「NbFz (戦車)」の版間の差分

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[[ファイル:Bundesarchiv Bild 183-L04352, Deutschland, Rüstungsproduktion, Panzer.jpg|thumb|250px|left|プロパガンダ用に工場で撮影されたノイバウファールツォイク]]
 
しかし、[[第二次世界大戦]]が始まると、大戦初期のドイツ陸軍の戦車不足のため、実用試験車輌の3輌は、プトロス演習場にて編成された第40特別装甲大隊の第3中隊の、ハンス・ホルストマン(Hans Horstmann)中尉率いる「ホルストマン小隊」(プトロス小隊)に配備(3輌とも車体前面に大きな白い象のマークが描かれた)され、[[1940年]]4月からの[[ヴェーザー演習作戦|ノルウェー侵攻作戦]]に実戦投入され、ノルウェー各地を転戦、歩兵支援に活躍したものの<ref group="注釈">ノルウェー軍が対戦車火器を使用して戦わなかったため、防御力不足などの欠点が表面化しなかった。</ref>、1輌は路上で故障し自爆処分された。残りの2輌は、試作車のため修理部品も無いことから、1940年末には本国に送り返された。その後、[[1941年]]の[[バルバロッサ作戦]]に再び実戦投入され、[[KV-1]]に遭遇し、もう1輌が撃破された。(実際のNbFzの経歴は諸説ありもっと複雑である。)生き残った車輌は、その目立つ強そうな外見からナチスのプロパガンダ活動に使われ、演説用の台にされたりした。また、本車が[[III号戦車]]の生産ラインに共に並んでいる写真があるが、これは量産されているように見せかけた欺瞞工作であった。
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