「アイフェル」の版間の差分

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アイフェルは主に[[ユーラメリカ大陸]]の南の海にあった[[デボン紀]]の[[粘板岩]]、[[砂岩]]、[[石灰岩]]<ref>Meyer,W. 1986. ''Geologie der Eifel'', p.4. Schweizerbart'sche Verlagsbuchhandlung, Stuttgart. ISBN 3-510-65127-8</ref>と、バリスカン造山運動により[[褶曲]]した[[衝上断層]]からなる。アイフェルの褶曲と衝上断層のような主な地質構造には、ライン渓谷から離れるように南西から北東方向へずれたであろう形跡が見られる。
 
[[地質時代]]における[[第三紀]]と[[第四紀]]には大規模な火山活動があった。幾つかの丘は[[火道]]であり、火山地帯に特有の円形湖([[マール (火山)|マール]])が火口に形成されている。ラーハーゼー火山地帯における最後の噴火が1万年前に起こり、大量の[[火山灰]]を発生させたが、ヨーロッパ中の同年代の堆積物の中に、薄い火山灰の堆積層が見られる。アイフェルの火山活動の一部は{{仮リンク|フルカナイフェル|de|Vulkaneifel}}([[マントル]]の深部から熱い物質が地表へ昇ってきているところ)と、また地殻深部の破壊から溶岩が噴出するものと考えられる<ref>Meyer 1986, p.275</ref>。火山はまだ活動中であることが研究で示されており、アイフェル地方は毎年1から2ミリ上昇している。歴史的にアイフェル火山の休止期間は1万から2万年であり、将来の噴火が指摘されている{{Citation needed|date=January 2012}}。
 
== 城 ==