「Beatmania IIDX」の版間の差分

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| Arcade system = [[TWINKLE]](1st style - 8th style)<br />PCベース基板(9th style - DistorteD)<br />2代目PCB(GOLD - Lincle)<br />3代目PCB(tricoro - SINOBUZ)<br />4代目PCB(CANNON BALLERS -)<br />5代目PCB(HEROIC VERSE -)
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| display = 40インチリアプロジェクション<br/>36インチCRT<br/>37インチ液晶<br/>42インチ液晶<br/>43インチ60Hz液晶<br/>43インチ120Hz120hz液晶
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『beatmania』のアンダーグラウンド的なアプローチとの差別化を図るために、メロディアスできらびやかな音楽が特徴である。中期は[[ハウス (音楽)|ハウス]]や[[トランス (音楽)|トランス]]、[[ユーロビート]]などの楽曲を多く収録している傾向にある。また、近年では[[ハッピーハードコア]]や[[ガバ (音楽)|ガバ]]などのハードコアテクノが多く収録されるようになっている。
 
シリーズ共通のキャッチフレーズは、[[Beatmania IIDX 1st Style|1st style]]から4th styleまでは「'''The next generation beatmania deluxe version.'''」、5th styleStyle以降は「'''The ultimate system beatmania deluxe version.'''」。バージョンによってはこの共通キャッチフレーズを冠していないものもある。
 
== 登場キャラクター ==
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== 筐体概要 ==
[[File:Beatmania IIDX LED.jpg|thumb|マーキー領域]]
設置されている店舗により異なる場合もあるが、以下では現行でアーケード版の最新作(現在は"HEROIC VERSE")を稼働しているに一般的な筐体ついて記述する。
 
『beatmania IIDX』のアーケード版筐体は2人分の操作デバイス、エフェクターデバイス、ワイドディスプレイ、メインスピーカー、サイドスピーカー、照明、ボディソニック機能を備えた床部(スタンド或いはステップとも)、カードリーダー(9th style以降)、カメラ(CANNON BALLES以降)等によって構成されている。<br/>操作デバイスは7つのボタン(鍵盤)とターンテーブル、STARTボタンから成り、左右に2人分ある。基本的に前身の『[[beatmania]]』に準ずるものだが鍵盤の配置間隔、ターンテーブルの配置位置が異なる。特にターンテーブルは1Pが左部、2Pが右部に設置されている関係により、プレーサイドによって同一の譜面であってもプレー感覚が大幅に変わる。
 
操作デバイスは7つのボタン(鍵盤)とターンテーブル、STARTボタンから成り、左右に2人分ある。基本的に前身の『[[beatmania]]』に準ずるものだが鍵盤の配置間隔、ターンテーブルの配置位置が異なる。特にターンテーブルは1Pが左部、2Pが右部に設置されている関係により、プレーサイドによって同一の譜面であってもプレー感覚が大幅に変わる。
=== DX筐体 ===
 
[[File:Beatmania IIDX LED.jpg|thumb|マーキー領域]]
: ゲーム画面であるワイドディスプレイの下にあるフロントパネルにはがあり、各プレーサイド用のスタートボタン、その中央に挟まれる形でエフェクタスライダとEFFECT ON/OFFボタンとVEFX changeボタン(それぞれ縮めてEFFECTボタンとVEFXボタン)、そしてスライダとボタンの上にプレー中の曲名などが流れるマーキー領域(記号、0〜9およびA〜Zの英字を表示できる16セグメント[[発光ダイオード|LED]]が9つ並んでいる)が存在する。
1st styleからRoodtageまでの間にマイナーチェンジを重ねてきた筐体で、デザインは共通仕様となっている。また筐体は製造・出荷された時期によって通称が付けられることもあり、特にビッグマイナーチェンジが施された10th style以降にその傾向が目立つ。ここでは後述する「LIGHTNING MODEL」と対する筐体として、当時のシリーズ共通キャッチフレーズ「'''The next generation beatmania deluxe version.'''」にちなみ、そして後述する当時リリース予定だった小型筐体「beatmaniaII」のデラックス版としての位置付けだったことを踏まえて「'''DX筐体'''」と仮称する。
 
: ゲーム画面であるワイドディスプレイは、1st style稼働開始当初は[[東芝]]製40インチ液晶リアプロジェクションテレビ「フェイス40」(40Z1P)を使用した。9th styleからは36インチCRTが供給されるも、DJ TROOPERS以降はCRTの生産終了・供給枯渇により液晶パネルが供給されるようになった。DJ TROOPERSが初出の37インチ液晶は、EMPRESS、Resort Anthem、tricoro、SPADAの順で型番変更を繰り返しながらも供給された。PENDUALで42インチ液晶にサイズアップし、PENDUAL、copula、SINOBUZまでに供給された42インチ液晶は37インチサイズに縮小されている。CANNON BALLERSで出荷された42インチ液晶からはフルサイズで出力されるようになった。そしてRootageからは43インチ液晶が供給されている。なお、全ての液晶パネルは36インチCRTとほぼ変わらない画面サイズになるように配置されている。
: 9th style以降から搭載されているカードリーダーは、HAPPY SKYまではエントリーカード用の磁気カードリーダー、DistorteDからResort Anthemまではe-AMUSEMENT PASS専用スロット式ICカードリーダー、Lincle以降はe-amusement pass・タッチ式カードリーダーとなっている。Lincleまで出荷された筐体ではサイドスピーカーの真下に後付けされており、tricoro以降に出荷された筐体とLincle以前の筐体に純正コンバージョンキットを用いてフロントパネルを交換・改造した筐体ではフロントパネルのスタートボタンエフェクターデバスラス、ダとマーキー領域を挟み込む形で内蔵されている。
: メインスピーカーは内部にネオン管が搭載されており、更にその上にはスポットライトが搭載されている。ちなみにネオン管はtricoro以降の筐体ではLED化され、またスポットライトはSINOBUZまでの筐体ではハロゲンランプを、CANNON BALLERS以降の筐体ではLEDランプを使用している。
: ワイドディスプレイの下にあるフロントパネルには、各プレーサイド用のスタートボタン、その中央に挟まれる形でエフェクタスライダとEFFECT ON/OFFボタンとVEFX changeボタン(それぞれ縮めてEFFECTボタンとVEFXボタン)、そしてスライダとボタンの上にプレー中の曲名などが流れるマーキー領域(記号、0〜9およびA〜Zの英字を表示できる16セグメント[[発光ダイオード|LED]]が9つ並んでいる)が存在する。
: 9th style以降から搭載されているカードリーダーは、HAPPY SKYまではエントリーカード用の磁気カードリーダー、DistorteDからResort Anthemまではe-AMUSEMENT PASS専用スロット式ICカードリーダー、Lincle以降はe-amusement pass・タッチ式カードリーダーとなっている。Lincleまで出荷された筐体ではサイドスピーカーの真下に後付けされており、tricoro以降に出荷された筐体とLincle以前の筐体に純正コンバージョンキットを用いてフロントパネルを交換・改造した筐体ではフロントパネルのスタートボタンとエフェクターデバイス、マーキー領域を挟み込む形で内蔵されている。
 
===LIGHTNING MODEL===
2019年12月16日より、新筐体である「'''LIGHTNING MODEL'''」が稼働開始。
2019年12月16日より、新筐体である「'''LIGHTNING MODEL'''」が順次稼働開始。初代筐体をベースとした共通設計のもとにマイナーチェンジを重ねてきたDX筐体に対して、デザインそのものから完全一新する事例は2019年稼働開始のHEROIC VERSEから遡って20年もの歴史を持つIIDXシリーズ始まって以来一度も無く、且つ筐体のフルモデルチェンジはこの筐体が初めてとなる。音響工学に基づいた筐体設計となっており、DX筐体では味わえない臨場感溢れるプレイができるようになっている。DX筐体との比較はこちら。
: ゲーム用ワイドディスプレイにはリフレッシュレート120Hz対応の43インチワイド液晶ディスプレイ型モニターを搭載しており、表示精度、滑らかさ従来のリフレッシュレート60hzと比較して2倍になっている。また、これまで外付けだったワイドディスプレイが筐体内に組み込まれる形に変更され、モニター設置位置が従来よりも高い位置に設置されている。
: 鍵盤には従来の100/100ボタンから50/50ボタンへと変更。この鍵盤の重さについてはDOLCE.氏監修のもと実現した仕様となっている。ちなみにKAC等のKONAMI主催の大会ではこの重さが標準となるが、一般の店舗では必ずしもこの状態から変更してはいけないという縛りは特にないことからDX筐体と同に鍵盤の重さを変えている店舗もある
: カメラもワイドディスプレイと同様に筐体組み込み型に変更され、手元撮影用カメラはタイトルボード真下側、QRコード読込兼用プレーヤー側撮影用カメラはモニター上部中央に位置が変更。
: ターンテーブルはソフトによって重さを変更できる新型ターンテーブルを搭載し、ターンテーブル部分のディスクシートはEMPRESSシートから滑りにくく、磨耗に強いより堅牢なシートへ変更されている。ターンテーブル回転の重さ設定は10段階
: プレミアムエリアと称して21インチタッチパネルを採用。これにより従来のマーキー領域、フェーダー操作用エフェクター物理つまみ、テンキーユニット、インストカードが廃止され、フェーダー操作とテンキーはタッチパネルから操作するようになった。またタッチパネルが搭載されたことによりSTARTボタン、FXボタン、VEFXボタンが鍵盤前部に移動している。
また、タッチパネルが搭載されたことによりSTARTボタン、FXボタン、VEFXボタンが鍵盤前部に移動している。
: 鍵盤には従来の100/100ボタンから50/50ボタンへと変更。この鍵盤の重さについてはDOLCE.氏監修のもと実現した仕様となっている。ちなみにKAC等のKONAMI主催の大会ではこの重さが標準となるが、一般の店舗では必ずしもこの状態から変更してはいけないという縛りは特にないことからDX筐体と同様に鍵盤の重さを変えている店舗もある。
: 操作エリア下部には3.5mmヘッドイヤホンジャックが標準搭載されており、ヘッドホン或いはイヤホンを装着した状態でのプレイが可能。ヘッドホンボリュームの設定は30段階。これにより従来の操作エリアにあったクッションがなくなっている
: ターンテーブルはソフトによって重さを変更できる新型ターンテーブルを搭載し、ターンテーブル部分のディスクシートはEMPRESSシートから滑りにくく、磨耗に強いより堅牢なシートへ変更されている。ターンテーブル回転の重さ設定は10段階。
: タッチパネル部分では、従来まで金属ようなダー操作の他代わりテンキー操作ライターンィング内臓ーブルサイ重さ、ヘッパネルを採用。また筐体ホンボリュームの調整、6箇所のライティングは各プレーサイドのシーリング・サイドパネル・タッチパネルのON/OFFが可能。
音響工学に基づいた筐体設計となっており、従来の筐体では味わえない臨場感溢れるプレイができるようになっている。
: メインスピーカー(ディスプレイ上部のスピーカー)の仕様変更により、従来の筐体では標準だったメインスピーカー内ネオン管(tricoro以降の筐体はLED)が廃止された。
: 操作エリア下部には3.5mmヘッドホンジャックが標準搭載されており、ヘッドホン或いはイヤホンを装着した状態でのプレイが可能。ヘッドホンボリュームの設定は30段階。これにより従来の操作エリアにあったクッションがなくなっている。
 
=== 家庭用 ===
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[[2009年]][[10月15日]]に発売された『beatmania IIDX 16 EMPRESS+PREMIUM BEST』をもって家庭用PS2版での発売は終了した。
 
2015年9月2日にてKONAMIのe-AMUSEMENT CLOUD(現在のコナステ自宅にいながらアーケードゲームが遊べるサービス)にて、SIRIUSの内容が入ったbeatmania IIDX INFINITASが発表、すでにサービス開始してる麻雀格闘倶楽部や天下一将棋会と違い、こちらは家庭用扱いになっている。
2015年12月1日より、beatmania IIDX INFINITASが正式サービス開始となった。『beatmania IIDX 16 EMPRESS+PREMIUM BEST』以来、約6年ぶりの家庭用となる。
 
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== モード解説 ==
ゲームをスタートするとカード認証画面を経てゲームモードを選択し、プレーモードに応じた料金を支払う(DistorteDからRootageまでのAC版はゲームモード選択の前にプレースタイルを選択する)。PS2版では初回起動時やメモリーカード未使用時はスタート時に使用するコントローラの種類を選択してからプレースタイル、ゲームモードの選択を行い、メモリーカード使用時2回目以降の起動時はスタート直後からゲームモードの選択を行う。
 
=== プレースタイル ===
Resort Anthem以前のAC版、CS版では「プレーモード」と表記されている。ここではLincle以降の「プレースタイル」で統一する。
; SINGLE PLAY 人数:1〜2人
: 入力デバイスのうち1人あたり片側半分、すなわち7つの鍵盤と1つのターンテーブルを使用するスタイルである。使用するサイドはカード使用時はカードを認証した側、カード未使用時はSTARTボタンを押した側。SPADA以降は後述するDOUBLE PLAYといつでも切り替え可能。2人で同時にプレーする場合は、後述する「BATTLE」オプションが適用された状態で、シングルプレーの譜面を両側それぞれでプレーする。アーケード版では互いに違う譜面難度を選ぶことが可能(難度で曲調が変化するものは不可)。プレーリザルト時にスコア(STANDARDは20万点方式・EXPERTはEXスコア)に応じ勝敗が判定される。
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: ダブルプレーは1人用であり、2人以上でプレーすることはルール違反である<ref>公式サイトのインターネットランキングのページに注意書きがある他、6th style公式サイトでは多人数プレーのスコアを登録しないようにとスタッフがコメントした。</ref>。
 
=== スタンダードプレーとプレミアムプレ ===
以下の記述は、基本的に「アーケード版の最新作(現在は"HEROIC VERSE")」を基準とする。支払い方法に応じて以下の差別化が図られている。ちなみにResort Anthemまでは「COIN」表記のみだったが、Lincle以降は「CREDIT」表記を加えた上でに変更。これを主単位変更し、よりCOIN表記「CREDIT:0 COIN:0/2」のような「2コイン1クレジット」或いは「2コイン3クレジット」と言ったコインに対するクレジット数を表記する補助単位として使用されている。ここではクレジットで統一する。
 
; スタンダードプレー(クレジットプレー、PASELIスタンダードプレー)
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; PASELIプレミアムプレー
* Vディスクが毎回7枚チャージされる。このVディスクをSTANDARDで使用することによって様々な特典が受けられる。
* EXTRA STAGEがプレー可能。最終ステージをクリアして且つ条件を満たした場合にはVディスクの消費ナシで、最終ステージをクリアするも条件を満たしていかった場合は自動的にでもVディスク7枚消費され、それぞれEXTRA STAGEに進出可能。 当然ながら最終ステージをクリア失敗すればEXTRA STAGE進出は不可能となる
* 『LEGGENDARIA』フォルダが出現。Vディスク4枚消費(Rootageまでは6枚消費)でプレー可能。
* クリアに失敗しても、Vディスク6枚消費でプレーを継続可能。但しFINAL STAGEでクリアに失敗した場合はそのままゲーム終了となる。
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: PASELIスタンダード・PASELIプレミアムのいずれかでプレーする際、追加PASELIを支払うことで以下の特典を持った「DJ VIP PASS」が適用される。
 
::; DJ VIP PASS GOLD
::: クリアの可否にかかわらず、3曲プレー保障となる。
::; DJ VIP PASS PLATINUM
::: GOLDの特典に加え、1ST STAGEから全難易度選曲可能。
::; DJ VIP PASS BLACK
::: PLATINUMの特典に加え、同じ楽曲を何度も選曲可能。この項目のみ、Vディスクが100枚貯まった状態で発動することができる。日曜日に、1日1回無料でプレゼントされる。
::: FINAL STAGEでレベルを問わずに、EXTRA STAGE進出などの特典も追加されている。
::: copula以降は発動するか持ち越すかを任意で選択できるようになった。発動させずに持ち越した場合、PASELIプレミアムプレー選択時や金曜日のスタンダードプレー選択時に支給されたVディスクはそのまま使用可能。使い切れずに余った場合、「曜日ボーナスで支給されたDJ VIP PASS BLACK」を発動させた状態で且つ「Vディスクがまだ100枚に達していない状態」であればゲーム終了時にVディスクが貯められる。当然ながら「Vディスクが100枚貯まった状態」であればゲーム終了時に全て破棄される。
 
; 段位認定
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; ARENA
: グルーブゲージタイプ:通常型(HARD, EX HARDオプション適用時は減少型)
: CANNON BALLERS稼働中期に追加されたモード。4人の選曲した楽曲を同時にプレーし勝敗を決めるリアルタイム対戦モード。The 7th KONAMI Arcade Championshipで先行実装して以来、KAC終了後に実装されるのが慣例。ちなみにCANNON BALLERSではKAC終了後の1ヶ月と約3週間後追加までい期間があったが、Rootage以降8th KAC終了後の約2週間後と短く早い期間追加とってり早
: 1人プレー限定(2人プレー時は出現しない)で、シングルプレー・ダブルプレーどちらでも参加可能。
: 4人が選択した曲を4人同時に続けてプレーし、各曲ごとにEXスコアの順位でポイントを算出し、合計ポイントで競う。
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: バトルの結果に応じて自分の階級を示す「アリーナクラス」が変動し、オンラインバトルではアリーナクラスの近いプレイヤー同士で対戦を行う。
: オンラインバトルではバトル後に「アリーナキューブ」が獲得でき、一定数集めるごとに楽曲やゲームポイントなどの報酬を獲得することができる。
: オンラインバトルで制限時間内に誰ともマッチングしなかった場合、CANNON BALLERSではそのままCPU3人と対戦する。Rootage以降はCPU3人との対戦をするかTIME FREEに移行するかを選択する。TIME FREEを選んだ場合はアリーナキューブを獲得できない。
 
以下はアーケード版旧作及び家庭用のモードである。
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: グルーブゲージタイプ:減少型
: そのバージョンに収録される全楽曲を決められた順に全てプレーする。基本的なルールはEXPERTと同じだが、5面毎に休憩画面が入る。リザルト画面がゲームオーバーかオールクリアーまでは出てこないのも特徴。
; DRILL MODE(家庭用5th styleStyle、6th styleのみ)
: グルーブゲージタイプ:課題による
: 「180000点以上でクリア」といったような課題をクリアしていくモード。beatmania IIDXをプレーする上で必要なテクニックを身につけていくための「基本編」「応用編」と特殊な状況下や特殊なクリア条件を課せられる「特別編」の3つから成り立っている。
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; beatmania IIDX([[1999年]][[2月26日]]稼働開始)
: キャッチフレーズは「'''時代を震わす鼓動を刻め!!'''」
: 筐体外部の主な特徴としてトップスピーカーにはネオン管が搭載され、サイドスピーカーには[[BOSE]]製フルレンジスピーカー101シリーズより「101MMG」が採用されている。また筐体に採用されたワイドモニターは[[東芝]]製40インチ液晶リアプロジェクションテレビ「フェイス40」(40Z1P)で、これが記念すべき最初の純正モニターとなる。但しリアプロの特性上、外光が入る場所や照明が強い所だと画面が見えにくくなる難点があった。
: 筐体内部のシステム基板は'''[[TWINKLE|Twinkle]]'''という[[PlayStation (ゲーム機)|PlayStation]]ベースのゲーム基板と、Twinkle基板と接続して画面中央のムービーやアドバタイズムービーを制御・合成するための「[[日本ビクター|Victor]]」製DVDプレーヤーの2つを使用していた。DVDプレーヤーはビデオCDに対応しており、これらの仕様は8th styleまで受け継がれ、5th styleまではビデオCDを使用した。出力される4:3の映像は、ワイドモニター側で画面サイズを16:9にスクイーズして表示するようになっている。I/Oボードはメインボードとサブボードの2枚1組で役割を分担し、Twinkleのメイン基板にその機能を有するメインボードはボタン類の制御とボタン内蔵ランプの制御を、メインボードと接続されたサブボードはターンテーブルやエフェクタスライダ、マーキー領域、筐体の照明類、コインカウンター、テストスイッチ、サービススイッチの制御をそれぞれ担う。以後どちらかのI/Oボードを単独で扱う際は、メインI/O、サブI/Oと称す。
: VEFXボタンはVEFXの種類の切り替え(KEY CONTROL・ECHO・SURROUND 1〜3の5種類)、スライダは左からVEFX(VEFX効果の大きさ・KEY CONTROLの時はピッチシフトの大きさ)・low-EQ(低域成分)・hi-EQ(高域成分)・track volume(バッキングサウンドのボリューム)・play volume(プレーサウンドのボリューム)の設定に対応していた。substreamまではbeatmaniaと同様、DANCERが登場。
: 本作品に限り「1st style」と呼ばれることが多く、後述の9th styleからカテゴリーフォルダが導入されてから最新作(2020(2019年現在は「HEROIC VERSERootage」)の稼働までフォルダ名は1st styleで固定されている。
: 判定仕様もGOLDのアップデートと変わってない模様。初代から、一部は判定の厳しい曲もある。
: 筐体は工場出荷時から本体、ゲーム基板、ワイドモニター、サイドスピーカー、トップスピーカー、スポットライト、支柱にステップまで、それぞれが1つのパーツとして配送される。これらのパーツ類を組み合わせることで筐体が完成する。これらは後述する全ての新規出荷用筐体全般に言える共通事項となる。
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; beatmania IIDX 5th style([[2001年]][[3月27日]]稼働開始)
: キャッチフレーズは「'''IIDX FOR THE NEW CENTURY'''」<ref>公式サイトでは'''IIDX OF A NEW CENTURY'''と表記されている。</ref>。本作でシリーズ共通キャッチフレーズが『The next generation beatmania deluxe version.』から『The ultimate system beatmania deluxe version.』に変更された
: HI-SPEEDが3段階になる。
: このバージョンまでは、JUST GREAT判定が赤と黄色の交差で光る。
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: キャッチフレーズは「'''艶~THE PRIMARY VIVID IIDX'''」
: 曲ごとにオプションが選択できるようになる。オプションに「HARD」を追加。
: 画面中央の動画ソースとして使われるビデオディスクが変更され、ビデオCDからDVDビデオにグレードアップ。しかしがらった。また末期には長期稼働によるDVDプレーヤーの故障が多発。この影響により供給元のVictorロゴが表示されたままになっていることもあった。
: 初めて判定文字の変更が行われた。JUST(JUST GREAT判定は青、白、赤、青…と三色が交差して光る
 
; beatmania IIDX 7th style([[2002年]][[3月27日]]稼働開始)
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: 本作で基板変更が行われ、PCB基板で稼動する最初のタイトルとなった。ネットワーク接続に対応したことにより[[e-AMUSEMENT]]に対応。[[インターネット]]回線と磁気カードを使って全国の筐体から各プレーヤーのプレーデータを記録するようになった。これ以降アップデートや要素の解禁などもオンラインで行われるようになる(10th styleまではオフライン用のバージョンも用意されていた)。
: e-AMUSEMENTの対応に伴い、筐体サイドスピーカーの下部にテンキー内蔵磁気カードリーダーを設置。
: 本作の新規出荷用筐体は初代筐体をベースに、36インチワイドCRT(ブラウン管)モニターを新たな純正モニターとして採用し、、新しいシステム基板として[[Windows Embedded|Windows XP Embedded]](組み込み用の[[Microsoft Windows XP|Windows XP]])搭載の[[パーソナルコンピュータ|PC]]ベース基板(略してPCB)とUSB1.1ベースのI/Oボード(FPGA DEVICEの表記はC02)が組み込まれた程度に留まる。PCB基板は後述のGOLD以降のPCBとの区別として便宜上「初代PCB」と称す。また稼働中の初代筐体もサブI/Oを流用し、Twinkle基板とDVDプレーヤーのセットからPCB基板とUSB1.1ベースのメインI/Oに入れ替えられた(FPGA DEVICEの表記は同じくC02)。従って引き続きサブI/O経由でターンテーブル、コインカウンター、テストスイッチ、サービススイッチを制御する。ちなみに純正リアプロは老朽化がそれほど進んでいなかったり、交換用のランプが備蓄されていた場合には乗せ替えずにそのまま使用された。逆に老朽化によって深刻な影響を及ぼしていた場合は、遅延の酷い液晶パネルやプラズマディスプレイ共々純正CRTに乗せ替えられた。
: 初代PCBは日本IBM製。PCケースはミニタワー型、マザーボードはMicroATXサイズ、CPUは[[Pentium4]] 2.40GHz (100MHz x24 Northwood)を4GHzが採用。メインメモリはこに合わせてDDR-266 PC2100 256MBを搭載。ビデオカード(ビデオボード、グラフィックボードとも)は[[NVidia]]製[[GeForce]]4 MX 440を採用。メモリはDDR-266 PC2100 256MBを搭載。そして唯一の特徴は5.25インチドライブベイ上部にPATA接続式リムーバブルケースが搭載されていることで、ここにOS・ソフトウェア・ムービー・サウンドがワンセットになった3.5インチHDDをカートリッジに納めて投入することで稼働する仕組みとなっている。HDDの最大容量は40GB。OSは[[Microsoft Windows XP|Windows XP]]ベースの[[Windows Embedded|Windows XP Embedded]]を搭載。そして不正起動を防止するためのセキュリティキーとしてUSBドングルを採用。SD解像度(480p、640x480)をスクイーズして表示する。ちなみに初代PCBの特徴はそのものズバリ、一見するとただのパソコンにしか見えないようなデザインとなっている。
: システム基板が変更されたことによって、ムービーがDVDプレーヤーの故障でVictorロゴのままになる問題は完全に解消。復活曲は最大28曲で、削除曲はなし。8th style以前ではパスワードによる入力が必要であったが、本作以降から必要なくなった。しかし筐体によってはキーレスポンス判定のばらつきや判定の遅延・無反応といった致命的な問題が発生。最悪の状況に陥った場合には完全にゲームにならなくなってしまうことも多かった。またサウンド出力がRCAからステレオミニジャックに変更されたことによって音量バランスの変化や音質の劣化といった問題も発生し、環境次第ではプレーに支障が出ることもあった。VEFXについては機能そのものが無くなり、後述の10th styleでの再実装まで待つこととなる。
: 判定文字の変更は6th stye以来2回目で、JUSTとなる(JUST GREAT判定は白みがかった緑、青、赤、白みがかった緑…と三色が交差して光る。8th styleまでキービームが緑だったが、今作では青に変更。グルーブゲージのグリーンゾーンは色の変更によりブルーゾーンとなった。
: 8th style以前よりもHDDの寿命がはるかに短いとされ、大半は廃棄された模様。それ故に中古基板として取り扱ってるのはほとんどなく、貴重な存在となる。
 
; beatmania IIDX 10th style([[2004年]][[2月18日]]稼働開始)
: キャッチフレーズは「'''「十」代重ねるビートの血脈。「重」く響き渡る脈動。「充」たされるBLOOD。'''」
: 本作から新規出荷用筐体に大幅な仕様変更・設計変更が施された。外観はデザインを一部更新し、筐体下部の扉の色が変更され、フロントパネルのアイコンも一部変更が加えられた。これら以外にも普段は目に見えない箇所でも数々の仕様変更が施されており、I/Oボードは従来通りメインI/OとサブI/Oで一組となるが、設計変更された筐体に搭載されているI/Oボードは、従来はサブI/Oで制御していたターンテーブル、コインカウンター、テストスイッチ、サービススイッチの制御をメインI/O側で制御するようになっているのが大きな特徴。これによりサブI/Oはマーキー領域(16セグLED)と照明類、エフェクタスライダの制御に機能が絞られたことによって小型化され、メインI/Oボードもこれに対応できるよう更新された(FPGA DEVICEの表記はD01)。これ以降は新作と同時に筐体が出荷される度にメインI/Oの型番が変更されるのが通例となる。更にはターンテーブルの回転を検知するフォトセンサーが2組から1組に減少し、従来よりも感度が向上。まさに自動車でいうビッグマイナーチェンジとなった。なお前作9th style稼動時点で出荷された筐体はほとんどが初代筐体ベースであり、10th style以降に設計変更が施された筐体が多くが出荷された関係から9th style迄の筐体を初代筐体、本作から後述のDistorteDまでに出荷された筐体を10th筐体と呼ぶことが多い。また初代筐体に対してもスタンド表面の擦り切れによる劣化を考慮して張り替え用のパネルが配布されており、簡単に張り替えられることから実際の筐体とは別に区別されることもある。この場合は9th style迄のスタンドを初代ステップ、今作とHAPPY SKYのスタンドを10thステップと呼ぶことがある。
: 筐体にVEFXが8th style以前とは異なる形で再実装された。VEFXのボタンはVEFX有効(スライダーにて選択)・EQ-MODE(イコライザー・フィルターのみ有効)の切り替えに使用し、各スライダーには左から順番に、VEFXの種類切り替え(ECHO5-1・REVERB1-3の8種類)・low-EQ(低域成分)・hi-EQ(高域成分)・filter(ハイパス(ローカット)フィルターのカットオフポイント)・play volume(プレイサウンドのボリューム)が充てられた。ゲーム面ではDJ POINT制(IIDX RED以降の仕様とは異なる)、クリアランプ毎にフォルダが分類される「ネットワークカテゴリー」、クリアランプに「EASY CLEAR」の追加。難易度表記が7段階表記(実質8段階)から、正式に8段階表記になる(それにより、表記上の最高難易度が7+(光っている7)から8に変更された)。WEEKLY RANKINGも今作から登場。当時は判定の遅延などで悩ませられていた。
: キーレスポンスのずれは9th styleとほぼ変わらない状態。こちらも9th style同様HDDの寿命がかなり短いとされ、大半は廃棄された模様。
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; beatmania IIDX 11 IIDX RED(ツーディーエックスレッド、2004年[[10月28日]]稼働開始)
: キャッチフレーズは「'''赫(あか)に、染まりな。'''」「'''IIDX -Revolutionary Energetic Diversification version-'''」
: 本作からタイトルの付け方が変化し、シリーズ何作目かを示す番号の後ろに作品ごとのテーマがつけられるようになった。ゲーム中使用されるスキンなどはテーマに応じたデザインに統一されるようになり、本作では赤色を基調としたデザインが徹底されている。<ref>本作のIIDX REDは「IIDX -REVOLUTIONARY ENERGETIC DIVERSIFICATION VERSION-」の略である。</ref>よって本作で発売・出荷された筐体では足元のスタンドの色も10thステップの色違いバージョンとして赤で統一された。このスタンドをREDステップと呼ぶことが多く、特にREDステップと10th筐体の組み合わせはRED筐体と呼ばれることが多い。e-AMUSEMENTを通してプレー中に他のプレーヤーのスコアと比較する「スコアグラフ」機能が追加。9th styleから問題であった遅延が体感でわからない程度まで解消された。難易度表記が8段階表記から、実質9段階表記に変更(それにより、表記上の最高難易度が8から8+(光っている8)に変更された)。HARD適用時や段位認定・EXPERTで30%補正が追加。クリアランプに「HARD CLEAR」が追加。このバージョンからHARDオプションの仕様が変更された。
: HI-SPEEDが4段階になる。
: 本作品では9th styleで問題になったキーレスポンスのずれが見直しされているが、一部楽曲では解消されていないところもあった。また本作品からHDDの供給元が変更され、容量は40GBのままでありながら10th以前のものと比較しても長寿命化された。HDDのバージョン表記は「E11」
 
; beatmania IIDX 12 HAPPY SKY(ハッピースカイ、[[2005年]][[7月13日]]稼働開始)
: キャッチフレーズは「'''Just Got Splash Beats!'''」
: テーマは「清涼感溢れる'''夏空'''」。青色を基調とした清涼感のあるデザイン。譜面の名称をNORMAL・HYPER・ANOTHERに変更。オプションにコアユーザー向けの+(SUDDEN+とHIDDEN+)を追加。難易度表記が8段階表記(実質9段階)から12段階表記に変更、ANOTHERにも難易度表記が付くようになる。今作のみ全ての新曲に専用ムービーもしくはレイヤーが搭載されている。本作で発売された筐体では足元のスタンドの色は青で、9th style・10th styleと同色の10thステップである。
: HI-SPEEDが0.5刻みになる。
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: イメージテーマの「'''金色'''が放つ壮麗な煌びやかさ」が表す通り、兎にも角にもゴージャス感を前面に押し出した煌びやかなデザイン。
: 本作の新規出荷用筐体は内部システムの陳腐化による処理落ちに対応するための仕様変更が施され、性能が向上した新たなシステムを導入。このシステムは新調された2代目PCB基板とメインI/Oからなり、メインI/OはUSB1.1ベースからUSB2.0ベースへとグレードアップ。また本作以降に発売・出荷されている筐体のメインI/Oは全てUSB2.0ベースとなり、特に2代目PCB基板とUSB2.0ベースのI/Oボード(FPGA DEVICEの表記はPASS)を搭載して出荷された筐体はGOLD筐体と呼ぶことがあり、以後出荷される筐体がGOLD筐体ベースであることから「新筐体」と呼ばれることも多い。また新筐体との区別を付けるために10th筐体を「旧筐体」と呼ぶことが多い。更にGOLD筐体はカードリーダーの注意書きステッカーが黒ベースに変更されていることから同じスタンドデザインのDD筐体と区別する際の唯一の目印にもなっている<ref>但しDD筐体でもカードリーダーの修理等でステッカーが黒ベースになっている場合もある。SINOBUZ以前ではメインI/Oの違いによるキーレスポンスとスクラッチレスポンスの僅かなバラつきに敏感な場合は要注意ではあったが、CANNNON BALLERSからメインI/Oの交換によりキーレスポンスやスクラッチレスポンスのバラつきは部品交換で対処可能なレベルに改善された</ref>。また当初は初代筐体、旧筐体、新筐体でキーレスポンスに差異が生じていた。これはI/Oボードから来る問題に起因し、DD筐体以前の筐体をGOLDへコンバージョンする際に、初代筐体と旧筐体(10th筐体)はUSB1.1ベースのI/Oボードをそれぞれ流用したことが原因と見られている。この問題を解消する為にシステムアップデートにて是正が行われた。
: 9th style以来3年と8ヶ月目ぶり2回目の基板交換を実施。2代目PCBは東芝パソコンシステム(後の東芝プラットフォームソリューション→[[ソード (企業)|株式会社ソード]])の組み込み用PC「FAB」シリーズより、組み込み用コントローラー「FAB-e945」を採用。CPUはPentium4 2.53GHz (133MHz x19 Northwood)を採用(2007年当時のPentium4はCedarMillが主流だった)。5GHz、メインメモリもこれに合わせてDDR-333 PC2700 512MBを搭載。ビデオカードはATI製Radeon X1300がそれぞれ採用されたまた3.5インチHDDは最大容量が40GBから80GBとなり、PATA接続からSATA接続へ変更。SATAケーブルで直接マザーボードに接続される。そして光学ドライブ(5ODD(5.25インチスリムドライブベイ)にはIDE接続のCDドライブが搭載された。これにより10thからDistorteDまで使用された初代PCB基板と比較して若干のサイズダウンと同時にスペックアップを果たし、無塗装のメタリックなケースは完全に組込み用PCであることが分かる装いとなった。OSは本作で累計3年8ヶ月目となる「Windows XP Embedded」を引き続き採用。マシンスペックとしてはHD画質に対応はしているが、リリース当時はCRTが主流だったことから初代PCBと同様にSD解像度をスクイーズして表示する。
: 筐体にはVEFXにPITCHが追加され、VEFXボタンを押してPITCHにあわせると左端のスライダーを+4度〜-4度の範囲でピッチシフトを切り替えられるようになった。クリアランプに「ASSIST CLEAR」が追加。
: システムのアップデート後に、判定仕様が初代〜8th styleの状態に戻ったと考えられる。キーレスポンスの見直しはIIDX RED以来2回目となる。
: ちなみに本作まではオフラインで稼働させても全解禁状態の維持が可能。次述のDJ TROOPERS以降はオフライン稼働でbeat#1固定となる。
 
; beatmania IIDX 15 DJ TROOPERS(ディージェイトルーパーズ、2007年[[12月19日]]稼動開始)
: キャッチフレーズは「'''「撃鉄(トリガー)」は引かない。「戦律(せんりつ)」を打て。'''」
: イメージテーマは「プレーヤー同士の白熱した戦いを喚起させる'''迷彩色'''」。この迷彩色を基調とした攻撃的なデザイン。このバージョン以降、STANDARDでの難易度グラフ(★の数を表したもの)が廃止され難易度数値の数字のみの表示となった。ゲームプレーモードに「TUTORIAL」を追加。
: この作品以降に発売になった筐体のモニターは36インチCRTモニターの枯渇・生産終了により資材調達が困難になり、37インチワイド液晶モニターが新たな純正モニターとして採用された。この液晶はDJT液晶(或いはDJTモニター)と呼ぶことが多く、特にGOLD筐体をベースにDJT液晶を搭載し、メインI/Oを型番変更して出荷された筐体や、GOLD筐体のCRTをDJT液晶に載せ替えた筐体はDJT筐体(DJ TROOPERSの略称)と呼ぶことがある。液晶パネルは非光沢タイプ(アンチグレア、ノングレアとも)で、モニター枠下部の注意書きステッカーは黒ベース。なお液晶パネル自体はHD解像度に対応しているものの、2代目PCBは当初からソフトウェア側でHD画質に対応していないことからSD解像度をスクイーズして表示した。この仕様は後述のLincleまで続くこととなる。
: 純正モニターに液晶モニターが採用されたことによって、表示遅延を考慮して判定タイミングを調整するDISPLAY TYPE設定が追加された。これは例え純正液晶だったとしても表示遅延が発生するためである。もちろん社外製液晶やプラズマディスプレイにも言えることである。DISPLAY TYPEの設定は、AがCRT向けの設定、Bが液晶向けの設定となっている。
: 前述のGOLDで述べた通り、本作からはオフラインで稼働する際はbeat#1固定となる。
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; beatmania IIDX 16 EMPRESS(エンプレス、[[2008年]][[11月19日]]稼働開始)
: キャッチフレーズは「'''超(ちょう)、頂(ちょう)、蝶(ちょう)、煌(きらめ)く―。'''」
: 鮮やかなピンクを基調に、女性の持つパワーやとした華やかさをテーマとしてデザインされている。ゲームプレーモードに「HAZARD」を追加。またアドバタイズ画面はタイトル前のオープニングムービーが廃止され、即座にタイトル画面になるようになった。
: この作品からターンテーブルのディスクが新調され、網目状の凹凸が付いた形状のシート「ディスクラバー(「beatmania IIDX 専用コントローラ プレミアムモデル」より名称を引用)」が貼り付けられている<ref>製造された時期によってはラバの厚み分の溝があり、僅かな段差によって変に手や指に引っかかって怪我をしたりプレーに支障が出ないようになっている</ref>。ここでは「beatmania IIDX 専用コントローラ プレミアムモデル」ディスクラバーにあやかり「ディスクシート」と仮称する。このディスクシートの凹凸により軽い力で回転できるようになっており、経年劣化でディスクラバが剥がれてきた場合でも張り替えるだけで対応できるようになっている。張り替えが難しい場合には部品として取り寄せたシート貼付済のディスクで丸ごと交換することでも対応可能。このディスクを新皿もしくはEMP皿(EMPRESSの略称)や姫皿(姫:EMPRESSの愛称)と呼ぶことがあり、ラバーを貼り付けることが出来ないフラットなディスクを旧皿と呼ぶことがある。この作品から液晶の型番変更が行われ、液晶パネルは引き続き非光沢、注意書きステッカーが白ベースに変更されたことからEMP液晶と呼ぶことが多く、更にこの作品以降に発売された筐体では足元のスタンドの色がDistorteD以来の黄色からピンク色に変更されていることからEMPステップと呼ぶことがあり、GOLD筐体をベースにEMP液晶とEMPステップを搭載し、例によってメインI/Oを型番変更して出荷された筐体はEMP筐体と呼ぶことが多い。
 
; beatmania IIDX 17 SIRIUS(シリウス、2009年[[10月21日]]稼働開始)
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: キャッチフレーズは「'''Blaze through the resort party!'''」
: テーマは「'''リゾート'''」。オレンジを基調とした南国風なデザイン。新たにコナミ電子マネー[[PASELI]]に対応したことにより、権利表記にRSAセキュアの表示が追加された。ゲームプレーモードにPASELI専用の「PREMIUM FREE」を追加。また稼働途中に「STORY」モードが追加された。
: 新規出荷用筐体はGOLD筐体をベースにマイナーチェンジ。EMP筐体との外観的な相違点はサイドスピーカーが従来のBOSE製フルレンジスピーカー101MMGからBOSE製ブックシェルフ高品位スピーカー201Vにグレードアップし、液晶パネルの型番が変更された程度。[http://www.konami.jp/products/am_bmiidx18/images/pkg.jpg]。この作品から搭載・出荷された液晶は型番変更によってRA液晶(Resort Anthemの略称)と呼ばれることがある。内部の相違点としてはHDDの容量が80GBから2倍の160GBに上昇(コンバージョンキット同梱のHDDも同様)したのが大きな特徴で、それ以外では例によってメインI/Oの型番変更が行われた程度に留まる。この筐体はスピーカーの形からRA筐体と呼ぶことがあるが、後述のLincleでカードリーダーに小変更が加えられたこととRA筐体をベースにして発売された関係から纏めてRA筐体と呼ばれることがあれば、逆にLincle筐体と呼ばれることもある。
: RA筐体とLincle筐体にはカードリーダーのテンキーを覆うシートが出荷時から貼り付けられている。これはEMP筐体以前の筐体用にもコンバージョンキットのパーツとして同梱されている。固定部はマジックテープになっているので簡単に取り付け・取り外しが出来る。故に店舗によってはこのシートが取り外されていたりすれば、逆に最初からシートを使用しないことを前提にカードリーダーにマジックテープを張り付けた形跡すらないこともある。
: [[2011年]][[3月11日]]から開催された[http://www.konami.jp/bemani/append_festival/ APPEND FESTIVAL]において[[jubeat|jubeat knit]]と[[7月14日]]から開催された新たなBEMANI連動サービス『[http://www.konami.jp/bemani/linclelink/index.html Lincle Link]』第1弾において[[REFLEC BEAT]]とそれぞれ連動した楽曲解禁が行われた。
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;beatmania IIDX 20 tricoro(トリコロ、[[2012年]][[9月19日]]稼働開始)
: キャッチフレーズは「'''輪音転奏(Next Link Various Tunes Change The World [TRI] For The Future !!!)。'''」。PCB基板新調により、本作が3代目PCBで稼動した最初のタイトル、そして本作がIIDXシリーズで最初の「e-AMUSEMENT Participation」対応タイトルとなる。
: テーマは「'''トリコロール'''」。イメージカラーは白+赤・黄・青の原色でそれぞれの色に対応した3大イベントが順次開催された。また本作から後述の『SINOBUZ』までの間、再びIIDXシリーズ共通キャッチフレーズが外れることとなる。
: 筐体を新規購入した店舗は[[9月19日]]より、コンバージョンキットを購入した店舗は[[9月25日]]より稼働開始。
: 10th style以来の大掛かりな仕様変更が行われた新筐体が発売され、外観はサイドスピーカーからトップスピーカーの照明、足元のスタンドデザイン、カードリーダー、そして内部はPCB基板が新調され、例によってメインI/Oの型番を変更。この筐体はtricoro筐体と呼ばれることが多い。tricoro筐体はカードリーダーがフロントパネル内蔵式に変更され、カードリーダーがサブI/Oに物理干渉しないように設計されている<ref>ちなみにLincle筐体以前の筐体用にフロントパネルを交換して内蔵式カードリーダーにするためのコンバージョンキットも発売された</ref>。サイドスピーカーはBOSE製「201V」からJBL製「Control 1 PRO」に、トップスピーカーのネオン管はLEDに変更された筐体仕様は10th style[http://www.konami.jp/products/am_bmiidx20/images/pkg.jpg]
: 本作以降に出荷された液晶パネルが非光沢タイプから光沢タイプ(グレア)へと変更された。但し光沢パネルの特性上、外光が入る場所や照明が強い所だと映り込みによって画面が見えにくくなる難点があり、ゲーム画面上に映り込みが発生しようものならプレーし辛い事この上ない。この液晶はtricoro液晶と呼ばれることがある。特に先行稼働した筐体に搭載された液晶はRA液晶と同じフレームのものであることから前期型tricoro液晶、CRTや液晶パネルの劣化・寿命による載せ替えや稼働後期からSPADAへの移行期に出荷した筐体に搭載された液晶は、RA液晶とは形状が異なるフレームを採用していることから後期型tricoro液晶或いはSPADA液晶と区別することがある。
: GOLD以来5年7ヶ月ぶり3回目の基板交換を実施。3代目PCBはマザーボードがMicroATXからMiniITXにサイズダウン組み込み機器用の産業用マザボード「ADE-704A」を採用スもこれに合わせて新調CPUは2コア2スレッドのIntel Celeron B810 15.6Ghzを採用、モバ25ンチベイがCPUであり意されていいことか1コメディア2スレドのスクップの際は外付け式光学ドライブを使するようになり、内蔵ドライブはSATA接続式HDDPentium4 みとなった。このHDDも3.5インチから2.5Ghzを5インチへサイズダウンしつつ凌ぐ性能を発揮してい容量は160GBの2倍とな320GBへと上昇。メインメモリはDDR2 SO-DIMMを採用して小型化。極めけはGPUのオンボードグラフィックスの高性能化に伴うビデオカードの廃止アミューズメントシステム向けの組み込みGPU「ATI Radeon E4690」をオンボード搭載。まさにダウンサイジングづくしでありがら2代目PCB以上のパフォーマンスを発揮している[https://gamerepair.info/hardware/25_bemani_pc_ade_704a_]った。OSは本作で累計9年3ヶ月目となる「Windows XP Embedded」を引き続き採用。
: コンバージョンキットには前述の3代目PCBの他に、タイトルパネル、筐体POP、インストの交換キットが添付された。上段のメインスピーカー側に使用するタイトルパネルは、Lincle以前はアクリルパネルにタイトルがそのままプリントされている状態であったが、本作以降は2枚のアクリルパネルにタイトルがプリントされたフィルムを挟み込む形に変更された。これはtricoro以降の新規導入用筐体にも当てはまる。
: グラフィック性能の向上と液晶パネルが主流になったことにより本作で遂にHD解像度(720p、1280x720)に正式対応となり、tricoro液晶やSPADA液晶はもとより、RA液晶以前の液晶モニターもようやくHD解像度での表示を実現した。液晶モニターがDVIケーブルで接続されている場合にのみWindowsのチェックディスク中の間だけ最大解像度で表示するようにプログラミングされている。これによりフルHD解像度(1080p、1920x1080)に対応している一部液晶モニターはこの間だけフルHDで表示される。また液晶モニターがDVI-IからVGAに変換して接続されている場合チェックディスク中はSD解像度のまま表示する場合もある。いずれの場合もチェックディスク完了後はゲームプログラム起動と同時に解像度がオペレーターが設定した解像度に切り替わる(大抵はHDが多いが、諸事情によりSDになっている場合もある)。CRTはHD解像度に対応していないので、2代目PCB同様SD解像度をスクイーズして表示する。これによりテストメニューのゲームオプション項目に画質設定(DEFINITION TYPE)の項目が加わり、CRTから液晶に載せ替えた際にはこの項目を変更することで簡単に画質を変えられる。ちなみに工場出荷時の設定(FACTORY SETTINGS)ではNOT SETとなっており、これを設定しないことにはゲームが始まらない。また電源投入からゲーム起動までの最終シークエンスであるモニターチェックでは、フレームレート表示がコンマ4桁台(FPS = 60.0000)に縮小されている。またテストメニューから画質設定が変更された場合、設定が確定した時点で改めてモニターチェックが行われる。更にテストメニュー内のシステムインフォメーション画面でエフェクトボタンを押し続けている間、モニターチェックで設定されたフレームレートを確認できる。
: ゲーム中に一定の条件を満たすことによって取得できる実績システム「トランメダル(金・銀・銅)」、日替わりで3曲指定され、指定された曲を全てプレーするとDELLARが獲得できる「今日のイチオシ」が追加された。
: プレー画面のレイアウトが変更され、ムービーの表示領域が1:1から4:3となり、今までレーンに対して横(ムービー側)に飛び出していたグルーブゲージがレーン幅に収まるサイズになった。判定文字の変更は9th stye以来3回目となる(文字全体にグロー効果がかかっており、JUST GREAT判定は緑、青、赤、緑…と三色が交差して光る。更にカスタマイズの項目に判定文字が追加され、判定文字のデザインを変更できるようになった。
: 前述の通り、この作品以降から「e-AMUSEMENT Participation」対応機種となりオフラインで稼働することは基本的に不可能。従ってtricoro以降の作品の楽曲が削除された場合、アーケードでは楽曲が復活しない限りプレー不可となる。また本作から後述のcopulaまでは他e-AMUSEMENT Participation機種と違い、日本ではDVDメディア、海外ではUSBメモリでのアップデートが必要なため、tricoro以降の作品でもオフライン稼働している店舗が少数であるが存在するが、この場合は必然的に隠し要素は全て未解禁状態(即ちLincle以前で言うbeat#1固定)となる。
 
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: 期間限定でSUPER FUTURE(7/10〜9/1)のイベントも行われた。
: 2015年2月14日にはLincle以降、約2年5ヶ月ぶりにEXPERTモードが復活した。
: 同年2月頃からは37インチ液晶の枯渇・生産終了により資材調達が困難になり、42インチ液晶が供給されるようになった。この液晶は42インチ液晶をベースに画面サイズが37インチサイズになるよう画面側で調整されているのが特徴。この液晶はPENDUAL液晶と呼ぶことが多く、特に初期型のものを前期型PENDUAL液晶、稼働後期からcopula移行期に型番変更されたものを後期型PENDUAL液晶或いはcopula液晶と区別することがある。これがきっかけとなり、アップデートの際に画質設定の項目に42インチ液晶用の「HD*」が追加され、タイトル画面にも現在の画質設定が表示されるようになった。ちなみにテストメニューから画質設定が変更された場合、SDからHD、HDからSD、SDからHD*、HD*からSDのいずれかの画質変更では改めてモニターチェックが行われるが、HDからHD*、HD*からHDではモニターチェックが省略される
 
;beatmania IIDX 23 copula (コピュラ、[[2015年]][[11月11日]]稼働開始)
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: テーマは「'''レース'''(モータースポーツ)」。また本作から再びIIDXシリーズ共通キャッチフレーズが復活した。
: SINOBUZの「遁術システム」が「曜日ボーナス」としてリニューアル。曜日ごとに特殊効果(特典)が変化する。
: このバージョンにおける通貨は「LEG(レグ)」。システムボイスは[[森一丁]]が担当
: 本作から内部システムを完全一新。tricoro以来5年3ヶ月ぶり4回目の基板交換を実施。4代目PCBは組み込み機器用の産業用マザーボード「ADE-6291」が採用され、従来までは別々に実装されていたCPUとGPUの構造を一新。AMD製組み込み向けSoC「Merlin Falcon」のAPUシリーズ「RX-421BD」を搭載。CPUは4コア4スレッド、クロック周波数は定格で2.1GHz、最大3.4GHzと、3代目PCBのCeleron B810以上のパフォーマンスを発揮し、GPUはRadeon R7を名乗り、8ユニット800MHzでE4690をも凌ぐパフォーマンスを発揮している。メインメモリはDDR4-2133 4GBが搭載されている。補助記憶装置HDDからSSDへと変更。以上のスペックアップしたことにより読込速度と処理速度が大幅に上昇、ロード時間の大幅短縮を実現。特に電源投入時のイニシャライズ高速化が著(但いものの、イベント系のロード時間に関してはこの限りではない[https://gamerepair.info/hardware/28_bemani_pc_ade_6291_][https://www.ennoconn.com/productdetails_en-us_0_27_110_1.html]。9th styleからSINOBUZまで14年と半年間使われ続けた「Windows XP Embedded」は遂にその役割を終え、新たなるOSとしてWindows7ベースの「Windows Embedded Standard 7」を採用。そして内部システム一新の目玉となるI/Oボードは経年劣化や入力・判定のバラつきを考慮してメインI/Oを交換。これにより鍵盤とターンテーブルをメインボードで一括制御する10th筐体以降の筐体ではI/Oボードレベルでの入力のバラつきが完全に無くなり、遂にシステムの完全一新を実現。後はボタンのマイクロスイッチが劣化していたり、ターンテーブルは回転を検知するフォトセンサーの劣化や製造時期の違いによる入力のバラつきがあれば、それぞれ部品交換するだけで解消できるまでに至る。ちなみにサブI/Oはマーキー領域(16セグLED)と照明類、エフェクタスライダの制御といったプレーに直接影響しない機能に絞られていることから流用された。しかしターンテーブルをサブI/O経由で制御する初代筐体はこの時点では完全一新とは行かず、サブI/Oを経由してメインI/Oに入力する関係から若干の入力遅延が発生する。この問題は後述する次回作のRootageにて解消されることとなる。
: エフェクターシステムは、VEFXのパターンが全9種類と大幅に増加。<ref>「ECHO / REVERB(青)」→「COMPRESSOR / REVERB EX (緑)」→「CHORUS / FLANGER (黄)」→「GARGLE / DISTORTION (紫)」→「EQ ONLY(赤)」の順に切り替わる。</ref>PITCHエフェクトは削除された。
: 筐体上部と左側にカメラが取り付けられ、選曲画面から設定することでプレー中に手元を映したりプレーヤーの顔を映すことができるようになった。
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: 新オプションとして「M-RAN」も実装。
: 前作から登場している有名カバー楽曲の新ジャンル「IIDX EDITION」は今作でも引き続き収録。
: 本作より新筐体『LIGHTNING MODEL』が登場。2019年12月16日より順次稼働開始した。スピーカーはYAMAHA製「VS6」からONKYO製に変更。液晶パネルは120hzに対応。これに合わせて4代目PCB以上の高性能化が図られたPCB基板を搭載。その性能は2017年12月21日に稼働開始したCANNON BALLERSから現在のHEROIC VERSEまで使用されている4代目PCBと比較してもケタ違いである。これは前述の120hz43インチワイドディスプレイで120fpsをより安定して出力させるためである。基板スペックとしては今後コナミから発売予定のゲーミングPC「ARESPEAR」[https://www.konami.com/amusement/arespear/]のスタンダードクラス「C300」とほぼ同等。4代目PCBの標準OSは「Windows Embedded Standard 7」を使用しているが、5代目PCBは当該OSがサポート終了済みであることと、マシンスペックの関係上Windows Embedded Standard 7はおろか、[[Microsoft Windows 8]]ベースの「Windows Embedded 8 Standard」もサポート対象外となっている関係により、新たに[[[Microsoft Windows 10|Windows10]]ベースの「[[Microsoft Windows 10 IoT|Windows 10 IoT Enterprise]]」を採用している。[[Beatmania_IIDX#LIGHTNING_MODEL|プレーに関連する詳細はこちらに記載する。]]
 
=== PC版オリジナル ===
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: [[e-AMUSEMENT PASS#e-AMUSEMENT CLOUD|e-AMUSEMENT CLOUD]](現コナステ)タイトルのサービスで展開。
: EMPRESS以降6年ぶりとなる家庭用で、インターフェースはSPADAをベースにしている。
: サービス当初の収録曲はSIRIUSにて登場したものが中心だが、旧曲も多く収録されており、既存曲のロングバージョンも存在する。毎月第1水曜頃に更新が行われ、プレー特典楽曲のほか追加楽曲がプレー出来る。「INFINITAS 楽曲パック」として一定の楽曲がまとめられたパック販売も行われており、2020201931011日現在ま時点楽曲パックVol.11第8弾2322 copulaPENDUAL」まで展開されている。2020年3月11日現在までの収録曲総数は812680ほど
: また、アーケードでは削除されプレイ不可能となった楽曲も収録される事があり、楽曲によってはアーケードでの新規譜面とインフィニタスでの旧譜面が混在する楽曲も存在している。
<!-- :現在クローズドアルファテスト中<ref>[http://p.eagate.573.jp/game/eac2dx/infinitas/p/common/top.html 公式サイト]</ref> -->
 
=== モバイル版オリジナル ===
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:タップ操作またはBluetooth対応の専用コントローラでプレイする。
:無料でRootageの楽曲を中心に収録された約100曲(BEGINNER、NORMALのみ)をプレー出来る。スタンダードとアルティメットの2種類の月定額サービスがあり、共通してスタミナ無制限でプレー出来る楽曲が1000曲以上に増え、一部を除くbeatmania IIDXシリーズ全楽曲が視聴できるMUSIC PLAYERが使用可能になる。<ref>[https://www.4gamer.net/games/478/G047829/20191209049/ 「beatmania IIDX ULTIMATE MOBILE」が本日正式サービスを開始。基本プレイ無料で約100曲の楽曲をプレイ可能なうえ,2種類の月定額サービスも用意] 4Gamer.net(2019年12月9日)</ref>
:判定文字はtricoro以降のデザインだが、JUST GREAT判定が黄色、青、赤、黄色…と三色が交差して光る為、アーケード版に比べて色に若干の差異がある。
:ゲームオプションはアーケード版とほぼ同じ機能を搭載しているが、同時押しアシスト機能や画面のレイアウトを縦画面か横画面に切り替えられる等のモバイル版独自の項目もある。
:判定文字はtricoro以降のデザインだが、JUST GREAT判定が黄色、青、赤、黄色…と三色が交差して光る為、アーケード版に比べて色に若干の差異がある。
 
=== 家庭用 ===
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アーケード版・家庭用とは違い、容量や携帯電話の仕様の関係で多少の違いがある。
 
# ムービーは映像が動かず、数枚の静止画の切り替えになっている(「少年A」など、ちょっとした動画がくわえられている物もある)。
# 曲の長さは1分前後に短縮。また、基本的に着メロと同様すべてインスト曲化している。
# ボタンを押しても音は出ず、BGMのタイミングに合わせて押すのみとなっている。