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==研究==
[[ファイル:Wormhole-demo.png|180px|サムネイル|視覚化されたワームホールの概念]]
[[ファイル:Wurmloch.jpg|250px|サムネイル|ワームホールが地上に在った場合の想像図 [httphttps://www.spacetimetravel.org/wurmlochflug/wurmlochflug.html] [http://www.vis.uni-stuttgart.de/~muelleta/MTvis/] ]]
ワームホールの概念は、[[1928年]]に[[ヘルマン・ワイル]]が[[電磁場]]中の質量の解析を研究している中で発案した概念で<ref>{{cite journal | last1 = Weyl | first1 = H. | title = Feld und Materie | doi = 10.1002/andp.19213701405 | journal = Annalen der Physik | volume = 65 | issue = | year = 1921 | pages=541–563| bibcode = 1921AnP...370..541W }}</ref><ref>Scholz, Erhard (ed.), ''Hermann Weyl's Raum - Zeit - Materie and a General Introduction to His Scientific Work'', 2001, p. 199.</ref>、当初は「一方向のチューブ(One-Dimensional Tubes)」と呼んでいた<ref name=SEP>[https://plato.stanford.edu/entries/weyl/ "Hermann Weyl"]: entry in the ''[[Stanford Encyclopedia of Philosophy]]''.</ref>。その後、[[シュヴァルツシルトの解]]を研究していた[[アルベルト・アインシュタイン]]が[[ネイサン・ローゼン]]とともに数学的仮説に基づく時空構造モデルを発表し([[1936年]])、'''[[アインシュタイン-ローゼン橋]]'''と呼ばれた。1957年、この論文に触発されたホイラーが{{仮リンク|チャールズ・マイスナー|en|Charles W. Misner}}との共同論文の中で、空間を2次元で視覚化して空間上の2点を3次元のチューブ(実際はチューブ内の内側の表面)でつなぐ穴で表し「ワームホール」の語を使って引用した。その後、シュヴァルツシルトの解として[[ブラックホール]]の解が知られその性質が詳しく調べられるようになると、一方向の性質を持つワームホールと関連させた[[ホワイトホール]]の存在仮説が現れる。ここではブラックホールとホワイトホールを単純に結んでワームホールと考えてもよいと説明された。