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帰国後、1943年まで[[東京女子高等師範学校]]助教授を務めた<ref>{{Cite journal|和書|author =近藤いね子 |year =2003 |title =フォースターやウルフの作品にケムブリッジで初めて出会って（第I部: 日本におけるウルフ ― 現在までの道程） |journal =ヴァージニア・ウルフ研究 |volume =20 |page =69-70 |doi =10.20762/woolfreview.20.0_69}}</ref>。その後、1948年からは津田塾大学教授を務め、1973年定年退職、津田塾大学名誉教授。退職後も[[活水女子短期大学]]教授を務めるなど、英語教育と研究活動に従事した。
1952年には、[[東京教育大学|東京文理科大学]]にて日本人女性としては初めて[[文学博士]]号を取得した（博士論文題目「Jane Austen : the development of her art」<ref>{{Cite book |和書 |author=近藤いね子 |year=1952 |title=Jane Austen : the development of her art |publisher=東京教育大学 |naid=500000491219}}</ref>）。
[[ジェーン・オースティン|ジェイン・オースティン]]、[[ヴァージニア・ウルフ]]など英国女性作家を研究した。日本の女性学者のさきがけの一人。1942年には英訳『こゝろ』刊行の功績により、第11回[[岡倉賞]]を受賞<ref>{{Cite journal|和書|author =遠藤 智夫 |year =2005 |title =「岡倉賞」･「岡倉英語教育賞」受賞者および岡倉由三郎追悼記事 |journal =英学史研究 |issue =37 |page =47-62 |issn =0386-9490 |doi =10.5024/jeigakushi.2005.47}}</ref>。
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