「チェンバロ」の版間の差分

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その他、[[ドミートリイ・ショスタコーヴィチ|ショスタコーヴィチ]]は『ハムレット』(1964年)でチェンバロを用いている。[[アルフレート・シュニトケ|シュニトケ]]はオーケストラ用作品でしばしばチェンバロを用いている<ref>カプリコーンによるシュニトケ室内楽曲集=CDA66885解説書に、「(チェンバロは)シュニトケの大オーケストラ・スコアにてしばしば遭遇する楽器」との記述あり。</ref>。
 
日本の作曲家が取り組みはじめたのは戦後になってからであり、その数も多いとはいえないが<ref>光井安子「邦人作曲家によるチェンバロ作品と調査」『岩手大学教育学部付属教育実践研究指導センター研究紀要』第7号、1997年。</ref>、[[武満徹]]の「夢見る雨」(独奏曲)などが生まれている。1980年代までモダン楽器とチェンバロを混用した例が[[エリオット・カーター]]のように見られていたが、現在は古楽復興の正当性を主張するためにバロック楽器のアンサンブルを想定して最初から古楽器合奏<ref>{{Cite web |url = https://de.schott-music.com/shop/singing-garden-in-venice-no303036.html|title = Singing Garden in Venice|website = de.schott-music.com|publisher = Schott|date = 2020-03-10|accessdate = 2020-03-10}}</ref>で作曲した例もある。その先駆けは未完に終わった柴田南雄の賢王年代記であった
 
チェンバロ奏者でもある[[ヘンドリク・ボウマン]]は17世紀、18世紀の様式に基づいたチェンバロ独奏曲、チェンバロ協奏曲などを作曲している。