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歴史的な'''アッティカ'''(アッティケー)は、[[アテナイ]](現: [[アテネ]])を中心とし、[[エーゲ海]]に突き出した三角形状の半島(アッティカ半島)一帯を指す地域名称である。北は16kmにおよぶ[[キサイロナス|キタイローン]](現: キテロン)の山並みによって[[ボイオーティア]]と区分されている。南西に[[サロニコス湾]]に面し、北東には南エヴィア湾{{enlink|South Euboean Gulf}}を隔てて[[エウボイア島|エヴィア島]](現: エヴィア島)が横たわっている。
 
[[プラトン]]によれば、古代アッティカの領域は、西は[[コリントス地峡]]、北はキタイローンの山々や{{仮リンク|パルニサ山|en|Parnitha}}によって画され、{{仮リンク|オロプス|en|Oropos}}と{{仮リンク|[[アソポス川 (ボイオティア)|en|Asopus}}アソポス川]]で海に至ったという。
 
現在の行政区画(ペリフェリア)としての'''アッティカ地方'''(アッティキ地方、{{lang|el|[[:el:Αττική|Περιφέρεια Αττικής]]}})は、歴史的なアッティカ地方よりも広い範囲を指す。[[アテネ]]や[[ピレウス]]などの首都圏があるアッティカ半島のほか、[[ペロポネソス半島|ペロポニソス半島]]東部の[[トロイゼーン|トロイジナ]]周辺や、ペロポニソス半島南方の[[キティラ島]]・[[アンティキティラ島]]などを領域に含んでおり、面積は3.808 km²である。