「特捜刑事マイアミ・バイス」の版間の差分

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番組の影響は商品の売れ行きにも顕著に表れた。特に[[ドン・ジョンソン]]演じるクロケット刑事が使用するサングラス、ジャケット、シューズ、煙草、車、ボートなどあらゆるものが売れた。百貨店の[[メイシーズ]]は主人公らと似たファッションを安価に揃えられる「マイアミ・バイス セクション」という特設コーナーを開設、ボートメーカーのWellcraft社はドラマに登場するパワーボートと同じカラーリングを施した”Miami Vice Edition”を販売する。ドン・ジョンソンの無精髭が注目されれば[[:en:Wahl_Clipper|Wahl]]社は似たような剃り残しを再現できる電気シェーバー"Miami De Vice" を開発。発売時には訴訟を恐れ商品名を"Stubble Device"に変更したが、こちらの売上げはあまり伸びなかった<ref>{{Cite web|title=The Miami Vice Effect {{!}} The Rake|url=https://therake.com/stories/icons/the-miami-vice-effect/|website=therake.com|accessdate=2020-03-04|language=en}}</ref><ref>{{Cite web|title=Influence of Miami Vice|url=https://miamivice.fandom.com/wiki/Influence_of_Miami_Vice|website=Miami Vice Wiki|accessdate=2020-03-04|language=en}}</ref>。
 
ドラマがヒットすると同時にマイアミは再び脚光を浴び始める。1980年代にキューバやハイチなど中南米からの移民規制が緩和されたこともマイアミが注目され始めた要因の一つではあるが、多くの人々がこのドラマからを見て刺激を受けたことは紛れもない事実であった。旅行会社にはマイアミのパンフレットが並ぶようになり、ヨーロッパからも多くの観光客が訪れも急増した。「マイアミ・バイス」のロケ地を巡る現地ツアーは人気があり、中でもたびたび撮影に使われた[[マイアミビーチ|サウスビーチ]]のアールデコ建築群は観光名所になった。
 
マイアミは再び富裕層が集まる都市として発展していき、五つ星ホテルや別荘、ナイトクラブやバー、ブランドものを扱うブティック、高級車ディーラーなどが市内に続々と展開するが、経済の活性化に最も貢献したのは皮肉にもコカインの流通に関わっているマフィアであった。
 
=== サウスビーチの復興 ===