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[[ブルネイ・ダルサラーム]]ではクレープ生地に[[レーズン]]、砂糖、砕いた[[ナッツ]]、[[コンデンスミルク]]、[[チョコチップ]]を振りかけ完成となるクエマラヤがある。
 
==各国==
== 日本におけるクレープ ==
フランス以外では独自のクレープが作られている。
[[ファイル:Displayed Crêpes of Japan.jpg|thumb|200px|店頭のサンプル陳列(日本)]]
=== 日本 ===
[[ファイル:Crepe vending machine in Kagoshima.jpg|thumb|150px|[[自動販売機]](鹿児島)]]
[[ファイル:Displayed Crêpes of Japan.jpg|thumb|200px|店頭のサンプル陳列(日本)]]
[[ファイル:Crepe vending machine in Kagoshima.jpg|thumb|150px|[[自動販売機]](鹿児島)]]
クレープ生地に[[果物|フルーツ]]や[[生クリーム]]、[[アイスクリーム]]などを包んだ[[日本]]独自のクレープは、[[1977年]]、原宿カフェクレープが「カフェ・クレープ」1号店を東京[[原宿]]の[[竹下通り]]に開店させ、そこでメニューとして出されたのが始まり<ref name = "cafe">原宿カフェクレープ「歴史」より。</ref>。当初は直ぐに受け入れられなかったが、[[雑誌]]などに取り上げられることでブームとなり、後に原宿スタイルのクレープとして定着した。なお生地に甘い果物や生クリームなどをはさむのはフランス発祥ではなく、原宿発祥のものである<ref name = "cafe" />。竹下通りはクレープ屋が多いことで有名で、買ってそのまま店の前で食べる、または食べ歩く者が多く、[[ファーストフード]]的要素も備えていると言える。
 
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専門店などでは業務用の円形プレートの「クレープ焼器」が導入されていることが多い。自動式の機器もある。
 
=== 台湾におけるクレープ ===
[[台湾]]のクレープは、原型のあるフランスからではなく日本から伝来したため、クレープの調理法も味も日本のものに近い。しかし、台湾の暑い気候に伴い、巻いた果物は[[マンゴー]]・[[パイナップル]]・[[キウイフルーツ]]などの熱帯フルーツが主流で、普通の生クリームよりもイチゴクリームと[[カスタードプティング|プリン]]を混ぜて冷やしたクリームが人気を得ている。また、クレープの中身に[[ハッカ]](薄荷)味のアイスクリームを加えた品が、その清涼感ゆえに好まれている<ref>全台"顏值最高"TOP 5「可麗餅專賣店」!比臉還大、玫瑰花造型、拉不斷牽絲內餡和超萌卡通圖案通通都想吃!https://www.juksy.com/archives/64771</ref>。
 
=== 香港におけるクレープ ===
[[香港]]のクレープの生地は[[鶏蛋仔]]である。見た目ではフランスのクレープとかけ離れているが、味の面では日本より本格的といわれる。日本とは逆に、香港のクレープ生地は独自に発展したが、生地にかけるソース・果物・畜肉・[[チーズ]]・[[野菜]]などはフランスのものに近く、日本で主流となっている甘いもののほかに塩辛いものも共存している<ref>[香港.尖沙咀] 媽咪雞蛋仔 連續三年米其林推薦街頭小吃 + 曲奇四重奏https://www.bigfang.tw/blog/post/43844554</ref>。