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'''椛島 冨士夫'''(かばしま ふじお、[[19401939年]] - )は、日本のアマチュア[[天文家]]である。
 
[[西山浩一]]とのコンビで共同観測を行い、アマチュア天文家としては[[新星]]発見数の国内最多記録を持つ世界有数の新星ハンターとして知られる。
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新天体の発見は新たな科学的知見にもつながっている。[[2010年]]3月に発見した[[白鳥座]]新星は、同年8月に[[フェルミガンマ線宇宙望遠鏡]]観測チーム・[[京都大学]]花山天文台・[[広島大学]]宇宙科学センターの共同観測研究により、新星爆発に伴い1億電子ボルト以上のエネルギーをもつ[[ガンマ線]]が放射されていることがわかった。新星爆発でこれほど高エネルギーのガンマ線放射はこれまで考えられておらず、新種の天体の発見となった<ref>[http://www.kyoto-u.ac.jp/static/ja/news_data/h/h1/news6/2010/100813_1.htm 「日本人アマチュアが発見した新星から新星爆発に伴なうガンマ線を初めて検出」京都大学]</ref>。
 
[[2020年]]、80歳の誕生日を期に天体捜索の現役引退を公表した<ref>[http://www.astroarts.co.jp/article/hl/a/11054_argenteus 「新星発見日本一の大ベテラン、椛島冨士夫さん引退宣言」[[アストロアーツ]]2020年1月20日]</ref>。もう一方の西山は90歳まで捜索を続けたいと語っている。
 
== 参考資料 ==