「ルーレット」の版間の差分
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[[File:13-02-27-spielbank-wiesbaden-by-RalfR-093.jpg|thumb|300px|ルーレット]]
[[File:13-02-27-spielbank-wiesbaden-by-RalfR-079.jpg|thumb|250px|ベットされたチップ]]
'''ルーレット''' ({{lang-fr|roulette}}) は、回転する円盤に球を投げ入れ、落ちる場所を当てる[[カジノゲーム]]。ルーレットは[[カジノ]]の女王とも呼ばれ、多くのカジノで提供されている。[[19世紀]]初めにフランスで現在の形が完成し、「小さな輪」を意味するフランス語がゲームの名前となった<ref name="kurono8687">『ザ・カジノ完全ガイドブック』86-87頁 </ref>。
== 歴史 ==
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古典的なルーレットは0と00が存在し、現在のアメリカンスタイルと同じ38区分のものだった。1841年にドイツでカジノを経営していたフランス人・ブラン兄弟の考案で37区分に変更され、ヨーロッパで人気を博した<ref name="kurono8687" />。
現在、マカオなどではサーバーから送られるルーレット動画(デジタルルーレット)を相手にしたゲームが主流。かつてのように、ディーラーがサーブをし、ペイメンがチップの配当を出すルーレット台はあまり置かれていない。▼
== ルール ==
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== 特徴 ==
基本的にどのようなベットをしても[[控除率]]が一定になるようオッズが調整されている。アメリカンスタイルの場合は 5.3% (2/38)、ヨーロピアンスタイルの場合は 2.7% (1/37)が確率統計的にカジノの収益になる。プレイヤー間の勝負は無く、常にカジノとの勝負になる。アメリカンスタイルの控除率は他のカジノゲームと比較して高く、ヨーロッパに比べてアメリカでは
主なプレイスタイルとして、オッズが低く当たりやすいベットを多額で狙う、賭けることなく履歴を確認しチャンスと思った所で勝負する、通りすがりに一枚賭けで大勝負、などがある。[[クラップス]]同様、他のシリアスなゲームの緊張感をほぐす意味で遊ばれることもある。
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上記特徴の通り、ヨーロピアンスタイルのほうがプレイヤーに有利ではあるが、必ずしもヨーロピアンスタイルに人気が集中しているわけではない。例えば、シンガポールの[[マリーナベイ・サンズ]]には、同じカジノフロアに両スタイルのテーブルが存在し、ヨーロピアンスタイルのほうが人気は高いものの、アメリカンスタイルにも多くのプレイヤーが参加している。ラスベガスであっても、最低賭け金の高いテーブルに
* 主にアメリカンスタイルを採用する国
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* 主にヨーロピアンスタイルを採用する国
** [[フランス]]・[[ドイツ]]・[[イタリア]]・[[スペイン]]・[[ポルトガル]]・[[オーストリア]]・[[フィリピン]]
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** [[シンガポール]]・[[マカオ]]<ref>ただし、両国ともダブルゼロホイールの配列はラスベガスなどの典型的なアメリカンとは異なる。</ref>
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== 機械式ルーレット ==
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== 戦略 ==
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== その他の「ルーレット」 ==
・[[人生ゲーム]]などのボードゲームでサイコロの代わりに回されたり、抽選に使われたりするものの名称として使われることもあるが、形状から名称が付けられているものであり、当然カジノとは関係がない。
・フジテレビで過去に『[[一攫千金!日本ルー列島]]』という、日本列島をルーレット盤に見立てて出演者がチップを賭けてクイズに挑戦する番組があった。
▲・黒が連続で出た回数として24回がギネスブックに載っている。
== ルーレットを扱ったフィクション ==
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