「百衲本」の版間の差分

== 百衲本二十四史 ==

[[File:Advertising Twenty-Four Histories.jpg|thumb|百衲本二十四史　広告]]

 

百衲本の出版まで、二十四史の刊本としては[[乾隆帝]]の欽定になる『[[武英殿]]本二十四史』（殿本）が最も流布していた<ref name="ato-65578">{{cite web|url=https://www.ato-shoten.co.jp/index.php/product-65578.html|title=百衲本二十四史 全８０函８２０套|publisher=亜東書店|accessdate=2018-6-11}}</ref>。しかし殿本には校勘・校刻の不備が指摘されており、張元済によって編纂事業が興されることとなった（[[四部叢刊]]も参照）。張元済は貴重な版本を博捜して、二十四史の版本の善本（できるだけ古く信用のおける版本）を選び、専門家による校勘を行った<ref name="ato-65578" />。