「日本放送協会の放送形態」の版間の差分

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小笠原諸島に関しては、中波放送(ラジオ第1放送・ラジオ第2放送)と超短波放送(NHK-FM)のいずれの中継局も存在せず、放送法に違反している状態が長らく続いていた。ただし、ラジオ第1放送のみ既設の小笠原村営光ファイバーケーブルを使用した防災放送受信機で聴くことができる。なお、2011年9月にはラジオ第1放送・ラジオ第2放送・FM放送の番組をインターネットを通じて同時配信する[[NHKネットラジオ らじる★らじる]]を開始し、これにより、これまで聴取不可だった地域でもラジオ放送3波を聴取することが可能となる。なお、2013年3月31日に小笠原諸島の父島・母島にもラジオ第1放送・ラジオ第2放送・NHK-FMの中継局が設置され、いずれもFM波で送信されるようになった<!--2012年10月2日開催・10月19日公表の日本放送協会議事録より-->。デジタルテレビ放送は八丈島にある八丈中継局の電波を海底光ファイバーケーブルで配信して送られてくる有線放送として2011年5月18日から試験放送を開始。
 
デジタルテレビ中継局が存在しないために、屋外でのワンセグ・フルセグ搭載のスマートフォンでのテレビ視聴ができなかったが、2020年3月からは[[NHKプラス]]のアプリをダウンロードすることで視聴が可能になった。
 
[[大東諸島]]での放送は、本来なら大東諸島は[[沖縄県]]に属するために中継局は[[NHK沖縄放送局]]管轄で、沖縄総合テレビジョン(JOAP-TV)、沖縄教育テレビジョン(JOAD-TV)を配信することが慣例である。しかし、[[沖縄本島]]との距離が離れており、沖縄本島と大東諸島を結ぶ海底ケーブルが敷設されていない関係で中継局が設置されておらず、[[ケーブルテレビ]]自体も同諸島にないため受信することが出来ずにいた。その代替処置として東京からアナログ放送を送信していた。これは、民放3局=[[琉球放送]]・[[沖縄テレビ放送]]・[[琉球朝日放送]]も同様である。なお、地上デジタル放送では沖縄本島から海底光ケーブル経由で南大東・北大東の両中継局が設置され、本来の沖縄総合デジタルテレビジョン(JOAP-DTV)、沖縄教育デジタルテレビジョン(JOAD-DTV)を配信、2011年7月22日に開始した。なお、大東諸島ではNHK-FMの中継局は設置されておらず、全国で唯一NHK-FMの直接受信ができない地域となっている。