「福島第一原子力発電所事故の影響」の版間の差分

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: 福島県[[浜通り]]地方<!--※地域名とは気付かず混乱する人続出の地名なので「地方」をつけて強調します。-->を通る[[東日本旅客鉄道|JR東日本]][[常磐線]]は、事故による避難区域を含む[[竜田駅]]([[楢葉町]]) - [[原ノ町駅]]([[南相馬市]])間は、地震ならびに[[津波]]被害で[[軌道 (鉄道)|軌道]]や[[鉄道施設]]の被害が甚大で、長期間不通となっているがたものの、2016年7月12日、南相馬市で避難指示が解除されたのと同時に、同市内の[[小高駅]] - [[原ノ町駅]]間で運行を再開した。2017年3月31日、浪江町で避難指示が解除されるのに伴い、4月1日に[[浪江駅]] - 小高駅間で、また同日富岡町でも避難指示が解除されたことに伴い、同年10月21日に竜田駅 - [[富岡駅]]間で運行を再開した。残る最後まで不通区間(だった富岡駅 - 浪江駅間今後、除染や復旧工事を進めて[[2020年]][[3月14日]]に運行を再開。これにより事故から9年で全線復旧となった。(同じく甚大な被害を受けていた[[相馬駅]] - [[浜吉田駅]]間は2016年12月10日に運行を再開した)
:常磐線は、[[関東地方]]と[[東北地方]]を結ぶ旅客輸送のみならず貨物輸送にとっても重要な[[幹線]]の一つであるが、この「富岡⇔浪江」区間を境に南北に分断されている状態がつづいていたのである。もし常磐線を一部[[廃線]]とした場合、旅客・貨物ともに甚大な大打撃を受けてしまうため、[[東京都|東京]] - [[仙台市|仙台]]間を直通する鉄道幹線は、[[東北本線]]および[[東北新幹線]]のみとなっていた。
: また、2011年の夏には、主に東京電力から給電を受けている、[[首都圏 (日本)|首都圏]]の[[私鉄]]や[[地下鉄]]路線を中心に、[[節電]]の一環として[[優等列車]]の運転を中止したり、需要に合わせて運行本数を削減するなどの間引き運転が行われた。