登場しながらも本作には登場しなかった形態などを基にしたものや<ref name="Automaton20180205"/>、[[ソニック・ザ・ヘッジホッグ]]や[[キャプテン・ファルコン]]といった他社作品のキャラクター、そしてウガンダナックルズといった[[インターネット・ミーム]]を基にしたものが作られた<ref name="Automaton20180219">{{cite web|url=http://jp.automaton.am/articles/newsjp/20180205-62290/|title=『ドラゴンボール ファイターズ』PC版では「キャプテン・ファルコン」や「リンク」が生み出されるなど、Mod制作が賑わう|publisher=アクティブゲーミングメディア|work=AUTOMATON|accessdate=2018-02-20|date=2018-02-19|author= Taijiro Yamanaka }}</ref>。
 
これらのMODの多くは一般配布されておらず、個人で楽しむ程度に作成・使用されている<ref name="Automaton20180219"/>。
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=== 注釈 ===
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=== 出典 ===
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== 外部リンク ==