「フォーミュラ・トヨタ」の版間の差分

国内初の[[ワンメイクFJ1600]]から[[フォーミュラ3]]をつなぐ中間カテゴリとして1991、1990年からスタートした。1999<ref>同年までには[[三菱自動車]]も同じコンセプトで「[[フォーミュラ・ミラージュ]](FM) 」を立ち上げている。</ref>。2年目の1991年より「メイン」シリーズのほかに「ウエスト（西日本）」とシリーズが分かれていたが、2000年から2007年までは一本化したシリーズとして開催していされた。開始当初より[[エクソンモービル|エッソ石油]]が冠スポンサーにつき、「ESSOフォーミュラ・トヨタ・シリーズ」と称する。

初代チャンピオンはチームシフトポイントの景[[影山正美、]]<ref>[http://www.diamondblog.jp/official/mk-wave_com/profile/ Profile] 影山正美オフィシャルブログ</ref>。その後シフトポイントからはも[[高木虎之介等]]、[[立川祐路]]、[[片岡龍也]]、[[平中克幸]]、[[小暮卓史]]、[[平手晃平]]、[[小林可夢偉]]、[[中嶋一貴]]、[[大嶋和也]]、[[関口雄飛]]らが経験を積み、[[フォーミュラ3]]や[[フォートヨタに参戦ミュラ・ニッポン]]などへステップアップを果たした。

同カテゴリー1995年からは過去に[[片岡龍也]]・[[平中克幸]]・[[中嶋一貴]]などが上位カテゴリー（[[フォーミュラ・ニッポン]]、トヨタの車両を使用する[[フォーミュラ3|F3トヨタ・レーシングスクール]]など）へ（FTRS）が開校。トヨタ系レーシングドライバーとFTの歴代チャンピオンがインステップアップトラクターを果務めたしている。当時2000年にはFTRSのスカラシップ獲得者がトヨタの若手ドライバ推薦枠でフォーミュラ・トヨタに参戦する育成プログラム「がスタートし、2005年より[[トヨタ・ヤングドライバーズ・プログラム]]（TDP）」の中でも要となるカテゴリーであっに統合された。

しかしシャシーやエンジンが老朽化してきたことに加え、2006年よりトヨタ・[[日産自動車|日産]]・[[本田技研工業|ホンダ]]の3社が共同で発足させた[[フォーミュラチャレンジ・ジャパン]]（FCJ）が順調な立ち上がりを見せているたこと、そしてFTに参戦するドライバーの多くがFCJにも参戦していることなどから、トヨタでは2007年をもってシリーズ運営を休止することを発表した。ただし[[関谷正徳]]が校長を務める[[フォーミュラトヨタ・レーシングスクール]]（FTRS）FTRSについては2008年以降も継続して開催され、2013年までFTのシャシー・エンジンが使用された。

== マシンについて ==

使用されたシャシーは[[トムス]]が開発し、時期によって3種類存在する。

*;FT10（1991年-1994年）

*:[[アルミニウム|アルミ]][[モノコック]]の初代FT車両。トムスGBとアルゴ{{enlink|Argo Racing Cars}}の共同開発。

*;FT20（1995年-2001年）

*:エンジンのバルブ数変更（4→5）、カウル形状変更、サスペンションレイアウト変更、サイドバーの追加、メインロールバー強化等が行われた。

*;FT30（2002年-2007年）

*:ジュニア・フォーミュラながらも[[炭素繊維|カーボン]]モノコックを採用したほか、[[差動装置|リミテッド・スリップ・デフ（LSD）]] (LSD) を搭載し、[[ブリヂストン]]より供給される[[タイヤ]]も[[バイアスタイヤ]]から[[ラジアルタイヤ]]に変更された。