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東京地区の東海道線
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== 運転の経緯 ==
JR東日本の前身である[[日本国有鉄道]](国鉄)は[[1984年]]([[昭和]]59年)、私鉄各社で通勤時間帯に運行されていた[[特別急行列車|特急列車]]をヒントに、[[宇都宮線|東北本線]][[上野駅]] - [[大宮駅 (埼玉県)|大宮駅]]間(ホームライナー大宮、後の[[ホームライナー古河・鴻巣]]、2014年3月14日で廃止)、次いで[[総武快速線]][[東京駅]] - [[津田沼駅]]間(ホームライナー津田沼、後の[[横須賀・総武快速線#ホームライナー千葉|ホームライナー千葉]]、2019年3月15日で廃止)において座席定員制の「ホームライナー」を登場させた。これらが好調であったことを受けて、[[東海道本線 (JR東日本)|東京地区の東海道]]においても通勤ライナーを設定することとなり、[[1986年]](昭和61年)[[11月1日]]の[[1986年11月1日国鉄ダイヤ改正|ダイヤ改正]]で登場したのが「湘南ライナー」である<ref name="rp200406-052">「首都圏の国鉄-JR 通勤ライナー運転変遷史」RP2004-06 52-63頁</ref>。
 
この改正の前、東海道本線では[[特急形車両|特急用]]の[[国鉄185系電車|185系]]電車を[[ラッシュ時|ラッシュ時間帯]]には[[普通列車]]として運用していたが、2扉の同系列は混雑の激しいラッシュ時の輸送では遅延を招いていた。「湘南ライナー」はこの185系電車のラッシュ時間帯の有効活用を図るために設定されたものであり、それまでの東北本線や総武快速線のような“[[回送]]列車の有効活用”とは異なった背景での登場であった。列車名は[[神奈川県]]内在住者からの公募で決められ、[[セーラー服]]を着た[[カモメ]]の絵柄の[[方向幕#ヘッドマーク|ヘッドマーク]]が採用された。画期的であったのは、[[寝台列車|寝台特急]]を含めすべての列車が停車していた[[横浜駅]]を通過とした点である。運転開始から利用状況は良く、ライナー乗車整理券を販売する駅には常に行列ができるほどの人気ぶりとなった<ref name="rp200406-052" />。