「ラインメタル/マウザー・ヴェルケMG34機関銃」の版間の差分

削除された内容 追加された内容
38行目:
 
これは、それまでの戦車のボールマウントや機銃架がMG34用に作られており、角ばったバレルシュラウドのMG42は装備できなかったことや、狭い車内ではMG42よりも銃身の交換が容易であったことも一因で、規模こそ縮小されたものの、MG34も車載用途に終戦まで量産され続けた。
 
MG34は1935年の量産開始から1945年のドイツ敗戦までの間に約44万挺が生産された。以下は生産会社と製造数である。
 
BSW & Gustloff(グストロフ):130,000挺<br>
Rheinmetall-Borsig & Maget(ラインメタル-ボルジッヒ):70,000挺<br>
Mauser-Werke A.G.(モーゼル):60,000挺<br>
Steyr-Daimler-Puch A.G.(シュタイアー):7,000挺<br>
Waffenwerke Brünn A.G.(ブルーノ造兵廠):175,000挺<br>
<br>
合計 442,000挺<br>
 
設計の基礎となったのは、[[ラインメタル]]社(Rheinmetall)のルイス・シュタンゲ(Louis Stange)が[[スイス]]のゾロターン社で設計した[[空冷]]式機関銃である、ゾロターンM1929(MG29)、後に[[オーストリア軍]]と[[ハンガリー国防軍|ハンガリー軍]]が採用する'''[[ゾロターンMG30機関銃|MG30]]'''である。