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'''コンウィ城'''（Conwy Castle）は、[[イギリス]]、[[ウェールズ]]北部の都市[[コンウィ]]にある城。'''コンウェイ城'''とも表記する<ref>{{Cite book|和書 |author = 五十畑弘 |year = 2017 |title = 図説日本と世界の土木遺産 |publisher = [[秀和システム]] |page = 293 |isbn = 978-4-7980-5223-6}}</ref>。[[13世紀]]、[[イングランド王国|イングランド]]王[[エドワード1世 (イングランド王)|エドワード1世]]が築いたウェールズ遠征の拠点である。8つの円塔と外壁が残り、1986年、[[カーナーヴォン城]]、[[ビューマリス城]]、[[ハーレフ城]]とともに「[[グウィネズのエドワード1世の城郭と市壁]]」として[[世界遺産]]に登録された。イギリスの画家、[[ジョゼフ・マロード・ウィリアム・ターナー|ターナー]]がコンウィ城を描いている<ref>{{Cite web |url = http://www.asahi.com/event/AIC201210170022.html |title = 「リヒテンシュタイン展」「エル・グレコ展」「巨匠たちの英国水彩画展」など１０月１７日号 |publisher = [[朝日新聞]] |date = 2012-10-17 |accessdate = 2018-05-06 }}</ref>。
== 歴史 ==
=== 13世紀 ===
もともとコンウィの街は{{仮リンク|グウィネズ王国|en|Kingdom of Gwynedd}}の{{仮リンク|ルウェリン・アプ・ヨーワース|en|Llywelyn the Great}}の支援を受けた[[シトー会]]修道院により治められていた。
1276年以後、エドワード1世により4度のウェールズ侵攻が行われ、1282年の第二次ウェールズ侵攻の際イングランド軍は[[カーマーゼン]]から北進して、1283年3月にコンウィを占領した。ウェールズ侵攻の一環としてエドワード1世により城郭の建築が決定され<ref>{{harvnb|Ashbee|2007|p=7}}</ref>、{{仮リンク|ジョン・ド・ボンヴィラール|en|John de Bonvillars}}が監督し{{仮リンク|マスター・ジェイムズ|en|James of Saint George}}が建築を主導した。1283年から1284年までの間に城壁と塔が建築され、1284年から1286年までの間に内部の建物が建築された。<ref>{{harvnb|Ashbee|2007|pp=8–9}}</ref> そして1287年に完成した。<ref>{{harvnb|Ashbee|2007|pp=9}}</ref>その後のウェールズ遠征の中心拠点となった。
==世界遺産基準==
{{世界遺産基準|1|3|4|}}
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[[ファイル:Conwy Castle plan.jpg|250px|thumb|図解]]
{{イギリスの世界遺産}}
{{UK-stub}}
{{commonscat|Conwy Castle}}
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