「青青の時代」の版間の差分

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 第二王子。正室の長男(つまり、本来なら第一王子になるはずであった)。権力闘争の過程で狗智日子に暗殺される。
*弟日子(オトヒコ)
 第三王子。正室の次男。一番年下なので甘ったれな部分があり、いつもエヒコと一緒に行動していた。狗智日子に暗殺されそうになるが間一髪で難を逃れ、壱与たちに助けられながら権力闘争を乗り切り、精神的にも王家の者にふさわしく成長しく。
*狗智日子(クチヒコ)
 第四王子。壱与たちを大和に迎えた張本人。人質であった敵国の王女と前王間に出来た子供であるため、4人の王子の中では最も年上だが身分が低い。神権政治の時代は終わったと考え、自分が王として政権を執るため他の兄弟を殺そうとするが……
*天日男(アマヒルオ)
 前王。4人の王子の父親で、ヒルメ・ヒミコとは片親を同じくする兄妹。彼が崩御した事で、4人の王子の権力闘争が表面化する。
*アヨ
 ヒミコのもとに仕える女官。豪族の娘。狗智日子に好意を抱いた所につけこまれ、彼の策略に利用され……脇役ながら物語終盤まで登場し続け、ある意味では重要人物。
 
*聞こえさまの資格を持つのは王族の血を引く処女である。一般的には、王の代替わりに伴って聞こえさまも交代し、新王の姉妹が就任する。この制約が、壱与の運命に関わってくる。