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== 来歴 ==
格闘一家に育ち、幼少期はから3人の兄妹が習う[[極真空手]]との道場へ通った。小学生3年生から友人に誘われ[[キックボクシング]]を習も始めた。中学に入ると、「普通に女の子として過ごしたい」と格闘技をやめて1年間陸上部に籍を置くが、物足りなくなり、中学生時代に2年生から[[内山高志]]に憧れてフィットネス感覚でボクシングを始めた<ref name="jiji_profile" /><ref>{{cite web|url= https://www.nikkansports.com/battle/news/201912080000573.html |title= 並木月海が判定勝ち、五輪代表へ「ここからが勝負」 |publisher= 日刊スポーツ |date= 2019年12月8日 |accessdate= 2020年3月12日}}</ref>。[[2013年]]に開催が決まった[[2020年東京オリンピック|東京オリンピック]]への出場を目指すために、ボクシングの強豪校であり内山の母校でもある私立花咲徳栄高校への進学を決めた<ref name="nhk20151203">{{Cite web |url=https://www.nhk.or.jp/shutoken/miraima/articles/00349.html |title=ボクシングにかける青春・並木月海選手 |author= |date=2015-12-03 |work= |publisher=[[NHK]] |accessdate=2019-09-18 }}</ref>。入学した[[2014年]]に[[全日本女子ボクシング選手権大会|全日本女子選手権]]ジュニアの部[[ライトフライ級]]で優勝<ref>{{Cite web |url=https://ameblo.jp/htboxing/entry-12310055254.html |title=第１３回全日本女子ボクシング選手権大会 試合結果 |author= |date=2014-12-04 |work= |publisher=花咲徳栄高校ボクシング部 |accessdate=2019-09-19 }}</ref>。翌[[2015年]]3月の[[全国高等学校ボクシング選抜大会|全国高校選抜]]フライ級も優勝<ref>{{Cite web |url=https://ameblo.jp/htboxing/entry-12315587711.html |title=第２６回全国高等学校ボクシング選抜大会兼ＪＯＣジュニアオリンピックカップ　試合結果 |author= |date=2015-03-26 |work= |publisher=花咲徳栄高校ボクシング部 |accessdate=2019-09-18 }}</ref>。さらに11月に[[ブルガリア]]で開かれたバルカン国際トーナメントでも優勝した<ref>{{Cite web |url=http://jabf0.blog.fc2.com/blog-entry-929.html |title=２０１５ バルカン国際トーナメントについて②（報告）|publisher=[[日本ボクシング連盟]] |work= |accessdate=2019-09-19 }}</ref>。[[2016年]]も全国高校選抜で優勝<ref>{{Cite web |url=https://ameblo.jp/htboxing/entry-12315601242.html |title=第２７回全国高等学校選抜大会兼ＪＯＣジュニアオリンピックカップ　試合結果 |author= |date=2016-03-26 |work= |publisher=花咲徳栄高校ボクシング部 |accessdate=2019-09-18 }}</ref>し、連覇を果たした。高校時代は5回の全国優勝を含めて27戦全勝の成績を残した<ref>{{Cite web |url=https://sports.smt.docomo.ne.jp/ol2020/column/interview/20191009_2.html |title=“世界”に強い女子ボクシング界の最終兵器　並木月海が懸ける東京五輪への思い |author=善理俊哉 |date=2019-10-09 |work= |publisher=[[NTTドコモ]] |accessdate=2019-11-01 }}</ref>。
 
[[2017年]]4月、自衛官となり自衛隊体育学校に進んだ<ref>{{Cite web |url=https://www.mod.go.jp/gsdf/phy_s/news/p642.html |title=自衛官アスリート誕生！　第56期特別体育課程入校式 |author= |date=2017-04-14 |work= |publisher=自衛隊体育学校 |accessdate=2019-09-19 }}</ref>。10月の[[第72回国民体育大会|平成29年愛媛国体]]では[[2014年世界女子ボクシング選手権大会|2014年世界選手権]]ライトフライ級銅メダリストの[[和田まどか]]に判定で敗れた<ref>{{Cite news |title=王寺工高の今永虎雅と荒本一成、史上初の高校8冠 |url=http://boxingnews.jp/news/52117/ |newspaper=Boxing News（ボクシング・ニュース） |date=2017-10-09 |accessdate=2018-12-24 }}</ref>。12月の全日本選手権では自体校の晝田瑞希に敗れた<ref>{{Cite news |title=和田まどか5連覇達成　全日本女子選手権 |url=http://boxingnews.jp/news/54441/ |newspaper=Boxing News（ボクシング・ニュース） |date=2017-12-18 |accessdate=2018-12-24 }}</ref>。
 
2018年6月に[[カザフスタン]]で開かれた大統領杯で金メダルを獲得した<ref name="efight20180614">{{Cite news |title=【ボクシング】那須川天心の幼なじみ、並木月海がカザフスタンで快進撃 |url=https://efight.jp/result-20180614_293610 |newspaper=eFight |date=2018-06-14 |accessdate=2019-07-20 }}</ref>。[[2018年世界女子ボクシング選手権大会|11月にインドで開催された世界選手権]]では準決勝でカザフスタンの選手に判定で敗れるも、日本女子としては和田まどかに次いで2人目となる銅メダルを獲得した<ref>{{Cite news |title=並木月海、準決で敗れ銅メダル　ボクシング女子世界選手権 |url=https://www.sankei.com/sports/news/181123/spo1811230025-n1.html |newspaper=THE SANKEI NEWS |date=2018-11-23 |accessdate=2018-12-24 }}</ref>。12月の全日本選手権では準決勝で、[[バンタム級]]3連覇の[[河野沙捺]]に2-3の判定で敗れた<ref>{{Cite news |title=仲田姉妹が決勝で対決へ　全日本女子&社会人選手権 |url=https://boxingnews.jp/news/63550/ |newspaper=Boxing News（ボクシング・ニュース） |date=2018-12-23 |accessdate=2019-07-20 }}</ref>。
 
2019年2月、自体校の[[成松大介]]と共に[[日本ボクシング連盟]]から[[年間表彰選手_(ボクシング)#2018年度|2018年度アマチュア部門最優秀選手賞]]の表彰を受けた<ref>{{Cite web |url=https://jabf-revival.com/%EF%BC%92%EF%BC%90%EF%BC%91%EF%BC%98%E5%B9%B4%E5%BA%A6%E6%9C%80%E5%84%AA%E7%A7%80%E9%81%B8%E6%89%8B%E8%B3%9E%E8%A1%A8%E5%BD%B0%E3%81%AB%E3%81%A4%E3%81%84%E3%81%A6/ |title=２０１８年度最優秀選手賞表彰について |author= |date=2019-02-08 |work= |publisher=日本ボクシング連盟 |accessdate=2019-09-21 }}</ref>。5月、ロシアの[[ハバロフスク]]で行われた「コンスタンチン・コロトコフ記念国際トーナメント」女子51kg級で金メダルを獲得した<ref>{{Cite news |title=［ロシア国際大会］2019.5.14 堤駿斗と並木月海が金メダル! |url=https://boxmob.jp/sp/news/index.html?nid=23610&n=1 |newspaper=ボクモバニュース |date=2019-05-014 |accessdate=2019-10-04 }}</ref>。7月、世界選手権日本代表を懸けた選考[[スパーリング]]を勝ち抜き、フライ級代表に選ばれた<ref>{{Cite news |title=昨年銅の並木月海ら5人　女子世界選手権代表決定 |url=https://boxingnews.jp/news/68254/ |newspaper=Boxing News（ボクシング・ニュース） |date=2019-07-07 |accessdate=2019-07-20 }}</ref>。[[2019年世界女子ボクシング選手権大会|10月にロシアで開催された世界選手権]]では、過去2回優勝している[[カザフスタン]]の[[:en:Nazym Kyzaibay|ナジム・キザイベイ]]を破ったが、前回優勝した[[北朝鮮]]の[[:en:Pang Chol-mi|パン・チョルミ]]に3回戦（準々決勝）で敗れた<ref>{{Cite web |url=http://ulanude2019.com/tournament?lang=en |title=Grid |author= |date= |work= |publisher=Autonomous Nonprofit Organization "Directorate of the World Boxing Championship 2019" |accessdate=2019-10-29 }}</ref>。12月8日、東京オリンピックの予選出場者を決定する女子日本代表決定戦（ボックスオフ）に世界選手権出場者として出場。同年の全日本選手権フライ級優勝者である河野沙捺に勝利し、五輪予選への出場権を獲得した<ref name="sponichi20191208">{{Cite web |url=https://www.sponichi.co.jp/battle/news/2019/12/08/kiji/20191208s00021000362000c.html |title=並木月海　那須川天心と幼なじみ　東京五輪へ「自力で出場したい。しっかり枠を取りたい」 |author= |date=2019-12-08 |work= |publisher=[[スポーツニッポン|スポニチAnnex]] |accessdate=2019-12-08 }}</ref>。
 
2020年2月、日本ボクシング連盟から2年連続の受賞となる2019年度アマチュア部門最優秀選手賞の表彰を受けた<ref>{{Cite web |url=https://jabf-revival.com/jabf_reporter/sewon-tsukimi-mvp2019/ |title=【年間賞】岡澤セオン・並木月海が最優秀賞獲得「金メダルは使命」 |author= |date=2020-02-07 |work= |publisher=日本ボクシング連盟 |accessdate=2020-02-09 }}</ref>。3月9日、[[ヨルダン]]で行われた[[2020年東京オリンピックのボクシング競技|東京五輪ボクシング競技]]アジア・オセアニア予選で準決勝に進出し、女子フライ級日本代表に内定したが<ref>{{Cite web |url=https://www3.nhk.or.jp/news/html/20200310/k10012322221000.html |title=ボクシング 女子フライ級 並木月海 五輪代表に内定 |author= |date=2020-03-10 |work= |publisher=[[NHK]] |accessdate=2020-03-10 }}</ref>、11日に行われた決勝で[[中国]]のチャン・ユアンに敗れた<ref>{{cite web|url= https://www.sponichi.co.jp/battle/news/2020/03/11/kiji/20200312s00021000055000c.html |title= 女子フライ級決勝　並木月海、僅差の判定負けで準優勝 |publisher= スポニチ |date= 2020年3月12日 |accessdate= 2020年3月12日}}</ref>。
 
== 人物 ==
*4人きょうだいの末っ子で、姉と兄2人の影響で空手を始めた<ref name="sponichi20191208" />。同い年の格闘家幼馴染みである[[那須川天心]]とは、幼稚園時代から共に空手を学んだ間柄で[[那須川天心]]とは空手時代に何度か対戦経験がある<ref name="efight20180614" />。
*千葉県成田市の家から[[埼玉県]][[加須市]]の花咲徳栄高校まで往復5時間かけて通学し、電車内で勉強に励んでていた<ref name="nhk20151203" />。▼
 
▲千葉県成田市の家から[[埼玉県]][[加須市]]の花咲徳栄高校まで往復5時間かけて通学し、電車内で勉強に励んでいた<ref name="nhk20151203" />。
 
== 獲得タイトル ==
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