Wikipedia

「臭化カリウム」の版間の差分

履歴の双方向閲覧
← 古い編集新しい編集 →
削除された内容 追加された内容
ビジュアルウィキテキスト
m編集の要約なし
式
51行目:
== 化学的性質 ==
典型的なイオン性の塩で、水に溶けやすく、水溶液の pH は7である。臭素イオン源として、[[写真フィルム]]用の[[臭化銀]]の製造に用いられる。
: <ce>KBr (aq) + AgNO<sub>3</sub> AgNO3(aq) →-> AgBr (s) + KNO<sub>3KNO3(aq)</subce> (aq)
臭化銅(II) などの金属ハロゲン化物と反応させると[[錯体|錯塩]]を形成する。
: 2 KBr <ce>2KBr(aq) + CuBr<sub>2</sub> CuBr2(aq) →-> K<sub>2</sub>K2[CuBr<sub>4</sub>CuBr4] (aq)</ce>
 
== 調製 ==
伝統的な方法として、[[炭酸カリウム]]と臭化鉄 ({{chem|Fe<sub>|3</sub>|Br<sub>|8</sub>}}) の反応が知られている。臭化鉄は水中で鉄くずと過剰の臭素 ({{chem|Br<sub>|2</sub>}}) を反応させて作られる。
: <ce>4K2CO3 + Fe3Br8 -> 8KBr + Fe3O4 + 4CO2</ce>
: 4 K<sub>2</sub>CO<sub>3</sub> + Fe<sub>3</sub>Br<sub>8</sub> → 8 KBr + Fe<sub>3</sub>O<sub>4</sub> + 4 CO<sub>2</sub>
 
== 用途 ==
「https://ja.wikipedia.org/wiki/臭化カリウム」から取得