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{{出典の明記|date=2013年12月11日 (水) 19:24 (UTC)}}
'''ホットメルト接着剤'''(ホットメルトせっちゃくざい)とは、[[熱]](80 - 100℃)をかけて融かして[[接着]]させる[[接着剤]]。'''ホットボンド'''とも呼ばれる。材質としては、[[エチレン酢酸ビニル]](EVA)のような熱可塑性[[プラスチック]]が用いられる。[[硬化]]が早く、[[溶剤]]を使っていない<ref>{{Cite web|publisher = [[セメダイン]] |date = |url = https://www.cemedine.co.jp/product/industry/hotmelt.html |title = ホットメルト接着剤:特長|工業用接着剤 |accessdate = 2015-06-01}}</ref>。しかし、加熱中は絶えず[[気化]]し続けるので、[[換気]]しなければ[[呼吸器系]]などに影響する恐れがある。[[段ボール]]の接着や[[書籍]]の背表紙、[[電子部品]]の固定など[[工業]]用に多用されている<ref>{{Cite web|publisher = [[MORESCO]] |date = |url = http://www.moresco.co.jp/products/hotmelt/ |title = ホットメルト接着剤 |accessdate = 2015-06-01}}</ref>。熱で溶かし冷やして固めるため、温度が高くなる場所には不向きであり、[[発泡スチロール]]等熱で溶解する物には使うことができない。また、ツルツルした面に使用すると十分な接着力が得られないことがある。
 
== 種類 ==
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[[ファイル:MVC-013F.jpg|200px|thumb|グルーガンとホットメルト接着剤]]
スティック状のものを使用するための[[ツール]]を'''グルーガン'''({{Lang-en-short|Glue-gun}}、[[糊]]の[[銃]]の意)、あるいは'''ホットガン'''といい、直径11mm11 mmのものと7mm7 mmがある。接着剤そのものは[[常温]]では[[固体]]である。グルーガンは、ホットメルト接着剤を熱するための[[ヒーター]]が仕込まれている。[[熱源]]は[[AC電源]]、DC電源、[[電池]]、[[ガス]]、[[オイル]]などが存在する。さらに、接着剤をヒーターで接触加熱するタイプと、熱風を放出するタイプに分けられる。ガンの中に[[蓄熱]]して[[コンセント]]を抜いたまましばらく使用できる製品もある。グルーガン以外にも、[[はんだごて]]や[[ライター]]でも[[融解]]できる。また、簡易的な[[板金]]にも使用されることがある。
 
ペレット状としては、多量に使う場合にまとめて融解し、アプリケータ([[ポンプ]])で吐出口まで送られる。ビード吐出以外に、圧縮空気により[[スプレー]]されることもある。
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{{Commonscat|Glue guns|グルーガン}}
* [[接着剤]]
 
== 外部リンク ==
* {{Cite web
|author = [[MORESCO]]
|date =
|url = http://www.moresco.co.jp/products/hotmelt/
|title = ホットメルト接着剤
|accessdate = 2015-06-01
}}
* {{Cite web
|author = [[セメダイン]]
|date =
|url = https://www.cemedine.co.jp/product/industry/hotmelt.html
|title = ホットメルト接着剤:特長|工業用接着剤
|accessdate = 2015-06-01
}}
 
{{Tech-stub}}