「ワンハンドレッドヒルズ」の版間の差分

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[[バブル景気]]真っただ中の[[1989年]]([[平成]]元年)に分譲を開始。この当時の一戸当たりの分譲価格は5億から15億円に上り、購入者の多くは節税対策を計る企業や、都心から離れていることから週末や来客用の[[別荘]]とするものであったと言われる。
 
[[ワイドショー]]でも広く取り上げられ、[[マスメディア|マスコミ]]からは[[ロサンゼルス]]の高級住宅街「[[ビバリーヒルズ]]」をもじって「'''チバリーヒルズ'''」とも揶揄された。報道の影響による来客が余りにも多いため「家の見学お断り」の看板が立ち並んでいたこともある。なお、住民以外の車両は進入禁止である。
 
しかし都心から遠く交通の便が悪いことや[[バブル崩壊]]もあり、60件を予定していた分譲件数は38件程度となった<!--に落ち込み、さらには家を手放す者も増えたため、一時は[[ゴーストタウン]]の雰囲気をかもし出す場所となってしまった。その後、[[暴走族]]などが勝手に入り込んで暴れまわるといった事態も発生したため、遂には-->。その後も分譲販売は継続されたものの、土地の分譲販売のみとなっている上、分譲価格は実質半分程度(8000万円程度)に下落した。その経緯から「バブル経済の負の遺産の象徴」として取り上げられることもある。