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{{Otheruseslist|武内直子の漫画作品|派生作品|美少女戦士セーラームーン (曖昧さ回避)|作中の主人公|月野うさぎ|}}
{{Infobox animanga/Header
|タイトル=美少女戦士セーラームーン
|ジャンル=[[戦闘美少女]]、[[少女漫画]]、ロマンス、[[ダークファンタジー]]、[[セカイ系]]
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|作者=[[武内直子]]
|作画=
|出版社=[[講談社]]
|掲載誌=[[なかよし]]
|レーベル=旧版単行本:[[講談社コミックスなかよし]]<br />新装版:[[KCデラックス]]<br />完全版:[[KCピース]]
|発売日=旧版単行本:[[1992年]][[7月6日]] - [[1997年]][[4月4日]]<br />新装版:[[2003年]][[9月22日]] - [[2004年]][[7月23日]]<br />完全版:[[2013年]][[11月29日]] - [[2014年]][[5月28日]]
|開始号=1992年2月号
|終了号=1997年3月号
|巻数=旧版単行本:全18巻<br />新装版:全12巻<br />完全版:全10巻
|話数=旧版単行本:全52話<br />新装版・完全版:全60話
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|タイトル=関連書籍
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* コードネームはセーラーV 旧版単行本全3巻、新装版・完全版全2巻
* 美少女戦士セーラームーン かぐや姫の恋人
* 新装版ショートストーリーズ全2巻
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{{Infobox animanga/Footer
|ウィキプロジェクト=[[プロジェクト:漫画|漫画]]
|ウィキポータル=[[Portal:漫画|漫画]]
}}
 
『'''美少女戦士セーラームーン'''』(びしょうじょせんしセーラームーン)は、[[武内直子]]による[[日本]]の[[漫画]]および、それを原作とした[[メディアミックス]]作品。[[講談社]]の[[少女漫画雑誌]]『[[なかよし]]』で[[1992年]]2月号から[[1997年]]3月号まで連載された。旧版単行本は全18巻、新装版は全12巻、完全版は全10巻(メディアミックス展開については、下記の[[#メディアミックス展開]]を参照)。
 
== 概要 ==
強大なエネルギーを持つ「幻の銀水晶」をめぐる、セーラームーンに変身する[[月野うさぎ]]たち[[太陽系]][[惑星]]のセーラー戦士の戦いを描いた[[ファンタジー]]。
 
[[1990年代]][[少女漫画]]の金字塔。講談社と[[東映]]が同作者の『[[コードネームはセーラーV]]』を原案にした[[メディアミックス]]作品として企画し、連載と同時期に[[美少女戦士セーラームーン (テレビアニメ)|テレビアニメ化]]され、少女を中心に大人の女性、男性の間にまで広く人気を博し、単なる少女漫画・アニメの域をはるかに超えたブーム・社会現象となり<ref group="注">当初は第1期だけで終了する予定だったが、予想外の大ヒットとなったため続編が制作されることになり、最終的に第5期まで続いた。</ref>、[[ミュージカル]]化や実写[[テレビドラマ]]化もされた。
 
[[1993年]](平成5年)度の第17回[[講談社漫画賞]]少女部門受賞。漫画単行本の発行部数は[[2004年]]時点で約1200万部<ref name="sm2004">[https://web.archive.org/web/20040409050340/http://www.bandaivisual.co.jp:80/press/2004/press040324.html TVシリーズ『美少女戦士セーラームーン』のDVD&ビデオを3月26日より発売]、[[バンダイビジュアル]]、2004年[[3月24日]]。</ref>。アメリカで[[2011年]][[9月13日]]に発売された新装版第1巻が9月、10月の2カ月連続で売上1位となっており、姉妹作の『コードネームはセーラーV』も9月は2位、10月は6位にランクインする快挙となった<ref>{{cite web|url=https://icv2.com/articles/comics/view/21189/sailor-moon-is-1|title=SAILOR MOON' IS #1! In Bookstores|publisher=ICv2|date=2011-10-5|accessdate=2018-11-19}}</ref>。1994年初め、セーラームーンの原画展を東京・[[新宿]]の[[伊勢丹]]にて開催。2016年5月には原画展が[[六本木ヒルズ]]展望台・スカイギャラリーで開催され、来場者は10万人を突破した。
 
作品の舞台は武内が実際に住んでいたことがある[[東京都]][[港区 (東京都)|港区]][[麻布十番]]で、劇中の場所などは港区周辺に実在または実在する施設をモデルにしている。
 
== 作品の制作背景と展開 ==
『コードネームはセーラーV』が[[セーラー万年筆]]の商標権の問題でアニメ化出来なかったため、アニメ化を前提に新しく連載された。東映側の要望で『セーラーV』から主人公を交代させることが決まり<ref group="注">構想段階では空野ひかる、夜野みやび、地野まもるがセーラーVの仲間になる予定だった。</ref>、キャラクターの誕生日・性格・能力は[[西洋占星術]]の[[守護星]](ルーラー)の特徴とリンクし<ref group="注">例えば月野うさぎの性格は月を守護星に持つ[[巨蟹宮|蟹座]]女性の典型で、セーラームーンの母性と浄化能力は、西洋占星術の月の意味とスピリチュアル界の月光のヒーリング作用にまつわると考えることができる。ただし、キャラクターのイメージカラーは西洋占星術の天体の色と異なる場合が多い。</ref>、[[神話|古代神話]]<ref group="注">例えば、うさぎと衛の前世である月の王女セレニティと地球の王子エンディミオンの悲恋の下敷きには、[[ギリシャ神話]]の月の女神[[セレーネー]]と[[エンデュミオーン]]の逸話が使われている。</ref>、[[天文学]]、[[聖書]]、[[鉱物]]<ref group="注">武内が宝石商の娘で自身も鉱物マニアだったため、悪役の名前やキーアイテムに鉱物が使われた。[[ダーク・キングダム]]四天王や『セーラーV』のダンブライトのテーマは鉱物が司る石言葉にまつわり、[[ブラック・ムーン一族]]の性格は誕生石が司る石言葉と星座にまつわるのではと考察するファンもいる。</ref>、[[文学|古典文学]]・[[民話]]などにちなんだ設定がされた。
 
前作『セーラーV』は当時人気だった『[[美少女仮面ポワトリン]]』を下地とした作品であり(後期になるとその源流である『[[ラ・セーヌの星]]』に近づいていくが)、その姉妹作として開始した本作は『[[スーパー戦隊シリーズ]]』の要素も取り入れられた<ref group="注">『不滅の戦隊ヒーロー大全集』([[1995年]][[3月21日]]放映)で、武内直子は『[[美少女仮面ポワトリン]]』と『[[スーパー戦隊シリーズ]]』に影響を受けたと語っている。</ref>。当時[[戦闘美少女]]ものは存在したが「女性だけの戦隊チーム」は少なく<ref group="注">ただし[[同人]]業界における男性向けパロディとしてはありふれた存在だった。</ref>、少女向けのオリジナル作品としては初の試みであり、本作品から『[[愛天使伝説ウェディングピーチ]]』が派生し、以降『[[プリキュアシリーズ]]』など類似ジャンルの作品が多数制作されている。
 
勧善懲悪のコメディだった『セーラーV』から一転し、月野うさぎと[[地場衛]]の月と地球を架けた運命の恋、前世からの宿命を受け入れて進化する月野うさぎとセーラー戦士たちの戦いと主従関係を描いたハードなシリアスストーリーとなっている。流血や殺人などの過激でグロテスクな表現が多く、作中に[[ベッドシーン]]が登場する。従来は[[ラブコメ]]やほのぼのとした[[魔法少女]]ものが多かった少女漫画界の中で、[[ダークファンタジー]]として少女を中心に絶大な支持を得た(武内は本作の根底にあるのが「女性の根幹にある欲望」と発言している)。
 
さらに連載開始の1ヶ月後に放映開始したテレビアニメシリーズは、大衆向けに残酷な描写を排してコミカル・友情路線にアレンジされ、女児のみならず男性など幅広い層の支持を獲得した。テレビアニメ第一期以来[[ジェンダー]]描写が取り入れられ(元々はテレビアニメ二代目シリーズディレクターを務めた[[幾原邦彦]]の嗜好によるものと考えられている)、[[同性愛]]や[[トランスジェンダー]]などの[[LGBT]]に対する寛容さなどが時代を先取りしたと言われている。放送開始の翌年には[[バンダイ]]主導でミュージカル化されて12年間上演され、2003年には[[中部日本放送]]([[TBS]]系列)制作で実写ドラマ化された。
 
漫画の本編外に登場する「'''おさぶ'''」は担当編集者の小佐野文雄<ref>{{Cite news|url=http://natalie.mu/comic/pp/sailormoonmusical|title=ミュージカル「美少女戦士セーラームーン-La Reconquista-」DVD発売記念、平光琢也(脚本・演出)、佐橋俊彦(音楽)、小佐野文雄(原作担当編集)の座談会|newspaper=ナタリー|publisher=ナターシャ|accessdate=2015-02-02}}</ref>であり、武内によるとセーラー戦士の「女の子がセーラー服を着て戦う」というコンセプトを発案した人物だった。武内は当初セーラームーンを銀髪にする予定だったが、編集側に「こんな地味な色じゃ表紙に困るんだよ。黄色に塗って」と反対されて現在の黄髪にしたと明かしており、原作ではプリンセス・セレニティやネオ・クイーン・セレニティ、セーラーコスモスは銀髪の設定が残っている。
 
当初から[[玩具]]化を予定していたため、各種アイテムのマテリアルデザインはバンダイ側が行った(漫画とテレビアニメでアイテムが異なる第一期を除く)。この中で名前が分かっているマテリアルデザイナーは、「クリスタルスターコンパクト」「スパイラルハートムーンロッド」「時空のカギ」「タリスマン」「伝説の聖杯(レインボームーンカリス)」など第二期・第三期に登場するアイテムのほとんどを手がけた[[深野洋一]]である。
 
各国40ヶ国で放送され世界的大ヒットの起爆剤となったテレビアニメは、原作漫画を含むメディアミックス作品で最も知名度が高いとされるが、子供向け作品としての放送を考慮したアニメスタッフが設定・ストーリー等に大幅なアレンジを加えた点などに、武内が難色を示したため当時からトラブルが絶えず、[[2000年代]]には武内と東映が利益の取り分を巡り揉めてしまう。最終的に武内が作品の[[版権]]を買い取る形で決着し、個人事務所「プリンセス・ナオコ・プランニング(通称PNP)」を設立。 
 
現在、本作品の版権管理元はPNPにあり、[[コピーライト]]にも版元の講談社の代わりに記述されている。東映CMサイトでは著作権問題となった『[[キャンディ・キャンディ|キャンディ♥キャンディ]]』と同様に本作品は諸問題があり、使用できない旨の記述があったが<ref>[http://www.toei-cm.co.jp/mt_license/ 東映グループ所有コンテンツ]{{deadlink|date=2019年1月}}</ref>、サイト再編後、当該記述は削除された<ref>{{cite web|url=https://toei-cm.co.jp/works/page4.html|title=東映ブランド紹介 |publisher=東映シーエム株式会社|accessdate=2019-1-7}}</ref>。
 
[[2013年]]からは20周年企画が展開され、高級ガチャガチャシリーズや『プレミアムバンダイ』のミラクルロマンスシリーズで大人向けコスメや大人向け玩具、資生堂やGU等の有名ブランドとのコラボ商品が発売されたり、同年に[[ネルケプランニング]]主導で再ミュージカル化、[[2014年]]には東映による新作アニメシリーズが公開され、[[2016年]]には『美少女戦士セーラームーン20周年記念BOOK』が発売された<ref>[http://sailormoon-official.com/comics/news/20thmook160923.php 『20周年記念BOOK』がいよいよ発売開始]</ref>。
 
''2016年より初のオフィシャルファンクラブ[https://prettyguardians.com/ '''Pretty Guardians''']が発足。''
 
[[2017年]]も様々な25周年企画が進行中である。その一環として、初の常設専門店「セーラームーンストア」が[[9月23日]]、[[ラフォーレ原宿]]に開設された<ref>[http://sailormoon-official.com/comics/news/20thmook160923.php セーラームーンストア]</ref><ref>[http://www.asahi.com/articles/ASKB33S99KB3ULFA009.html (ヒット!予感実感)「セーラームーン」の専門ショップ、東京・原宿に][[朝日新聞デジタル]]([[2017年]][[10月5日]])</ref>。
 
== 物語 ==
=== 第一期 ダーク・キングダム編 ===
[[東京]]の[[麻布十番|十番街]]に住む'''[[月野うさぎ]]'''はドジで泣き虫な中学2年生。ある日、うさぎは言葉を喋る不思議な黒猫'''ルナ'''との出会いがきっかけで、愛と正義の[[セーラー服]]美少女戦士「'''セーラームーン'''」に変身し、街を襲う[[妖魔]]と戦うことになる。初めは苦戦していたうさぎだったが、彼女の危機をたびたび救う謎の紳士・'''タキシード仮面'''の存在や、次々と現れる'''セーラー戦士'''の仲間たちに助けられ、妖魔退治を順調に続けていく。
 
ある日、セーラー戦士たちはルナに「'''幻の銀水晶'''」と「'''月のプリンセス'''」を探すという指令を受け、妖魔退治に並行して銀水晶とプリンセス捜索を行うことになる。やがて、妖魔の主クイン・メタリア率いる「'''[[ダーク・キングダム]]'''」やタキシード仮面も銀水晶を探していることが判明し、銀水晶探しは三つ巴の争奪戦に発展していく。
 
ついに幻の銀水晶と月のプリンセスが現れた時、セーラー戦士たちは自分たちが戦士に選ばれた理由を知る。その鍵は、太古の昔に存在した月の王国「'''シルバー・ミレニアム'''」と地球の王国「'''地球国'''」、そして戦士たちの前世の記憶にあった。
 
=== 第二期 ブラック・ムーン編 ===
ダーク・キングダムとの戦いが終わり、タキシード仮面の正体で地球国の王子「'''プリンス・エンディミオン'''」の生まれ変わりである'''[[地場衛]]'''とうさぎがデートしていると、突然空から小さな女の子が落ちてきた。その女の子は「月野うさぎ」を名乗り、うさぎのいとこ・'''[[ちびうさ]]'''として月野家に居候する。生意気なちびうさに振り回されるうさぎだったが、ちびうさは「幻の銀水晶」を探していた。
 
そんな時、太陽系第10番惑星ネメシス<ref group="注">[[太陽系]]第9[[惑星]]とされてきた冥王星の[[準惑星]]への変更は、作品開始後の2006年。ネメシスについては「[[ネメシス (仮説上の恒星)]]」を参照。</ref>のプリンス・デマンド率いる新たな敵「'''[[ブラック・ムーン一族]]'''」が十番街に出現。彼らの狙いは「幻の銀水晶」を奪い、ちびうさを抹殺することだった。再びセーラー戦士に変身したうさぎたちは、ちびうさとブラック・ムーンが未来人であり、ブラック・ムーンが過去の世界を征服して未来を変えようとしていることを知る。
 
ちびうさと謎のセーラー戦士・'''セーラープルート'''の力を借り、未来の世界に向かったうさぎたちは、そこでちびうさの驚くべき正体と自分たちの未来の姿を知ることになる。
 
=== 第三期 デス・バスターズ編 ===
未来での戦いも終わり、セーラー戦士たちは再び平和な日常を取り戻していた。しかし、霊感が強いレイは不穏な予知夢を見て不安になり、街では'''私立無限学園'''の生徒が怪物に次々と襲われる事件が起きる。
 
うさぎたちは無限学園に通う天才レーサーの'''[[天王はるか]]'''と美少女バイオリニストの'''[[海王みちる]]'''と出会い、ちびうさは無限学園のオーナーの娘'''[[土萠ほたる]]'''と親しくなる。同時に異次元宇宙からの新たな敵「'''[[デス・バスターズ]]'''」が現れ、さらに新たな2人のセーラー戦士・'''セーラーウラヌス'''と'''セーラーネプチューン'''が現れた。
 
うさぎとちびうさは「'''伝説の聖杯'''」の力でスーパー戦士への変身を遂げ、デス・バスターズと戦っていくが、やがてちびうさはほたるに隠された重大な秘密を知ることになる。
 
=== 第四期 デッド・ムーン編 ===
ちびうさは未来に帰還する準備を進め、うさぎたちは高校に進学し、夢に向かって新たな生活を送ろうとしていた。
 
そんな矢先、日本で今世紀最大の[[皆既日食]]が起きる。太陽が欠け始めたその瞬間、その光景を公園で見ていたうさぎ、ちびうさ、衛の前に[[ペガサス]]が現れ、助けを求めて消えてしまった。そして新月が太陽を完全に覆い隠し、東京が闇に包まれると「'''[[デッド・ムーン|デッドムーン・サーカス団]]'''」を名乗る[[飛行船]]が現れた。
 
サーカス団が来日した街はお祭り騒ぎとなっており、うさぎたちはどうやらサーカス団が怪しいと警戒し始める。
 
同じ頃、なぜか未来に帰れなくなり月野家の居候を続けていたちびうさは、夢の中で再びペガサス('''エリオス''')に出会い、「地球国の聖石'''ゴールデン・クリスタル'''を解放し、聖地'''エリュシオン'''を救うことができる'''乙女'''」がちびうさであると求められ、小さな1つの鈴を渡されたのだった。
 
=== 第五期 セーラースターズ編 ===
デッド・ムーンとの壮絶な戦いに勝利し、夢と希望に胸を膨らませ、新生活を満喫するうさぎたち。ハーバード留学のため東京を離れる衛を見送るうさぎだが、別れの際に衛は謎の女性によって消滅する。衛を失ったショックから、うさぎは記憶を操作して衛が無事に旅立ったと思い込む。
 
ある日、人気アイドル「'''スリーライツ'''」とみちるのライブコンサートに行くことになったうさぎたちは、「'''[[シャドウ・ギャラクティカ]]'''」と名乗る新たな敵の襲撃を受けるが、彼女たちもうさぎたちと同じ「セーラー戦士」だった。さらに、謎の3人組のセーラー戦士・'''セーラースターライツ'''、'''ちびちび'''と名乗る謎の少女まで現れる。
 
ギャラクシア率いるシャドウ・ギャラクシアによって、仲間のセーラー戦士たちは「'''セーラークリスタル'''」を奪われて消されていく。うさぎは仲間たちのように衛も消されたことを思い出すが、セーラースターライツと彼女たちのプリンセス・'''火球皇女'''やちびちびに支えられ、敵の本拠地がある星の聖地「'''ギャラクシー・コルドロン'''」に向かう。
 
シャドウ・ギャラクティカとの戦いで火球皇女たちを失ったうさぎは、未来から駆けつけたちびうさや'''セーラーカルテット'''と合流し、謎に包まれたちびちびの正体が明かされる。そして戦いは銀河の未来を賭けた決戦にまで発展し、うさぎはかつてない過酷な運命と向き合うこととなる。
 
== 登場人物 ==
{{main|美少女戦士セーラームーンの登場人物}}
 
=== セーラー戦士 ===
[[守護星]]である[[太陽系]]惑星の力を持ち、地球を守る戦士たち。戦闘服は[[セーラー服]]の特徴とフリル[[レオタード]]を合体させたようなデザイン。キャラクター設定は[[西洋占星術]]を元に決められている。
; [[月野うさぎ]](つきの うさぎ)
: 主人公で中学2年生(初登場時)。毛先を垂らした金髪のお団子ツインテールが特徴。愛と正義の星・[[月]]を守護に持ち、月の光を操る神秘の戦士'''セーラームーン'''に変身する。イメージカラーは白と銀色、イメージジュエリーは真珠とムーンストーン。
; [[水野亜美]](みずの あみ)
: [[知能指数|IQ]]300の天才少女で、セーラー戦士たちのブレーン。やや癖のある青髪のセミショートヘアが特徴。水と知性の星・[[水星]]を守護に持ち、水と氷を操る知性の戦士'''セーラーマーキュリー'''に変身する。イメージカラーは水色と青色、イメージジュエリーはサファイア。
; [[火野レイ]](ひの レイ)
: 火川神社の[[巫女]]を務める[[霊感]]少女。紫に近い黒髪のロングヘアが特徴。炎と情熱の星・[[火星]]を守護に持ち、炎と霊力を操る情熱の戦士<ref group="注">これはテレビアニメ発祥で、原作第三期では火の星・火星を守護に持つ戦いの戦士</ref>'''セーラーマーズ'''に変身する。イメージカラーは赤色と赤紫色、イメージジュエリーはルビー。
; [[木野まこと]](きの まこと)
: メンバー1の長身を持つ怪力少女。癖のある茶髪のポニーテールと薔薇のピアスが特徴。雷と勇気の星・[[木星]]を守護に持ち、雷と植物を操る勇気の戦士<ref group="注">これはテレビアニメ発祥で、原作第三期では雷の星・木星を守護に持つ保護の戦士</ref>'''セーラージュピター'''に変身する。イメージカラーは緑色と薔薇色、イメージジュエリーはエメラルド。
; [[愛野美奈子]](あいの みなこ)
: 「セーラーV」として、セーラームーンより先に活動した爆走少女。長い金髪を赤いリボンで結んでいるのが特徴。愛と美の星・[[金星]]を守護に持ち、光と愛の力を操る美貌の戦士'''セーラーヴィーナス'''に変身する。イメージカラーは黄色とオレンジ、イメージジュエリーはトパーズ。
; [[ちびうさ]]
: うさぎと衛の未来の娘。ある事情からうさぎたちの時代にやってきた。ピンク色のお団子ツインテールが特徴。未来の月を守護に持ち、未来の月の光を操る未来の戦士'''セーラーちびムーン'''に変身する。イメージカラーはピンクと白。
: 本名は「うさぎ・スモールレディ・セレニティ」。そのため、ダイアナやセーラープルートからは「スモール・レディ」と呼ばれている。
; [[天王はるか]](てんおう はるか)
: 中性的で華麗な雰囲気の高校生。金髪のショートヘアが特徴。天空の星・[[天王星]]を守護に持ち、風と天空を操る飛翔の戦士<ref group="注">これはテレビアニメ発祥で、原作第三期と『Crystal』では風の星・天王星を守護に持つ天空の戦士</ref>'''セーラーウラヌス'''に変身する。イメージカラーは金とダークブルー(テレビアニメ)と青色(原作)、イメージジュエリーはアンバー。
; [[海王みちる]](かいおう みちる)
: 才色兼備で優雅な雰囲気の高校生。はるかと行動を共にしている。マリンブルーのウェーブヘアが特徴。深海の星・[[海王星]]を守護に持ち、水と海を操る包容の戦士<ref group="注">これはテレビアニメ発祥で、原作第三期と『Crystal』では海の星・海王星を守護に持つ深海の戦士</ref>'''セーラーネプチューン'''に変身する。イメージカラーはエメラルドグリーンとマリンブルー、イメージジュエリーはアクアマリン。
; [[冥王せつな]](めいおう せつな)
: 「時空の扉」を守る神秘的な女性で、現世の姿は女大生(初登場時)。褐色の肌と緑がかった黒髪が特徴。時空の星・[[冥王星]]を守護に持ち、時空と影を操る変革の戦士'''セーラープルート'''に変身する。イメージカラーは黒とミッドナイトブルー、イメージジュエリーはガーネット。
; [[土萠ほたる]](ともえ ほたる)
: 儚げな雰囲気を持つ少女で、紫がかった黒髪のおかっぱが特徴。初登場時は小学6年生で、転生後は小学2年生。沈黙の星・[[土星]]を守護に持ち、破滅と大地を操る誕生の戦士'''セーラーサターン'''に変身する。イメージカラーは紫色と青紫色、イメージジュエリーはフルオライト。
 
=== セーラー戦士の協力者 ===
; [[地場衛]](ちば まもる)
: うさぎの運命の恋の相手。原作では[[サイコメトリー]]、テレビアニメではエナジーから作り出した赤い薔薇を操る'''タキシード仮面'''としてセーラー戦士をサポートする。[[地球]]の王子なので、地球(誕生日上では[[太陽]]も)を守護星に持つ。イメージカラーは黒と金色、イメージジュエリーはゴールド。 公式に『セーラー戦士』ではないため協力者とするが、守護星(地球と太陽)とセーラークリスタル(ゴールデン・クリスタル)を持つ、地球のセーラー戦士に相当する存在である。
; ルナ
: 額に三日月ハゲを持つ、言葉を喋る不思議なメスの黒猫。うさぎのパートナー。
; アルテミス
: 額に三日月ハゲを持つ、言葉を喋る不思議なオスの白猫。美奈子のパートナー。
; ダイアナ
: 額に三日月ハゲを持つ、小さなメスの灰色猫。未来から来たちびうさのパートナーで、ルナとアルテミスの娘。
 
== 基本用語・アイテム ==
: 各登場人物、敵対組織の個別ページも参照。
; セーラー戦士
: [[惑星]]の守護を受ける戦士たち。様々な自然のパワーを操ることができ、その中で得意な力を使用している。覚醒の時は[[守護星]]の[[惑星記号]]が額に浮かぶ。通常セーラー戦士は惑星に一人いるが地球にはいないため、シルバー・ミレニアム崩壊後は地球人に転生した[[太陽系]]惑星のセーラー戦士たちが地球を守っている。原作第四期では、太陽系セーラー戦士全員が守護星のプリンセスと判明した。
: 武内直子は女性のみがセーラー戦士になれると定めている<ref>{{Cite web |url=http://sailormoon.wikia.com/wiki/Sailor_Senshi|title=Sailor Senshi|publisher=Sailor Moon Wiki|accessdate=2017-11-03}}</ref>。変身前が男性の場合は女性化するケースがある(原作漫画における[[ウーラノス]]由来の天王星が守護星であるセーラーウラヌス、テレビアニメにおけるウラヌスの設定を取り入れたセーラースターライツ)。また、地球の王子である地場衛は、公式に戦士ではないが地球のセーラー戦士(セーラーアース)に相当し、例外的に守護星(地球と太陽)とセーラークリスタルを持つ男性である。
: 変身呪文は「'''○○パワー!メイクアップ!'''」で、変身と同時にマニキュアや口紅(テレビアニメ版外部戦士と実写版ムーン)がつく演出がされた。強化フォームは第1形態がスーパーセーラー戦士(スーパー化)、最終形態がエターナルセーラー戦士(エターナル化)。
: 実写ドラマ版以前の公式では、「Sailor Soldier」(DICエンターテイメントによる北米版では[[ガールスカウト]]の意である「Sailor Scout」)と訳されていたが、実写ドラマ版以降「Sailor Guardian」と訳されるようになった。
; セーラースーツ
: セーラー戦士の戦闘服。女学生が着る[[セーラー服]]と、バレエやフィギュアスケートで使われるフリルがついた[[レオタード]]衣装を合わせたようなデザインで、胸と肩にはプロテクターが付いている。グローブとそれぞれデザインが違う靴を着用し、共通アクセサリーはやはりデザインがバラバラのブローチとピアスとチョーカー。専用のアクセサリーには武器を兼ねたものがある。
: テレビアニメではセーラー戦士に変身する際、体に絡みついたリボンがコスチュームに変化する演出がされ、変身を解いた時にリボンがほどけて元の服になる。また、変身を強制解除されると全裸もしくは全裸の上にリボンをまとった状態になる。
: 太陽系セーラー戦士以外のコスチュームデザインは全く違うものだが、襟のセーラーカラーは共通している。
; ティアラ(原作漫画、アニメ、実写全てに登場)
: セーラー戦士の額に装着されている装飾品で、金色のV字型に各イメージカラーの宝石が埋め込まれている。セーラームーンとセーラージュピターは武器として使用した。
: 『劇場版R』以降のテレビアニメでは、セーラー戦士が共鳴する時にティアラの宝石が光る(この時の[[SE]]は変身の時に鳴る音声で、一人ずつ異なる)。
; 幻の銀水晶(原作漫画、アニメ、実写全てに登場)
: かつて太陽系を支配したシルバー・ミレニアムの王族が守護する秘宝。次代のクイーンである月のプリンセスに受け継がれ、所有者の心に応じてあらゆるものを浄化・再生する光を放つ。原作では「銀河を統べる聖石」と呼ばれ、銀河を支配できるほどの無限のエネルギーと凄まじい再生力を持つとされる。通常はドロップ型または丸型の[[水晶]]に似たブリリアントカットの宝石だが、秘めたパワーを解放する時には蕾が咲くように花の形へと開く。
: シルバー・ミレニアム崩壊の際、クイーン・セレニティが銀水晶の力でプリンセス・セレニティたちを未来の地球に転生させ、第一期では「月のプリンセス」が持つ秘宝としてセーラー戦士とタキシード仮面、ダーク・キングダムが探していたが、体内に銀水晶を封印されていたうさぎの涙から結晶化する。第二期のネオ・クイーン・セレニティは銀水晶の力でクリスタル・トーキョーを建国・維持し、後述の過去と未来の銀水晶の他に、ちびうさ(ブラック・レディ)の涙から第三の銀水晶が結晶化した<ref group="注">テレビアニメ第二期では、ちびうさの体内に封じられていたのはネオ・クイーン・セレニティに黙って借りた銀水晶であり、第三期登場以前に自分の銀水晶を獲得したと思われる{{要出典|date=2019年3月}}。</ref>。うさぎとちびうさは普段変身ブローチの中に銀水晶を収納して力を封じており、変身や浄化の際に銀水晶を使用する。
: 邪悪なエナジーを取り除いたり、病気を癒やしたり、死者や破壊されたものを復活させたり、人を長命種に変えたり、使い方によっては星一つを吹き飛ばせるなどの万能の力を持つ。効力の範囲は銀河・時空すらも超えるが、自身の限界以上の力を使用した所有者は死亡してしまう。所有者の魂やエナジーに深く結びついているようで、十分に効力を発揮できるかは所有者の願いや気持ちの強さに大きく左右される。原作の描写では所有者を自動防御する機能があり、セーラープルートの時間停止や宇宙を崩壊させるほどの攻撃等にも耐性がある。実写版では地球を二度に渡って壊滅させてしまった。
: 後にエターナルセーラームーンの銀河最強の浄化力と再生力を持つセーラークリスタル「'''シルバームーン・クリスタル'''」や、エターナルセーラームーンよりも力は劣るエターナルセーラーちびムーンのセーラークリスタル「'''ピンクムーン・クリスタル'''」にパワーアップしている。
: テレビアニメでは、第一期最終回で真のパワーを使い果たした時にかなりの力を失っているらしく、第一期最終回以後ではセーラー戦士たちの星の力を銀水晶に集め、威力を増幅させている。テレビアニメ第五期では太陽系セーラー戦士たちの力の源と言われている。
: 英語版では「Imperial Silver Crystal」と訳されている。
: 銀水晶に名前が近い[[水晶]](クオーツ)は強力な浄化作用を持つ[[パワーストーン]]とされるが、「効能から見て[[セレナイト]](ジプサム)が銀水晶のモデルではないか」という意見も存在するようだ。
; セーラーVゲーム(原作漫画、テレビアニメ無印より)
: 「ゲームセンタークラウン」にある横移動式の[[シューティングゲーム]]で、セーラーVがプレイヤーキャラクターとして登場している。
: 原作では『[[コードネームはセーラーV]]』でアルテミスが用意したゲーム機で、セーラーV時代の美奈子やうさぎが模擬戦闘を行った。ゲーム機を通して美奈子がうさぎやルナにメッセージを送ったり、ゲーム内でセーラーVがムーンスティックを使用する描写がある。ゲーム機が司令室入口のため強力なシールドが張ってあり、クリアスピードが速いと美奈子の変身ペンのアラームが鳴る。ルナが何らかの超常的な力を使い、亜美とうさぎの通信器となる腕時計を景品取り出し口に落としたことがある。
: テレビアニメではゲーム機自体がコンピュータで、その合言葉は「A:'''『月のウサギはお餅つき』'''・B:'''『月のお餅はベタベタしてる』'''・A:'''『焼いたらプーッと膨らんだ!』'''」。コンピュータを通して謎の人物がルナに司令を送っていたが、後に正体はアルテミスだと判明した。
; ルナカラ(実写ドラマ)
: 「カラオケ・クラウン」の基地にあるカラオケ機。常に最新の曲が入っている。
; 聖剣(原作漫画第一期、実写、『Crystal』)
: プリンセスを守る四守護神の剣。原作および『Crystal』では、クリスタル・タワー前の台座に安置される。元々「幻の銀水晶」でできていたが、前世の戦争の際クイン・メタリアに石の剣に変えられていた。クイン・ベリルを倒した際に元の剣の姿に戻り、メタリアを封印する方法が浮き上がった。実写では、Special Act.でのみ登場し、一日だけセーラー戦士になれるアイテムとして登場した。
; 時空の鍵(原作漫画第二期、テレビアニメ『R』)
: セーラープルートが管理する時空を往き来するための鍵<ref>原作第二期Act18より「時間の行き来は残された最後の禁忌(タブー)。それを行うことも、それを知ることさえも、固く禁じられたことなのです」だとセーラープルートに述べられている。</ref>。ガーネット・ロッドの簡易版ミニチュアのような形をしている。ちびうさはこの鍵をプルートから奪って20世紀の地球へやってきた。「時の衛人よ 時空の扉・天空を裂き我に開け放て 我は汝の真の名を呼ぶ 衛人の父クロノスよ 我を導きたまえ 我を守りたまえ 光の道を我に!」という詠唱がつき、「時空の扉」に通じる光の洪水を作り出す。
; 「過去の銀水晶」と「未来の銀水晶」(原作漫画第二期、テレビアニメ『R』)
: うさぎの銀水晶とちびうさが30世紀から持ち出したネオ・クイーン・セレニティ(未来のうさぎ)の銀水晶のこと。
: 原作の設定では、違う時間軸の同一人物が持つ銀水晶は同時に存在を許されず、この2つを接触させると世界が滅びてしまう。
; [[メシア]](原作漫画第三期、テレビアニメ「S」)
: 漢字で「[[救世主]]」と表記。原作では「沈黙の鎌」が振り下ろされた後の地球を再生させる、ネオ・クイーン・セレニティのこと。
: テレビアニメでは「'''沈黙のメシア'''」と呼ばれ、善悪関係なく「伝説の聖杯」を真に使いこなす人物を指す。
; 魔具(タリスマン)(原作漫画第三期・テレビアニメ「S」)
: 三種の神器に由来する外部三戦士の武器で、セーラーウラヌスのスペース・ソード(攻撃を司る剣)、セーラーネプチューンのディープ・アクアミラー(探知を司る手鏡)、セーラープルートのガーネット・オーブ(時空を司る宝珠)のこと。モチーフは「[[三種の神器]]」。タリスマンは「[[お守り]]」のことで、原作の土萠ほたるが持つ「アミュレット」と意味は同じ。
: 原作および『Crystal』では、通常出会うはずがない3人のタリスマンが揃った時に共鳴してセーラーサターンが目覚め、セーラームーンの「心を一つに」という呼びかけに応じて共鳴し、後述の伝説の聖杯に力を与えた。
: テレビアニメでは「伝説の聖杯」の鍵であり、選ばれた人間のピュアな心の結晶が変化したもの<ref group="注">実は外部太陽系三戦士のピュアな心に隠されていたもの。</ref>。ユージアルの捕獲銃に撃たれたウラヌスとネプチューンの体内から出現、プルートのタリスマンと共鳴してピュアな心から分離し、その後それぞれの武器となる。これはウラヌスとネプチューンのタリスマンは転生する時に彼女たちのピュアな心と同化し、転生の時にそのことを忘れてしまったため<ref>『なかよしメディアブックス&アニメアルバム44 美少女戦士セーラームーンS II』第39頁より。</ref>。そして、3つのタリスマンが集まった時、伝説の聖杯が出現する。
; 伝説の聖杯(原作漫画第三期、テレビアニメ「S」)
: セーラームーンがスーパーセーラームーンに一時的に二段変身するアイテム。モチーフは「[[聖杯伝説]]」。テレビアニメ設定資料の名前は「レインボー・ムーン・カリス」。
: 原作ではスーパーセーラームーンと聖杯の話を母に聞かされていたちびうさが、図工の宿題で聖杯を再現しようと考え、うさぎと衛が手伝って完成した作品が変化した。聖杯に内部太陽系戦士が星の力を、外部太陽系戦士がタリスマンの力を集めてセーラームーンがスーパー化する。前後してセーラーちびムーンが「セーラームーンのようになりたい」と祈りを捧げ、もう一つの聖杯が出現してちびムーンをスーパー化させた。
: テレビアニメでは3つのタリスマンが集結した時に出現するアイテムで、全ての感情を最高レベルまで高めたピュアな心の純結晶体。聖杯を手に入れた人物が「真のメシア」になれると言われており、外部太陽系三戦士とデス・バスターズが探していた。出現後は聖杯でスーパー変身できるセーラームーンが一時的に預かっていた。30世紀の博物館に飾られていたらしく、ちびうさが美術教室で再現している。聖杯を超える力を手に入れるには、より純粋なピュアな心を探す必要がある。
; 乙女(原作漫画第四期、テレビアニメ「SuperS」)
: 「プリンセス・レディ・セレニティ」を名乗る大人の女性がエリオスに授けた啓示の中に登場する、ゴールデン・クリスタルの封印を解く鍵になる「美しい夢を持つ月の光に守られたプリンセスにして戦士」。ゴールデン・クリスタルの封印を解いたのはうさぎだったが、エリオスに啓示を授けた「乙女」は成長したちびうさだった。
: テレビアニメでは、ネヘレニアに囚われたエリオスが見た、光を持つちびうさのこと。
; ゴールデン・クリスタル(原作漫画第四期以降、テレビアニメ第四期)
: 原作ではゴールデン・キングダムの聖石で、ゴールデン・キングダムが滅びて以来行方不明だった。実はうさぎの「幻の銀水晶」のように、地球のプリンスである衛の体内に眠っていた彼のセーラークリスタルであり、衛が変身するタキシード仮面の力の源だった。見た目は「幻の銀水晶」が花開いた形によく似ている。
: テレビアニメでは「黄金水晶」と表記。エリオスが角に宿して守護する地球の人々の夢の結晶で、[[デッド・ムーン]]に狙われていた。ネヘレニアによると、暗黒の力でも美しい夢の力でも輝かせることができるエネルギーの集約装置である。ブリリアントカットのひし形の結晶で、発動する時にはその中の小さな石が輝く。
; 聖石(原作漫画第四期〜)
: 絶大なエネルギーを持つ宝石のことで、「クリスタル」と読む。大抵はうさぎの「幻の銀水晶」を指すが、うさぎの「幻の銀水晶」と衛の「ゴールデン・クリスタル」をまとめて指すこともある。
; ホーリー・ムーン・カリス(原作漫画第四期、テレビアニメ『スターズ』)
: 壊れた「伝説の聖杯」に代わり、新しく誕生した聖杯。ロッドの「エターナルティアル」に取り付けて使用。
: 原作ではセーラームーンがエターナルセーラームーンに変身するアイテム。セーラー戦士たちを守護星のプリンセスに変身させ、聖杯に各守護星の城の力をそそぎ込み、セーラームーンをエターナル化させた。
: テレビアニメでは、セーラーちびちびムーンが初めて変身した時に出現した。
; セーラークリスタル(原作漫画第四期〜)
: ハート型の宝石に似たアイテム。セーラー戦士たちはこの石を手に入れてスーパー化し、変身アイテムとして使用する。第五期ではエターナル化に伴い星型に変わった。
: 第五期でスターシードから進化したセーラー戦士の力の源であり、死んで生まれ変わった後も残り続けるものだと判明した。これを奪われると、肉体が消滅して死に等しい状態になる。エターナルセーラームーンによると「破壊や戦いのためじゃなく、平和と幸せと再生のためにある」。
; 守護力精霊(セーラーパワーガーディアン。原作漫画第四期)
: セーラー戦士の力を司る守護精霊で、セーラー戦士をミニチュア化した姿をしている。原作では亜美とまことがこの精霊からセーラークリスタルを授かった。セーラー戦士の分身のような存在で、普段は各守護星の城を管理している。
 
== 作中に登場する地名 ==
ファンタジー要素を除けば、ほとんどは現実の[[東京都]][[港区 (東京都)|港区]][[麻布十番]]周辺に実在する施設などをモデルにしている。
 
=== 第一期 ===
; [[日本の商店街一覧#麻布十番商店街|麻布十番商店街]](原作漫画、テレビアニメより)
: 東京都港区麻布十番に実在する[[商店街]]。シリーズ通しての主な舞台で、うさぎたちの地元。テレビアニメでは十番町商店街として登場する。
; 港区立十番中学校(原作漫画、アニメ、実写全てに登場)
: うさぎと亜美とまことが通う中学校。登場する学校の多くに共通するが、クラス替えは存在せず、ピアスやブローチの着用は校則に違反しない様子。モデルは東京都港区に実在した[[港区立六本木中学校|港区立城南中学校]]。実写ドラマのロケ地は東京都新宿区の[[目白学園]]<ref>
{{Cite web |url=http://loca.ash.jp/show/2003/s2003_sailormoon.htm
|title=美少女戦士セーラームーン ロケ地ガイド |accessdate=2017-10-06}}</ref>。
; [[一の橋公園]](原作漫画、実写より)
: 東京都港区麻布十番に実在する[[公園]]。待ち合わせ場所にしたり、テレポートを行ったりと、シリーズを通して比較的重要な場所となる。
; 十番公園(テレビアニメ)
: 東京都港区にある公園。原作よりも重要度は低い。
; ジュエリーOSA・P(原作漫画、アニメより)
: 大阪なるの母親が経営する宝石店。セーラームーンの初陣の場所でもある<ref group="注">実写での初陣の場所は[[ルネサンスホール]]。</ref>。OSA・P(オサピー)の由来は、原作者の担当のニックネーム「おさぶ」から。モデルは港区麻布十番に存在する[[ジュールA]]<ref>「美少女戦士セーラームーン聖地巡礼マップ」より。</ref>。
; クラウン(原作漫画、アニメ、実写全てに登場)
: [[美少女戦士セーラームーンの登場人物#その他|古幡元基]]がアルバイトをしている場所で、古幡兄妹の父が経営している。原作、アニメでは[[ゲームセンター]]。実写では[[カラオケルーム]]。モデルは港区麻布十番に存在した同名のパチンコ屋(現在は閉店)。実写ドラマロケ地に使われたのは吉祥寺にあるカラオケ館吉祥寺北口店。
: 原作および『Crystal』では「セーラーVゲーム」機があり、強力なシールドを張った地下に、月のホストコンピュータ(=旧版、新装版ではメインシステム)とつながった司令室がある。
: テレビアニメでは、「セーラーVゲーム」自体がコンピュータとなっていたため、司令室はない。
: 実写では、強力なシールドを張った基地がある。基地への入り口はレジカウンターの近くだが、戦士以外は誰も気づかない。
; フルーツパーラー クラウン(原作漫画、テレビアニメ)
: [[美少女戦士セーラームーンの登場人物#その他|古幡宇奈月]]がアルバイトしている[[喫茶店]]で、「クラウン」と同じく古幡兄妹の父が経営している。うさぎたちの集合場所のひとつ。モデルは港区南麻布に存在するまるみや青果(クラウン マスクメロンという看板がある)。
; 仙台坂上のバス停(原作漫画第一期、アニメ第一期)
:「魔の6時のバス」に乗ると、存在しないはずの6本目の坂に着くという[[都市伝説]]があった。実際はジェダイトによる行方不明事件。
; 火川神社(原作漫画、アニメ、実写全てに登場)
: 十番街の外れの[[仙台坂]]上付近にある[[神社]]で、レイの家。テレビアニメでは原作における「司令室」のような場所で、作戦会議やテレポート、勉強会などに使用されるなど、シリーズを通して比較的重要な場所。
: 原作のモデルは東京都港区元麻布の[[氷川神社 (東京都港区元麻布)|氷川神社]]。テレビアニメのモデルは東京都港区赤坂の[[赤坂氷川神社]]。実写ドラマのロケ地に使用されたのは東京都渋谷区の[[渋谷氷川神社]]。
; T・A女学院(原作漫画、アニメ、実写全てに登場)
: レイと宇奈月と更科ことのが通っている、[[キリスト教主義学校|ミッション系]]一貫教育の私立女学校。原作ではお嬢様学校として知られ、お嬢様口調の会話が基本で、シスターが存在する。モデルは港区六本木に存在する[[東洋英和女学院]]。
; 私立元麻布高校(原作漫画第二期、『Crystal』、実写ドラマ)
: 衛と浅沼一等が通う高校で、偏差値90の超進学校。中学校もあることが第二期で判明する。都内でいちばん歴史のある私立の名門校。ネクタイが中等部と高等部とで違っている。衛によると、「やる気のあるやつだけが生き残れる、ハングリーできたねえ学校」。モデルは港区麻布十番に存在する[[麻布中学校・高等学校]]。
; [[東京国際空港|羽田空港]](テレビアニメ第一期)
: テレビアニメにおける、セーラー戦士とジェダイトの最終決戦の場所。東京都大田区に実在。
; D国大使館(原作漫画第一期、アニメ第一期より)
: 仙台坂下(原作)にある、世界最大の宝石産出国「D国」(テレビアニメではダイヤモンド国)の[[大使館]]。プリンセスD(テレビアニメではダイヤ王女)が来日時に滞在し、彼女の「幻の秘宝」が公開される舞踏会が開催された。
; [[晴れの海]](マーレ・セレニタティス)(原作漫画第一期、『Crystal』)
: 「[[月の海]]」と呼ばれる場所のひとつ。かつてシルバー・ミレニアムが存在していた場所で、廃墟となったシルバー・ミレニアムの神殿の残骸が残されている。
:「晴れの海」の英語名は「Sea of Serenity」で、プリンセス(クイーン)・セレニティの由来とも言われる。
; シルバー・ミレニアム(原作漫画、アニメ、実写全てに登場)
: かつて月に存在した王国で、うさぎの前世プリンセス・セレニティの生まれ故郷。太陽系を支配し、「地球の生命の進化を'''見守る'''役目」を持っていた。代々王女が一人産まれるので女王制で、王家の額には黄金の三日月の印がある。
:王家は銀河を統べる聖石「幻の銀水晶」を守護し、その力で月の住人は千年の寿命と平和を謳歌しているので、「月の千年帝国」という異名を持つ。敵勢力にシルバー・ミレニアムの一族は「白い月」と呼ばれる。「月の住人と地球の住人は通じてはならない」という神に決められた掟があったが、プリンセス・セレニティとプリンセス・エンディミオンがそれを破ってしまう。
: クイン・メタリアに操られたクイン・ベリルと地球の人々の侵攻により滅亡し、プリンセス・セレニティとクイーン・セレニティもその際に命を落とした。
:実写版ではドーム型の結界の中に包まれており、「月の王国」と呼ばれる。
; ムーン・キャッスル(原作漫画第一期、アニメ第一期より)
: 「晴れの海」に立つシルバー・ミレニアムの宮殿。前世の滅亡時に石化して崩れ落ちたが、原作と『Crystal』では、メタリア封印時の祈りで蘇った。第三期劇場版『かぐや姫の恋人』の、ルナ・プロジェクトで発見されたかどうかは不明である。
; クリスタル・タワー(原作漫画第一期、『Crystal』)
: クイーンのみ入ることを許されるムーン・キャッスルの中心部「祈りの間」に存在する、水晶でできた「祈りの塔」。危機が起こった時、祈りを捧げると月が守ってくれると言い伝えられている。初登場時は途中で折れていたが、終盤のムーンの祈りを受けて成長する。
: 正面手前にある、後述の聖剣が封印されていた台座には、コンピュータに移されたクイーン・セレニティの意思をホログラム化するシステムがある。
; 地球国(原作漫画、アニメ第一期より)
: かつて地球に存在した王国。衛の前世プリンス・エンディミオンの生まれ故郷でもある。第四期で「'''ゴールデン・キングダム'''」という名前があることが判明しており<ref group="注">しかし、連載終了後に発売された新装版でも、第一期では言及されない。</ref>、聖地エリュシオンに存在し、エンディミオンの「ゴールデン・クリスタル」に守られていたことが明かされている。
: 地球国の人々はクイン・メタリアに月の住人の不老長寿に対する嫉妬を利用され、「地球の生命の進化を'''一方的に監視する'''」月の王国への反感を植え付けられて操られ、[[ダーク・キングダム]]に乗っ取られてしまう。長寿をもたらす「幻の銀水晶」を目的に月を侵攻したが、シルバー・ミレニアムの滅亡と同時に滅亡した。
; [[東京タワー]](原作漫画第一期、『Crystal』)
: 港区芝公園にあるテレビ電波塔。ゾイサイトやクンツァイトが奪った大量のエナジーを集めるのに利用した場所。月のプリンセスと「幻の銀水晶」が出現した。
; スターライト・タワー(テレビアニメ第一期)
: ベイエリアにある、ゾイサイトがタキシード仮面を呼び出して「虹水晶」を奪った場所。ここでセーラームーンとタキシード仮面の両者はお互いの正体を明かすことになる。この場所で「幻の銀水晶」と月のプリンセスが出現した。クンツァイトとの戦闘で崩壊し廃墟となった。
; KO大学(原作漫画、『Crystal』)
: 古幡元基と[[美少女戦士セーラームーンの登場人物#その他|西村レイカ]]などが通う大学。クイン・ベリルに操られた衛が、元基の親友の遠藤を暗殺して(『Crystal』では記憶を消して)成り代わった時に自己紹介した大学名。
: 第三期でせつなが、第四期では衛が入学する。モデルは東京都港区に存在する[[慶應義塾大学]]三田キャンパス。また、原作者の武内直子は後に慶應大に吸収合併された[[共立薬科大学]]卒。
; 麻布工業大学(テレビアニメ)
:衛と元基とレイカが通っている大学。
; 港区立十番病院(テレビアニメ第一期以降、 実写版)
; 明和大学病院(実写版)
: テレビアニメでは、亜美の母親が勤務する[[病院]]。
: 実写ドラマでの港区立十番病院は、美奈子(Special Act.ではレイ)が入院した病院として登場する。
; 超次元空間(原作漫画第一期、『Crystal』)
: クラウンの司令室での戦いの際、クラウン一帯が破壊されるのを避けるためにマーキュリーが呼び出した。
 
=== 第二期 ===
; [[有栖川宮記念公園]](原作漫画第二期、『Crystal』)
: 東京都港区[[南麻布]]に実在する公園。ちびうさが初登場時に逃げ込んだ場所。
; 港区立十番小学校(原作漫画第二期、テレビアニメ第二期後半)
: ちびうさが通う小学校で、月野進悟も通っている。原作第四期からは土萠ほたるも通い始めた。モデルは東京都港区に存在する[[港区立南山小学校]]。
; 時空の扉(原作漫画第二期、アニメ第二期)
: セーラープルートが守護する過去と未来の世界をつなぐ扉。ムーン・キャッスルの奥やクリスタル・パレスの一角にもある。
; 時空の狭間(原作漫画・テレビアニメ第二期)
: 時空と時空との間に存在する。時空の鍵を持っていないと永遠に彷徨うことになる。原作では距離や方向の概念がなく、所々に時空の暗黒の落とし穴が口を開いている。その先は誰も行ったことの無い禁じられた場所「時空の深遠」があり、強い暗黒と嵐が吹き荒れているらしい。テレビアニメでは、時空と時空をつなぐ「時空の回廊」が存在する。
; クリスタル・トーキョー(原作漫画・テレビアニメ第二期)
: 30世紀の未来の地球で、ちびうさの生まれ故郷。うさぎが「幻の銀水晶」の力で地球に築いた水晶の未来都市で、ネオ・クイーン・セレニティ(未来のうさぎ)とキング・エンディミオン(未来の衛)に統治されている。麻布十番に存在し、中心地にはシルバー・ミレニアムが再興されている。都市を守っていた「幻の銀水晶」が消えた隙に侵入したブラック・ムーンに攻撃され、死の都市になってしまった。
: 原作では、「幻の銀水晶」の力で地球人はかつての月の住人と同じように、千年の寿命と争いのない平和な生活を満喫している。
: テレビアニメでは、20世紀の地球が突然「大変動」に襲われてコールドスリープし、30世紀にうさぎが「幻の銀水晶」の力で目覚めさせて出来た都市である。
; クリスタル・パレス(原作漫画第二期、テレビアニメ第二期後半)
:「幻の銀水晶」でできたクリスタル・トーキョーの不落の城。シルバー・ミレニアムの一族のみ入ることができ、ネオ・クイーン・セレニティ、キング・エンディミオン、ちびうさ、内部太陽系戦士、セーラープルート(原作)が住んでいる。パレスの中で一番高いクリスタルの塔に、ムーン・キャッスルを模した建物が存在する。
 
=== 第三期 ===
; 無限[[三角洲]](原作漫画第三期、『Crystal』)
: 東京湾埋め立てプロジェクトの中心地で港区にあり、中心にある「無限洲」と、それを囲むようにして存在する「天王洲」「海王洲」「冥王洲」のこと。全て河口を埋め立てて造られており、4つを併せた形は正三角形をしている。無限洲駅が存在する。また、前述のオメガエリアが展開されていた。なお、「天王洲」は東京都品川区天王洲とは別物であるが、モデルではある。
; [[コンドミニアム]]タワー(原作漫画第三期、『Crystal』)
: コンドミニアムとは「分譲物件」のことで、作中では「無限洲」を囲む、「天王洲」「海王洲」「冥王洲」に1棟ずつある高級タワーマンション(家賃月100万円)を指す。
: はるか、みちる、せつなの3人は、「無限洲」を見張るため、それぞれのコンドミニアムタワーで暮らしていた。3人の部屋番号は、誕生日に1,000を加えた番号(はるか:誕生日1月27日→部屋番号:1127、みちる:誕生日3月6日→部屋番号:1306)、または誕生日の[[アナグラム]](せつな:誕生日10月29日→部屋番号:1209)である。モデルは港区に存在するタイムズニューピア竹芝ノースタワー。
; ムゲン・C・パーク(原作漫画第三期、『Crystal』)
: 「無限洲」にできたテーマパークのこと。海の上に[[ジェットコースター]]がある。ちびうさとそのクラスメート、衛、浅沼が遊びに来た。
; J医科大学病院(原作漫画第三期)
: 亜美の母親が勤める病院で、聖体を抜き取られたちびうさが運び込まれた。モデルは港区に実在し、原作者が薬剤師として勤務していた[[東京慈恵会医科大学|慈恵医科大学病院]]。また、原作版『[[劇場版美少女戦士セーラームーンS|かぐや姫の恋人]]』で宇宙翔が入院した。
; 見原台総合病院(テレビアニメ第三期)
: 正気を取り戻した土萠教授が入院している病院。
 
=== 第四期 ===
; 都立十番高校(原作漫画第四期、テレビアニメ第五期)
: うさぎたちの通う高校。中学から一緒の亜美とまことの他に、美奈子も入学した。原作第三期初期設定では無限学園編入前のはるかも通っていた(後にみちると編入。女子制服で通学する)。モデルは港区に存在する都立六本木高校。 
; 聖地エリュシオン(原作漫画第四期、テレビアニメ第四期)
: かつてゴールデン・キングダムがあった場所で地球の心臓部。緑豊かな森に囲まれた湖の中心に神殿が立っている。祭司エリオスと巫女のメナードたちに守護されており、中心地の「祈りの塔」でエリオスが啓示を受ける。白薔薇が咲きみだれ(登場当初はネヘレニアの呪いによって黒く変色し、枯れかけだった)、大地には浄化作用がある。エリュシオン・地球・エンディミオン(衛)・エリオスは心と体が繋がっている。[[エリュシオン]]とは、ギリシャ語で「楽園」を意味する。
: テレビアニメでは、水晶でできた「夢の森」の奥に存在する場所らしい。地上の人々の美しい夢に支えられた世界で、その夢の力を借りてネヘレニアを封印していた。エリオスはエリュシオンから地上の人々の美しい夢を見守り、ゴールデン・クリスタルを守護する者である。「夢の森」にはペガサスが潜み、後にアマゾン・トリオの魂が匿われた。
; カレイドスコープ昔館(原作漫画第四期)
: うさぎとちびうさが衛に万華鏡を買ってもらった店。港区麻布十番に実在する。
 
; セーラープリンセスの城(原作漫画第四期〜)
: 太陽系セーラー戦士がそれぞれの星に持つ城で、セーラー戦士になった時にクイーン・セレニティから授けられた。普段は守護力精霊(セーラーパワーガーディアン)が管理している。新たな聖杯が現れ、力を注ぎ込む際、それぞれが自分の城(セーラームーンのムーン・キャッスル以外は[[衛星]]の名前がついている)の名前を唱えているが、ちびムーンのみ「30世紀のクリスタル・パレスよ!」と言っている。
: 第五期では、外部戦士の城に、ムーンとスターライツ、火球がたどり着いた際、ギャラクシア勢力との戦闘が、[[ホログラム]]の情報として流されていた。
 
=== 第五期 ===
; 丹桂王国(原作漫画第五期)
: スターライツと火球皇女の故郷「キンモク星」の王国。ギャラクシアに滅ぼされて皇女は地球に逃れ、スターライツは皇女を探す目的で少年アイドルの「スリーライツ」として活動する。
: 名前は[[金木犀]](キンモク星)の中国名「丹桂」に由来し、「月には桂の木(金木犀)が生えている」という中国の民話に起因すると言われている。
 
; 30世紀以上の遥か未来時代(原作漫画第五期)
: 原作の第五期終盤以上では、プリンセス・レディ・セレニティ(未来のセーラーちびムーン)が新たなクリスタル・トーキョーの女王クイーン・レディ・セレニティになった直後の物語らしく、今から60世紀以上にて宇宙の聖地「ギャラクシー・コルドロン」に守護するセーラーコスモス(未来のセーラームーン)は巨大化したセーラーカオスとの激しい戦いを逃れるためにタイムトラベルをした。ところが、そのセーラーカオスに30世紀以上の未来時代を滅ぼされてセーラー戦士の子孫達の「スターシードの生命」を飲み込み全滅されてしまったらしい。{{要出典|date=2019年3月}}
 
; ハンマープライス堂(原作漫画第五期番外編)
: 凡松浦マコトなる人物が経営している[[質屋]]。一等地にあるため悪質な[[地上げ]]に遭っていた。[[関東大震災]]でもびくともしなかったという蔵から地霊(ゲニウス・ロキ)「オタクーラ」が現れる。事件解決後、立派な高層ビルに建て変わる。シンボルは翼を広げたワシの飾りだが、事件解決後は、翼部分のみエターナルセーラームーンの翼を模した物に変わっている。モデルは港区麻布十番に実在する大黒屋麻布店。
 
=== 劇場版・実写版・ミュージカル ===
; [[小惑星]]([[劇場版美少女戦士セーラームーンR]])
: 地球に接近した小惑星。フィオレが軌道を変えて地球に衝突しそうになり、セーラー戦士たちと衛にパワーを貰ったうさぎの銀水晶の力で破壊されるが、銀水晶は砕けてしまった。
: 該当シーンは「[[機動戦士ガンダム 逆襲のシャア]]」のオマージュである。
; 彗星スノー・カグヤ(原作漫画番外編および劇場版『[[劇場版美少女戦士セーラームーンS|かぐや姫の恋人]]』)
: 宇宙翔が発見した[[彗星]]。月からやってきたように見えたため、この名前をつけられた。
: 実は45億年前の原始太陽系の頃に地球の支配を狙い、シルバー・ミレニアムに追い払われていた。そのため、長い放浪を経て再度地球を支配するべく、地球に衝突する軌道をとる。
: また、自分の分身であるスノー・ダンサーたちを使い、人々を幸せな夢に閉じ込めようとした。
; ブラック・ドリーム・ホール(原作漫画番外編および劇場版『[[劇場版美少女戦士セーラームーンSuperS|ブラック・ドリーム・ホールの奇跡]]』)
: エネルギーでできた巨大な[[ブラックホール]]。異世界の魔女・バディヤーヌが妖精ププランたちに笛の音で呼び出させ、夢の棺に閉じこめた地球の全ての子供たちの見る夢から、シュガーエナジーを吸取・成長して地球を呑む。セーラー戦士たちのエナジーも同時に吸い込み力を得ている。正体はバディヤーヌが巨大な炎の玉と一体化した姿。
 
; マジパンヌ・キャッスル(原作漫画番外編および劇場版『ブラック・ドリーム・ホール』)
: ブラック・ドリーム・ホールの本拠地。雲海の中に隱されていた巨大な塔の城。笛の音に応えるように出現していた。
; ルネサンスホール(実写ドラマ)
: 大阪なるの母親が新作のジュエリーデザイン発表をする会場。セーラームーンの初陣の場所でもある。
; アルトゥカ帝国(バンダイミュージカル『かぐや島伝説』)
: 5000年前に存在した地球の王国。太陽系の輝きを妬んだ彗星コアトルが地球に衝突しようとした時、月のプリンセスが「幻の銀水晶」の力でコアトルの軌道をずらして地球を守るが、その余波による津波に飲まれて壊滅した。生き残りは王女のルーフ・メロウ、セルキー、カーン、クラーケン、サーペン。
; かぐや島(バンダイミュージカル『かぐや島伝説」)
: アルトゥカ帝国に残った一つの島。ダーク・プラズマン一味が「宝石が採れる島への宝探しツアー」と称し、セーラー戦士9人と衛たちをおびき出した。
 
== 番外編 ==
=== コードネームはセーラーV ===
{{main|コードネームはセーラーV}}
本作品の母体となった作品で、[[愛野美奈子]]が主人公。ダーク・キングダムとの戦いより前の時系列で、中学1年生の美奈子がセーラーVとして目醒め、前世の記憶を取り戻し、セーラーヴィーナスとして覚醒するまでのストーリー。
 
=== ちびうさ絵日記 ===
『なかよし』の姉妹誌である『[[るんるん (講談社)|るんるん]]』に連載された、ちびうさの日常を描いた作品。全3作([[とんねるずのハンマープライス|TVオークション]]での落札者用に描かれた「ヒミツのハンマープライス堂」を含めれば全4作)。
 
「ちびうさ絵日記(番外編)」はテレビアニメ第4シリーズSuperSのテレビスペシャルにて『ちびうさの冒険! 恐怖、吸血鬼の館』のタイトルでアニメ化され、「ちびうさ絵日記(虫歯編)」はSuperSの153話『恐怖の歯医者さん? パラパラの館』でほぼ同様の内容のストーリーがアニメ化されている。普段は攻撃力がそれほどでもないちびうさの必殺技も、第2作と第3作では敵を一撃で倒すほどの実力を持つ。
 
{| class="wikitable" align="center" style="text-align:center;font-size:small;"
!収録巻!!話数!!サブタイトル!!掲載
|-
|5||第1話||ちびうさ絵日記(番外編)||1993年7月号
|-
|10||第2話||七夕カウント・ダウンにご用心の巻||[[1994年]]7月号
|-
|15||第3話||ちびうさ絵日記(虫歯編)||[[1995年]]3月号
|-
|17||第4話||ヒミツのハンマープライズ堂の巻||[[1996年]]8月号
|}
 
=== かぐや姫の恋人 ===
うさぎのパートナーである黒猫のルナに焦点を置いたストーリー。1994年東映制作の映画『[[劇場版美少女戦士セーラームーンS]] 』の原作で、同時に執筆された作品。漫画版はKCなかよしデラックスとして特別製本の単行本で発売された後、本編コミックス第11巻に収められた。
 
{| class="wikitable" align="center" style="text-align:center;font-size:small;"
!収録巻!!サブタイトル!!掲載
|-
|11||かぐや姫の恋人||1994年11月描き下ろし
|}
 
=== カサブランカ・メモリー ===
火野レイが主役のエピソード。あまり語られることのないレイの家庭環境と初めての恋愛を知ることができる。本編コミックス第11巻に収められた。
 
{| class="wikitable" align="center" style="text-align:center;font-size:small;"
!収録巻!!サブタイトル!!掲載
|-
|11||カサブランカ・メモリー||1993年9月号
|}
 
=== 受験戦争編 ===
本編主人公である「月野うさぎ」以外のセーラー戦士である「水野亜美」「木野まこと」「火野レイ」「愛野美奈子」をそれぞれ主人公とした[[スピンオフ]]連作短編で『[[るんるん (講談社)|るんるん]]』(講談社)に短期連載された。ストーリーは全て[[高校受験]]に絡めたストーリーとなっている。
 
『まこちゃんのユーウツ』(5月号掲載)、『[[亜美ちゃんの初恋]]』(7月号掲載)、『レイと美奈子の女子校バトル』(11月号掲載)の3作。旧版単行本13巻に所収。「亜美ちゃんの初恋」は短編発表の同年に全国東映系でアニメーション映画『[[美少女戦士セーラームーンSuperS セーラー9戦士集結!ブラック・ドリーム・ホールの奇跡|セーラームーンSuperS]]』の併映作品として劇場アニメ化・公開されている。
{| class="wikitable" align="center" style="text-align:center;font-size:small;"
!収録巻!!話数!!サブタイトル!!掲載
|-
|rowspan="3"|13||第1話||まこちゃんのユーウツ||1995年5月号
|-
|第2話||亜美ちゃんの初恋||1995年7月号
|-
|第3話||レイと美奈子の女子高バトル||1995年11月号
|}
 
=== ぱられる せぇらぁむ〜ん ===
結婚した月野うさぎ、水野亜美(夫婦とも勤務医)、火野レイ(神社で巫女をしており、夫は神主兼教師)、木野まこと(夢だった自分の店(花屋かケーキ屋かは不明)を持つ)、愛野美奈子(夫はお笑い番組担当の[[アシスタントディレクター|AD]])らの子供たちが登場する短編漫画。子供たちの名前は月野こうさぎ、水野あみ、火野れい、木野マコ、愛野ミナで、全員小学校3年生(ちびうさ、ほたるは中学校3年生になっている)。夫は全員婿養子らしい。舞台は「とある次元のとある星」となっているため、[[パラレルワールド]]の物語である可能性がある。
 
『美少女戦士セーラームーン 設定資料集』に収録された。後に『美少女戦士セーラームーンショートストーリーズ2』にも再録されている。
 
== メディアミックス展開 ==
連載と並行して1992年から[[東映動画]]制作のテレビアニメ化がされ、劇場アニメ化、ゲーム化、カセットコレクションも制作された。1993年に[[バンダイ]]制作でテレビアニメ版をベースにミュージカル化がされ、2003年には原作漫画版をベースにしたテレビドラマ化もされた。
 
[[2012年]][[7月6日]]に行われた『20周年記念トークイベント』で、「セーラームーン誕生20周年記念作品」として原作漫画に忠実な新作アニメが[[2013年]]夏に公開されると発表され、その後幾度の延期を経て、[[2014年]]7月より『[[美少女戦士セーラームーンCrystal]]』のタイトルで始めに[[Webアニメ]]として公開され、後に[[テレビアニメ]]としても公開された<ref name="newanime" group="注">現在{{いつ|date=2019年6月}}までのところ、第3期のデス・バスターズ編まで公開されている。</ref>。また、20周年記念プロジェクトの一環として、後述の[[S.H.Figuarts]]による[[アクションフィギュア]]化、[[ネルケプランニング]]による原作をベースにしたミュージカル版制作が発表されている。[[2018年]]には漫画をベースにしたノベライズが発売された。
 
=== アニメ ===
; 『美少女戦士セーラームーン』
1992年から1997年にかけ、[[テレビ朝日]]系で[[東映アニメーション|東映動画]]制作によるテレビアニメ5作品が全200話放映され、劇場版も複数制作された。
 
ポップな可愛らしいキャラクターデザインとなり、大衆向けに残酷な描写が削除され、設定・キャラクターなどがコミカルで親しみやすいものに大幅アレンジされており、後継の作品に多大な影響を与えた。 
 
{{main|美少女戦士セーラームーン (テレビアニメ)}}
 
; 『美少女戦士セーラームーンCrystal』
2014年7月から東映アニメーション制作による[[Webアニメ]]がネット配信され、後にテレビアニメ([[深夜アニメ]])としても放送された。[[2017年]]現在では深夜枠で第3期まで放送され、第4期の劇場アニメ化が予定されている。
 
前述のテレビアニメのリメイクではなく、「原作漫画に忠実なアニメ化」をコンセプトにしているが、一部独自の設定とストーリーが含まれている。
 
{{main|美少女戦士セーラームーンCrystal}}
 
=== ゲーム ===
本作品を題材とした各種ゲーム作品。家庭用ゲーム機以外にも[[アーケードゲーム]]が製作された。
{{main|美少女戦士セーラームーン (ゲーム)}}
 
=== ミュージカル ===
1993年から2005年まで[[バンダイ]]制作によるミュージカルシリーズが上演された。テレビアニメをベースに原作漫画の設定も使用されている。
 
2013年から2017年まで[[ネルケプランニング]]制作によるミュージカルシリーズが上演され、原作漫画をベースにテレビアニメの設定も使われている。
{{main|美少女戦士セーラームーン (ミュージカル)}}
 
=== カセットコレクション ===
テレビアニメの関連商品として[[アニメイト]]で販売されていたカセットドラマ。購買層がティーン向けであるため、やや下ネタや性的な表現も多いギャグ作品。後にCD化もされている。
{{main|美少女戦士セーラームーン サウンド・ドラマ・コレクション}}
 
=== テレビドラマ ===
2003年10月から2004年9月まで放映された[[特撮]]実写ドラマ版。
 
ストーリーは原作漫画第一期に基づいているが、セーラー戦士たちと四天王たちの葛藤を描いたドラマ要素が強く、「悪のマーキュリー」など独自のストーリー展開になっている。また、オリジナルキャラクターのプリンセス・セーラームーンやセーラールナは武内がデザインした。
{{main|美少女戦士セーラームーン (テレビドラマ)}}
 
=== ファンクラブ ===
2016年4月発足。4月10日[[東京体育館]]にてキックオフイベントが実施され、[[三石琴乃]]、[[堀江美都子]]、[[野島健児 (声優)|野島健児]]、[[ももいろクローバーZ|ももいろクローバーZ]]が登板した。
 
=== 4-Dアトラクション ===
; 『美少女戦士セーラームーン ザ・ミラクル 4-D』
: 『[[ユニバーサル・スタジオ・ジャパン]]』「シネマ 4-D シアター」で上映の体感型シアターショー。衣装は原作第2期がベースになっている。当初2018年3月16日から8月24日までの上映だったが好評につき9月30日まで延長された。
; 『美少女戦士セーラームーン ザ・ミラクル 4-D 〜ムーン・パレス編〜』
: 2019年5月31日から8月25日まで上映のシリーズ第2弾。原作第3期がベースとなっており、新たに外部太陽系戦士やスーパーセーラームーンが登場し、セーラー10戦士が勢揃いする。
 
=== ショー・レストラン ===
ショーの上演もあるレストラン「SHINING MOON TOKYO」が2019年、作品の舞台である麻布十番に開店した<ref>「セーラームーン 一緒にお食事よ/東京・麻布十番 レストランで料理・ショー」『[[日経MJ]]』2019年8月19日(ライフスタイル面)。</ref><ref>[https://sailormoon-shiningmoontokyo.com/?fbclid=IwAR2n9E2UphxsKmLjywTag390Uf1PL4bEyDO0J-iHwkTyUJ7Lq3VlQphd_C4&utm_source=google&utm_campaign=%E5%BA%97%E5%90%8D&utm_medium=cpc&utm_term=%E5%BA%97%E5%90%8D%C3%97%E5%BA%97%E8%88%97&utm_content=TD1&gclid=EAIaIQobChMI8tCw3b6S5AIV0IBwCh0-5QmEEAAYASAAEgILbfD_BwE SHINING MOON TOKYO](2019年8月21日閲覧)。</ref>。
 
=== アイスショー ===
『美少女戦士セーラームーン Prism On Ice』のタイトルで、2020年6月5日から6月7日までの期間を予定されている。ストーリーは原作第1期のダーク・キングダム編。[[エフゲニア・メドベージェワ]]が月野うさぎ/セーラームーン役を演じる他、フィギュアスケーターが内部太陽系戦士、タキシード仮面、ダーク・キングダムのキャラクターを演じる。スペシャルキャストとしてバンダイ版ミュージカルで初代月野うさぎ/セーラームーン役を演じた[[ANZA]]がクイーンセレニティ役を務める。
 
キャストのナレーションは『美少女戦士セーラームーンCrystal』の声優陣で、ミュージカル版でも脚本として関わる平光が脚本を担当し、[[小坂明子]]と[[月蝕會議]]が音楽を担当。
 
==== キャスト ====
* 月野うさぎ/セーラームーン:[[エフゲニア・メドベージェワ]](声 - [[三石琴乃]])
* 地場衛/タキシード仮面:[[アンドリュー・ポジェ]]
* 水野亜美/セーラーマーキュリー:[[宮原知子]](声 - [[金元寿子]])
* 火野レイ/セーラーマーズ:[[長洲未来]](声 - [[佐藤利奈]])
* 木野まこと/セーラージュピター:[[アリッサ・シズニー]](声 - [[小清水亜美]])
* 愛野美奈子/セーラーヴィーナス:[[ベッキー・ベレスウィル]](声 - [[伊藤静]])
* クイーンセレニティ:[[ANZA]]
* クイン・ベリル:[[坂槙眞三子]]
* ジェダイト:[[無良崇人]]
* ネフライト:[[ディラン・モスコビッチ]]
* ゾイサイト:[[橋本誠也]]
* クンツァイト:[[ジェイソン・ブラウン]]
 
== サブタイトルと新装版・完全版について ==
=== オリジナル版 ===
* 全て『なかよし』より掲載されている。話数は旧単行本より。現在絶版。
 
{| class="wikitable" align="center" style="text-align:center;font-size:small;"
!収録巻!!話数!!サブタイトル!!掲載
|-
!colspan="7"|第一期 ダーク・キングダム編
|-
|rowspan="5"|1||Act1||うさぎ—SAILORMOON||1992年2月号
|-
|Act2||亜美—SAILORMERCURY||1992年3月号
|-
|Act3||レイ—SAILORMARS||1992年4月号
|-
|Act4||Masquerade—仮面舞踏会||1992年5月号
|-
|Act5||まこと—SAILORJUPITER||1992年6月号
|-
|rowspan="4"|2||Act6||タキシード仮面—TUXEDO MASK||1992年7月号
|-
|Act7||地場衛—TUXEDO MASK||1992年8月号
|-
|Act8||美奈子—SAILOR V||1992年9月号
|-
|Act9||セレニティ—PRINCESS||1992年10月号
|-
|rowspan="3"|3||Act10||MOON—月||1992年11月号
|-
|Act11||再会—ENDYMION||1992年12月号<br />1993年1月号
|-
|Act12||決戦—REINCARNATION||1993年2月号
|-
|4||Act13||終結そして始まり—Petit etranger||1993年3月号
|-
!colspan="7"|第二期 ブラック・ムーン編
|-
|rowspan="3"|4||Act14||ブラック・ムーン・コーアン—SAILORMARS||1993年4月号
|-
|Act15||ブラック・ムーン・ベルチェ—SAILORMERCURY||1993年5月号
|-
|Act16||ブラック・ムーン・ペッツ—SAILORJUPITER||1993年6月号
|-
|rowspan="3"|5||Act17||ブラックムーン・カラベラス—SAILORVENUS||1993年7月号
|-
|Act18||タイムワープ—SAILORPLUTO||1993年8月号
|-
|Act19||クリスタルトーキョー—KING ENDYMION||1993年9月号
|-
|rowspan="3"|6||Act20||NEMESIS—錯綜||1993年10月号<br />1993年11月号
|-
|Act21||NEMESIS—暗躍||1993年12月号
|-
|Act22||攻撃—BLACK LADY||1994年1月号
|-
|7||Act23||再生—NEVER ENDING||1994年2月号<br />1994年3月号
|-
!colspan="7"|第三期 デス・バスターズ編
|-
|7||Act24||無限1 予感||1994年3月号付録
|-
|rowspan="4"|8||Act25||無限2 波紋||1994年4月号
|-
|Act26||無限3 2人-NEW SOLDIERS||1994年5月号
|-
|Act27||無限4 セーラーウラヌス-天王はるか<br />セーラーネプチューン-海王みちる||1994年6月号
|-
|Act28||無限5 セーラープルート-冥王せつな||1994年7月号
|-
|rowspan="4"|9||Act29||無限6 3戦士||1994年8月号
|-
|Act30||無限7 変身-SUPER SAILORMOON||1994年9月号
|-
|Act31||無限8 「無限迷宮」1||1994年10月号
|-
|Act32||無限9 「無限迷宮」2||1994年11月号
|-
|10||Act33||無限10 ∞-「無限大」||1995年1月号<br />1995年2月号<br />1995年3月号
|-
!colspan="7"|第四期 デッド・ムーン編
|-
|rowspan="3"|12||Act34||夢1—日食ドリーム||1995年4月号
|-
|Act35||夢2—マーキュリー・ドリーム||1995年5月号
|-
|Act36||夢3—マーズ・ドリーム||1995年6月号
|-
|rowspan="2"|13||Act37||夢4—ジュピター・ドリーム||1995年7月号
|-
|Act38||夢5—ヴィーナス・ドリーム||1995年8月号
|-
|rowspan="2"|14||Act39||夢6—ニュー・ソルジャー・ドリーム||1995年9月号<br />1995年10月号
|-
|Act40||夢7—エリュシオン・ドリーム||1995年12月号
|-
|rowspan="2"|15||Act41||夢8—デッド・ムーン・ドリーム||1996年1月号<br />1996年2月号
|-
|Act42||夢9—アース アンド ムーン・ドリーム||1996年3月号
|-
!colspan="7"|第五期 セーラースターズ編
|-
|rowspan="3"|16||Act43||スターズ1||1996年4月号
|-
|Act44||スターズ2||1996年5月号
|-
|Act45||スターズ3||1996年6月号<br />1996年7月号
|-
|rowspan="3"|17||Act46||スターズ4||1996年9月号
|-
|Act47||スターズ5||1996年10月号
|-
|Act48||スターズ6||1996年11月号
|-
|rowspan="4"|18||Act49||スターズ7||1996年12月号
|-
|Act50||スターズ8||1997年1月号
|-
|Act51||スターズ9||1997年2月号
|-
|Act52||スターズ10||1997年3月号
|}
 
=== 新装版 ===
新装版(セーラームーンリニューアル版)は、実写ドラマ版が放映された2003年夏に『美少女戦士セーラームーン』旧版単行本全18巻と『コードネームはセーラーV』旧版単行本全3巻を再編集・[[CG]]修正したもの([[Macintosh|Mac]]の[[Adobe Photoshop]]を表紙とカラー扉に使用)。実写版に合わせて小道具が書き換えられたり、部分のモノクローム絵、セリフまでも修正された。巻頭はカラーページ等で、一部ストーリーも変わるほど加筆されている。また、2013年1月から色味の調整などの微修正がされ、20周年記念の新しい帯付きで再発売されている。
 
2〜4巻には、作者が当時の製作状況やキャラクターの初期設定について述べている2Pの[[4コマ漫画]]が、あとがきとして掲載されている。
 
{| class="wikitable" align="center" style="text-align:center;font-size:small;"
!収録巻!!話数!!サブタイトル
|-
!colspan="7"|本編
|-
|rowspan="6"|1||Act1||うさぎ—SAILORMOON
|-
|Act2||亜美—SAILORMERCURY
|-
|Act3||レイ—SAILORMARS
|-
|Act4||仮面舞踏会—Masquerade
|-
|Act5||まこと—SAILORJUPITER
|-
|Act6||タキシード仮面—TUXEDO MASK
|-
|rowspan="5"|2||Act7||地場衛—TUXEDO MASK
|-
|Act8||美奈子—SAILOR V
|-
|Act9||セレニテイ—PRINCESS
|-
|Act10||月—MOON
|-
|Act11||再会—ENDYMION
|-
|rowspan="5"|3||Act12||敵—QUEEN METARIA
|-
|Act13||決戦—REINCARNATION
|-
|Act14||終結 そして 始まり—PETIT ETRANGER
|-
|Act15||侵入—SAILORMARS
|-
|Act16||誘拐—SAILORMERCURY
|-
|rowspan="5"|4||Act17||秘密—SAILORJUPITER
|-
|Act18||侵略—SAILORVENUS
|-
|Act19||タイム・ワープ—SAILORPLUTO
|-
|Act20||クリスタル・トーキョー—KING ENDYMION
|-
|Act21||錯綜—NEMESIS
|-
|rowspan="5"|5||Act22||思惑—NEMESIS
|-
|Act23||暗躍—WISEMAN
|-
|Act24||攻撃—BLACK LADY
|-
|Act25||対決—DEATH PHANTOM
|-
|Act26||再生—NEVER ENDING
|-
|rowspan="4"|6||Act27||無限1—予感
|-
|Act28||無限2—波紋
|-
|Act29||無限3—2人 NEW SOLDIERS
|-
|Act30||無限4—SAILOR URANUS 天王はるか SAILOR NEPTUNE 海王みちる
|-
|rowspan="5"|7||Act31||無限5—SAILOR PLUTO 冥王せつな
|-
|Act32||無限6—3戦士
|-
|Act33||無限7—変身 SUPER SAILORMOON
|-
|Act34||無限8—「無限迷宮」1
|-
|Act35||無限9—「無限迷宮」2
|-
|rowspan="4"|8||Act36||無限10—無限大―上空
|-
|Act37||無限11—無限大―審判
|-
|Act38||無限12—無限大―旅立ち
|-
|Act39||夢1—日食ドリーム
|-
|rowspan="5"|9||Act40||夢2—マーキュリー・ドリーム
|-
|Act41||夢3—マーズ・ドリーム
|-
|Act42||夢4—ジュピター・ドリーム
|-
|Act43||夢5—ヴィーナス・ドリーム
|-
|Act44||夢6—ニュー・ソルジャー・ドリーム
|-
|rowspan="5"|10||Act45||夢7—ミラー・ドリーム
|-
|Act46||夢8—エリュシオン・ドリーム
|-
|Act47||夢9—デッド・ムーン・ドリーム
|-
|Act48||夢10—プリンセス・ドリーム
|-
|Act49||夢11—アースアンドムーン・ドリーム
|-
|rowspan="5"|11||Act50||スターズ1
|-
|Act51||スターズ2
|-
|Act52||スターズ3
|-
|Act53||スターズ4
|-
|Act54||スターズ5
|-
|rowspan="6"|12||Act55||スターズ6
|-
|Act56||スターズ7
|-
|Act57||スターズ8
|-
|Act58||スターズ9
|-
|Act59||スターズ10
|-
|Act60||スターズ11
|-
!colspan="7"|ショートストーリーズ [短編集]
|-
|rowspan="7"|1|| 第1話 ||[ちびうさ絵日記] 転校生にご用心!
|-
| 第2話 ||[ちびうさ絵日記] 七夕にご用心!
|-
| 第3話 ||[ちびうさ絵日記] 虫歯にご用心!
|-
| 第1話 ||[受験戦争編] まこちゃんのユーウツ
|-
| 第2話 ||[受験戦争編] 亜美ちゃんの初恋
|-
| 第3話 ||[受験戦争編] レイと美奈子の女子高バトル!?
|-
| - ||[美少女戦士セーラームーン番外編] ヒミツのハンマープライス堂
|-
|rowspan="3"|2|| - ||かぐや姫の恋人
|-
| - ||カサブランカ・メモリー
|-
| - ||ぱられる せぇらぁむ〜ん
|}
 
=== 完全版 ===
[[完全版コミックス|完全版]]は、『美少女戦士セーラームーン』生誕20周年企画特別出版として、再刊された原作コミックの完全版。カバーイラストは原作者・武内直子の最新描き下ろしで、雑誌掲載時のカラーページを再現したA5版サイズ。武内自身が監修した美麗な豪華装丁で、全原稿に[[デジタルリマスター]]を施し再編集版としている。2013年[[11月27日]]から各月2巻が発売。全12巻の予定だったが、11巻・12巻は『コードネームはセーラーV』全2巻として扱われ、2014年の5月に発売された。
 
元は特製BOX入り愛蔵版として2012年10月から発売予定だったが、後に大幅に発売延期となり、「愛蔵版」を「完全版」に名称変更して刊行された。
 
{| class="wikitable" align="center" style="text-align:center;font-size:small;"
!収録巻!!話数!!サブタイトル
|-
|rowspan="7"|1||Act.1||うさぎ SAILORMOON
|-
|Act.2||亜美 SAILORMERCURY
|-
|Act.3||レイ SAILORMARS
|-
|Act.4||Masquerade 仮面舞踏会
|-
|Act.5||まこと SAILORJUPITER
|-
|Act.6||タキシード仮面 TUXEDO MASK
|-
|Act.7||地場衛 TUXEDO MASK
|-
|rowspan="7"|2||Act.8||美奈子 SAILOR V
|-
|Act.9||セレニテイ PRINCESS
|-
|Act.10||MOON 月
|-
|Act.11||再会 ENDYMION
|-
|Act.12||敵 QUEEN METARIA
|-
|Act.13||決戦 REINCARNATION
|-
|Act.14||終結 そして 始まり PETIT ETRANGER
|-
|rowspan="7"|3||Act.15||侵入 SAILORMARS
|-
|Act.16||誘拐 SAILORMERCURY
|-
|Act.17||秘密 SAILORJUPITER
|-
|Act.18||侵略 SAILORVENUS
|-
|Act.19||タイム・ワープ SAILORPLUTO
|-
|Act.20||クリスタル・トーキョー KING ENDYMION
|-
|Act.21||錯綜 NEMESIS
|-
|rowspan="7"|4||Act.22||思惑 NEMESIS
|-
|Act.23||暗躍 WISEMAN
|-
|Act.24||攻撃 BLACK LADY
|-
|Act.25||対決 DEATH FANTOM
|-
|Act.26||再生 NEVER ENDING
|-
|ちびうさ絵日記 第1話||転校生にご用心!
|-
|※||カサブランカ・メモリー
|-
|rowspan="7"|5||Act.27||無限1 予感
|-
|Act.28||無限2 波紋
|-
|Act.29||無限3 2人 NEW SOLDIERS
|-
|Act.30||無限4 SAILORURANUS 天王はるか SAILORNEPTUNE 海王みちる
|-
|Act.31||無限5 SAILORPLUTO 冥王せつな
|-
|Act.32||無限6 3戦士
|-
|Act.33||無限7 変身 SUPER SAILORMOON
|-
|rowspan="7"|6||Act.34||無限8 「無限迷宮」1
|-
|Act.35||無限9 「無限迷宮」2
|-
|Act.36||無限10 無限大—上空
|-
|Act.37||無限11 無限大—審判
|-
|Act.38||無限12 無限大—旅立ち
|-
|ちびうさ絵日記 第2話||七夕にご用心の巻
|-
|※||かぐや姫の恋人
|-
|rowspan="6"|7||Act.39||夢1 日食ドリーム
|-
|Act.40||夢2 マーキュリー・ドリーム
|-
|Act.41||夢3 マーズ・ドリーム
|-
|Act.42||夢4 ジュピター・ドリーム
|-
|Act.43||夢5 ヴィーナス・ドリーム
|-
|Act.44||夢6 ニュー・ソルジャー・ドリーム
|-
|rowspan="10"|8||Act.45||夢7 ミラー・ドリーム
|-
|Act.46||夢8 エリュシオン・ドリーム
|-
|Act.47||夢9 デッド・ムーン・ドリーム
|-
|Act.48||夢10 プリンセス・ドリーム
|-
|Act.49||夢11 アース アンド ムーン・ドリーム
|-
|ちびうさ絵日記 第3話||虫歯にご用心!
|-
!colspan=3|受験戦争編
|-
|第1話||まこちゃんのユーウツ
|-
|第2話||亜美ちゃんの初恋
|-
|第3話||レイと美奈子の女子高バトル!?
|-
|rowspan="6"|9||Act.50||スターズ1
|-
|Act.51||スターズ2
|-
|Act.52||スターズ3
|-
|Act.53||スターズ4
|-
|Act.54||スターズ5
|-
|Act.55||スターズ6
|-
|rowspan="7"|10||Act.56||スターズ7
|-
|Act.57||スターズ8
|-
|Act.58||スターズ9
|-
|Act.59||スターズ10
|-
|Act.60||スターズ11
|-
|※||ヒミツのハンマープライス堂
|-
|※||ぱられるセーラームーン
|}
 
== 逸話 ==
{{雑多な内容の箇条書き|section=1|date=2019年3月}}
* 劇中で火野レイが巫女をしていた「火川神社」の拝殿の外観は、[[東京都]][[港区 (東京都)|港区]][[麻布十番]]に実在する「[[氷川神社 (東京都港区元麻布)|氷川神社]]」の拝殿とほぼ同じである(特にアニメ版)。このためブーム最盛期に「氷川神社」はファンから「聖地」とされ、[[巡礼 (通俗)|参拝]]に訪れ、御札・お守り・おみくじなどの売上やお賽銭がブーム前よりも格段に増えた。現在も熱心なファンは時々参拝に訪れているという。なお「火川神社」の拝殿の外観が実在の「氷川神社」の拝殿の外観と酷似しているのは、原作者の武内直子が学生時代に麻布十番近郊に居住していたためとされている。氷川神社の[[祭神]]は[[スサノオノミコト]]で、本社は[[埼玉県]][[大宮市]](現・[[さいたま市]][[大宮区]])にある。麻布十番の氷川神社は、大宮の氷川神社の[[摂末社|末社]]である。
* その他、麻布十番には劇中に登場する商店街入口、一の橋公園、ゲームセンター「クラウン」(本物は[[パチンコ]]店、その後閉店して現在は[[マクドナルド]]になっている)など随所にモデルとなった町並みが存在する。
* 東京・表参道の[[Q-pot cafe]]とコラボによる『Q-pot X セーラームーンカフェ』が2015年から毎年6月末から7月下旬又は8月中旬頃まで定例コラボイベントで実施された 
* [[ヴァン・ヘイレン]]の[[デイヴィッド・リー・ロス]]が日本で撮影した短編映画([[小錦八十吉 (6代)|小錦八十吉]]と共演)で、最後のキメゼリフは「月にかわっておしおきよ!」である<ref>{{YouTube
|1=42emVMtsn8M
|2=David Lee Roth MOVIE TRAILER
}}</ref>。
*『[[こちら葛飾区亀有公園前派出所]]』には本作をパロディした[[特殊刑事課#月光刑事&美茄子刑事|月光刑事と美茄子刑事]]が登場した。
* [[ロシア]]の[[フィギュアスケート]]選手、[[エフゲニア・メドベージェワ]]は本作のファンを公言しており、日本のメディアとのインタビューで主題歌歌詞を披露したり、選手権大会の[[エキジビション]]で本作を寸劇的に再現する演目を[[コスプレ]]込みでこなしたりするほどである。
 
== 関連書籍 ==
=== 漫画 ===
全て講談社より発売されている。
* 『美少女戦士セーラームーン』旧版単行本 (全18巻、レーベルは[[講談社コミックスなかよし]])
** 『美少女戦士セーラームーン』 第1巻 (1992年[[7月6日]]第1刷発行) ISBN 4-06-178721-7
** 『美少女戦士セーラームーン』 第2巻 (1992年[[10月6日]]第1刷発行) ISBN 4-06-178731-4
** 『美少女戦士セーラームーン』 第3巻 (1993年[[4月6日]]第1刷発行) ISBN 4-06-178744-6
** 『美少女戦士セーラームーン』 第4巻 (1993年7月6日第1刷発行) ISBN 4-06-178753-5
** 『美少女戦士セーラームーン』 第5巻 (1993年[[11月6日]]第1刷発行) ISBN 4-06-178764-0
** 『美少女戦士セーラームーン』 第6巻 (1994年[[3月5日]]第1刷発行) ISBN 4-06-178772-1
** 『美少女戦士セーラームーン』 第7巻 (1994年7月6日第1刷発行) ISBN 4-06-178781-0
** 『美少女戦士セーラームーン』 第8巻 (1994年[[11月2日]]第1刷発行) ISBN 4-06-178790-X
** 『美少女戦士セーラームーン』 第9巻 (1995年[[2月6日]]第1刷発行) ISBN 4-06-178797-7
** 『美少女戦士セーラームーン』 第10巻 (1995年[[6月6日]]第1刷発行) ISBN 4-06-178806-X
** 『美少女戦士セーラームーン』 第11巻 (1995年7月6日第1刷発行) ISBN 4-06-178809-4
** 『美少女戦士セーラームーン』 第12巻 (1995年[[9月6日]]第1刷発行) ISBN 4-06-178814-0
** 『美少女戦士セーラームーン』 第13巻 (1995年[[12月6日]]第1刷発行) ISBN 4-06-178820-5
** 『美少女戦士セーラームーン』 第14巻 (1996年[[3月6日]]第1刷発行) ISBN 4-06-178826-4
** 『美少女戦士セーラームーン』 第15巻 (1996年[[7月5日]]第1刷発行) ISBN 4-06-178835-3
** 『美少女戦士セーラームーン』 第16巻 (1996年9月6日第1刷発行) ISBN 4-06-178841-8
** 『美少女戦士セーラームーン』 第17巻 (1996年12月6日第1刷発行) ISBN 4-06-178849-3
** 『美少女戦士セーラームーン』 第18巻 (1997年[[4月4日]]第1刷発行) ISBN 4-06-178858-2
* 『美少女戦士セーラームーン かぐや姫の恋人』 (全1巻、1994年[[11月17日]]第1刷発行) ISBN 4-06-319548-1
* 『美少女戦士セーラームーン』新装版単行本 (全12巻+ショートストーリーズ全2巻、レーベルは[[KCデラックス]])
** 『美少女戦士セーラームーン』 第1巻 ([[2003年]][[9月22日]]第1刷発行) ISBN 4-06-334776-1
** 『美少女戦士セーラームーン』 第2巻 (2003年9月22日第1刷発行) ISBN 4-06-334777-X
** 『美少女戦士セーラームーン』 第3巻 (2003年[[10月23日]]第1刷発行) ISBN 4-06-334783-4
** 『美少女戦士セーラームーン』 第4巻 (2003年[[11月21日]]第1刷発行) ISBN 4-06-334803-2
** 『美少女戦士セーラームーン』 第5巻 (2003年[[12月22日]]第1刷発行) ISBN 4-06-334828-8
** 『美少女戦士セーラームーン』 第6巻 (2004年[[1月23日]]第1刷発行) ISBN 4-06-334835-0
** 『美少女戦士セーラームーン』 第7巻 (2004年[[2月23日]]第1刷発行) ISBN 4-06-334842-3
** 『美少女戦士セーラームーン』 第8巻 (2004年[[3月23日]]第1刷発行) ISBN 4-06-334857-1
** 『美少女戦士セーラームーン』 第9巻 (2004年[[4月23日]]第1刷発行) ISBN 4-06-334865-2
** 『美少女戦士セーラームーン』 第10巻 (2004年[[5月21日]]第1刷発行) ISBN 4-06-334873-3
** 『美少女戦士セーラームーン』 第11巻 (2004年[[6月23日]]第1刷発行) ISBN 4-06-334885-7
** 『美少女戦士セーラームーン』 第12巻 (2004年[[7月23日]]第1刷発行) ISBN 4-06-334896-2
** 『美少女戦士セーラームーン ショートストーリーズ』 [短編集]1 (2004年[[8月23日]]第1刷発行) ISBN 4-06-334910-1
** 『美少女戦士セーラームーン ショートストーリーズ』 [短編集]2 (2004年9月22日第1刷発行) ISBN 4-06-334915-2
* 『美少女戦士セーラームーン』完全版単行本 (全10巻、レーベルは[[KCピース]])
** 『美少女戦士セーラームーン 完全版』 第1巻 (2013年11月27日発売) ISBN 978-4-06-364933-8
** 『美少女戦士セーラームーン 完全版』 第2巻 (2013年11月27日発売) ISBN 978-4-06-364934-5
** 『美少女戦士セーラームーン 完全版』 第3巻 (2013年[[12月25日]]発売) ISBN 978-4-06-364935-2
** 『美少女戦士セーラームーン 完全版』 第4巻 (2013年12月25日発売) ISBN 978-4-06-364936-9
** 『美少女戦士セーラームーン 完全版』 第5巻 ([[2014年]][[1月24日]]発売) ISBN 978-4-06-364937-6
** 『美少女戦士セーラームーン 完全版』 第6巻 (2014年1月24日発売) ISBN 978-4-06-364938-3
** 『美少女戦士セーラームーン 完全版』 第7巻 (2014年[[2月28日]]発売) ISBN 978-4-06-364941-3
** 『美少女戦士セーラームーン 完全版』 第8巻 (2014年2月28日発売) ISBN 978-4-06-364942-0
** 『美少女戦士セーラームーン 完全版』 第9巻 (2014年[[3月28日]]発売) ISBN 978-4-06-364943-7
** 『美少女戦士セーラームーン 完全版』 第10巻 (2014年3月28日発売) ISBN 978-4-06-364944-4
* Sailor Moon, Paperback, Kodnsha Comics
** Sailor Moon 1 Paperback, Kodansha Comisc, ISBN 978-1935429746 
 
=== 原画集・資料集 ===
* 美少女戦士セーラームーン 原画集 (全6冊)
** 美少女戦士セーラームーン 原画集 Vol.I (1994年[[10月5日]]発売) ISBN 4-06-324507-1
*** 第一部「ダーク・キングダム編」の原画46点を収録。武内直子作の「アニメバージョン!」と「美少女戦士セーラームーン第一部 オールキャラクター」も収録。武内直子執筆の作品解説付き。
** 美少女戦士セーラームーン 原画集 Vol.II (1994年10月5日発売) ISBN 4-06-324508-X
*** 第二部「ブラック・ムーン編」の原画43点を収録。武内直子作の「美少女戦士セーラームーン第2部 オールキャラクター」も収録。武内直子執筆の作品解説付き。
** 美少女戦士セーラームーン 原画集 Vol.III (1996年10月5日発売) ISBN 4-06-324518-7
*** 第三部「デス・バスターズ編」の原画50点を収録。武内直子執筆の作品解説付き。
** 美少女戦士セーラームーン 原画集 Vol.IV (1997年10月5日発売) ISBN 4-06-324519-5
*** 第四部「デッド・ムーン編」の原画50点を収録。武内直子執筆の作品解説付き。
** 美少女戦士セーラームーン 原画集 Vol.V (1997年[[9月25日]]発売) ISBN 4-06-324522-5
*** 第五部「セーラースターズ編」の原画45点を収録。武内直子執筆の作品解説付き。
** 美少女戦士セーラームーン 原画集 Vol.∞ (1997年[[6月30日]]発売) USAG I-00-000000-0I([[同人誌]])
*** 「美少女戦士セーラームーン」の一部[[声優]]・[[アニメーター]]作のイラストを収録。武内直子作の一部企画設定稿も収録。
* 美少女戦士セーラームーン 設定資料集 ([[1999年]][[10月1日]]発売) ISBN 4-06-324521-7
 
=== 原画集CD ===
* 美少女戦士セーラームーン スクリーンセーバー [CD-ROM原画集] ISBN 4-06-208387-6
** 初期作品から最新作までに原画の中から、39点を収録。
* 美少女戦士セーラームーン フォトCD原画集1 ダーク・キングダム編 ISBN 4-06-207451-6
** 書籍版第1册「ダーク・キングダム編」から原画55点を収録。武内直子執筆の作品の解説のナレーション入り。キャラクター別と掲載号に検索可能。
* 美少女戦士セーラームーン フォトCD原画集2 ブラック・ムーン編 ISBN 4-06-207452-4
** 書籍版第2册「ブラック・ムーン編」から原画52点とフォトCD版のみに収録。武内直子執筆の作品の解説のナレーション入り。キャラクター別と掲載号に検索可能。
* CD-ROM原画集 美少女戦士セーラームーン(Windows &amp; Macintosh) ISBN 4-06-207788-4(Win)、ISBN 4-06-207242-4(Mac)
** 書籍版第1册・第2册から原画を収録。キャラクター別、掲載号別に原画を検索可能。武内直子執筆の作品の解説のナレーション入り。おまけ特典「麻布十番、天王洲などのイメージ風景」も収録。
 
=== 参考文献・関係資料 ===
* 只野満仲・徳田兼二 『SAILORMOON SPECULATE』 (キネマ旬報社、1994年) ISBN 4-87376-114-X
* セーラームーン・シスターズ 『好き好きセーラームーン』 (キネマ旬報社、1993年) ISBN 4-87376-073-9
* 十番街イレギュラーズ 『セーラームーンの秘密 美少女戦士たちのプライヴァシー』 (データハウス、1993年) ISBN 4-88718-162-0
* 十番街イレギュラーズR 『セーラームーンの秘密もっとR』 (データハウス、1993年) ISBN 4-88718-193-0
* 十番街イレギュラーズ・スーパーズ 『美少女戦士の研究 セーラームーン最後の秘密』 (データハウス、1995年) ISBN 4-88718-263-5
 
=== オフィシャルブック ===
* 『セーラームーン オフィシャルファンブック (SAILOR MOON OFFICIAL FANBOOK)』(1993年なかよし付録、非売品)
* 『美少女戦士セーラームーン 20周年記念BOOK』(講談社、2016年[[10月20日]]発売) ISBN 978-4-06-364997-0
 
=== ノベライズ ===
* 『小説 美少女戦士セーラームーン』(既刊3巻、レーベルは[[青い鳥文庫|講談社青い鳥文庫]]、著者は[[池田美代子]])
** 『小説 美少女戦士セーラームーン 1 選ばれた戦士』(2018年6月23日発売)ISBN 978-4-06-511926-6
** 『小説 美少女戦士セーラームーン 2 月の王国のプリンセス』(2018年11月24日発売)ISBN 978-4-06-513730-7
** 『小説 美少女戦士セーラームーン 3 聖なる戦い』(2019年3月16日発売)ISBN 978-4-06-515023-8
 
== 脚注 ==
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=== 注釈 ===
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=== 出典 ===
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== 外部リンク ==
{{Commonscat|Sailor Moon}}
* [http://sailormoon.channel.or.jp/ 美少女戦士セーラームーン 公式ホームページ](音量注意)
* [http://www.anime-bb.com/ 東映アニメBBプレミアム(東映アニメーションによるアニメ配信サイト)]
* [http://hicbc.com/tv/sailormoon/ 実写版 CBC公式サイト]
* [https://web.archive.org/web/20130614071735/http://tvarc.toei.co.jp/tv/sailormoon/index.asp 実写版 東映公式サイト] (2013年6月14日アーカイブ分)
* [https://prettyguardians.com/ 「美少女戦士セーラームーン」オフィシャルファンクラブ"Pretty Guardians"]
 
{{美少女戦士セーラームーン}}
{{武内直子}}
{{講談社漫画賞少女部門}}
 
{{デフォルトソート:ひしようしよせんしせえらあむうん}}
[[Category:美少女戦士セーラームーン|*]]
[[Category:武内直子の漫画作品]]
[[Category:漫画作品 ひ|しようしよせんしせえらあむうん]]
[[Category:1992年の漫画]]
[[Category:なかよし本誌の漫画作品]]
[[Category:変身ヒロイン]]
[[Category:恋愛漫画]]
[[Category:転生を題材とした漫画作品]]
[[Category:東京を舞台とした漫画作品]]
[[Category:中学校を舞台とした漫画作品]]
[[Category:タイムトラベルを題材とした漫画作品]]
[[Category:講談社漫画賞少女部門]]