「還元主義」の版間の差分

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またそれぞれの分野で(批判的な意味を込めずに)特定の立場や理論を指す代名詞として用いられることもある<ref>例えば次のインタビューでインタビュアーは還元主義を「古典遺伝学は分子生物学に完全に置き換えられる」と言う主張と「遺伝子選択説」の二つの異なる立場の代名詞として使い、反還元主義を「古典遺伝学は分子生物学に置き換えられない」と言う主張と「マルチレベル選択説」の代名詞として用いている。[[フィリップ・キッチャー]]は二つの「還元主義」が対立しておらず、還元主義的(研究)プログラムの是非はそれぞれの議論の詳細に依存すると答えている。[http://human-nature.com/nibbs/04/kitcher.html INTERVIEW WITH PHILIP KITCHER] Human Nature Review 2004 Volume 4: 87-92 ( 7 February )</ref>。
 
「還元」に対応する英語は「削減」を意味する{{lang|en|reduction}}であるが、これは概念や法則の多様性を減らすという意味で理解することができる<ref name="heibonenc" />。なお、reductionという語は科学で一般に、例えば数学で「 "1+1" という式を "2" に書き換える」といったような単なる操作を単に指していう「簡約」など、広く使われている語であり、そういった場合は「概念や法則の多様性を減らすという意味で理解することができ」ない
 
==概説==