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=== トライボルミネッセンス ===
[[セロハンテープ]]のロールを一定の速さではがすことによるもの。[[ルミネセンス摩擦発光|トライボ(摩擦)ルミネッセンス]]の一種であるが、X線の発生については2008年現在の[[トライボロジー|摩擦学]]の理論では十分な説明ができない<ref name = "tribo">{{Cite journal |last=Camara |first=Carlos G. |coauthors=Juan V. Escobar, Jonathan R. Hird1, Seth J. Putterman |date=2008-10-23 |title=Correlation between nanosecond X-ray flashes and stick–slip friction in peeling tape |journal=Nature |volume=455 |issue=7216 |pages=1089-1092 |doi=10.1038/nature07378 |url=http://www.nature.com/nature/journal/v455/n7216/full/nature07378.html |accessdate=2009-01-27 }}</ref>。1950年代には旧ソ連の科学者たちが、セロハンテープロールをある速さではがすとエネルギースペクトルのX線の領域でパルスが発生することを突き止めていた。2008年に[[カリフォルニア大学ロサンゼルス校|UCLA]](米カリフォルニア大学ロサンゼルス校)のチームが、真空中でセロハンテープを秒速3センチメートルの速さで剥がすことでX線撮影が可能な強度のX線が発生したことを観測し、[[ネイチャー]]誌に発表した<ref name = "tribo" /><ref>[http://www.afpbb.com/article/environment-science-it/science-technology/2531731/3460343 セロハンテープでX線、透視撮影も可能?! 米研究]、APF BB NEWS、 2008年10月24日</ref>。
|last=Camara
|first=Carlos G.
|coauthors=Juan V. Escobar, Jonathan R. Hird1, Seth J. Putterman
|date=2008-10-23
|title=Correlation between nanosecond X-ray flashes and stick–slip friction in peeling tape
|journal=Nature
|volume=455
|issue=7216
|pages=1089-1092
|doi=10.1038/nature07378
|url=http://www.nature.com/nature/journal/v455/n7216/full/nature07378.html
|accessdate=2009-01-27
}}</ref>。1950年代には旧ソ連の科学者たちが、セロハンテープロールをある速さではがすとエネルギースペクトルのX線の領域でパルスが発生することを突き止めていた。2008年に[[カリフォルニア大学ロサンゼルス校|UCLA]](米カリフォルニア大学ロサンゼルス校)のチームが、真空中でセロハンテープを秒速3センチメートルの速さで剥がすことでX線撮影が可能な強度のX線が発生したことを観測し、[[ネイチャー]]誌に発表した<ref name = "tribo" /><ref>[http://www.afpbb.com/article/environment-science-it/science-technology/2531731/3460343 セロハンテープでX線、透視撮影も可能?! 米研究]、APF BB NEWS、 2008年10月24日</ref>。
 
=== 強誘電体の熱膨張・収縮によるもの ===