「エクシズ・フォルス」の版間の差分
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== 世界観 ==
光と闇、二つに分かれたベルジュと呼ばれる世界が舞台。光輝のベルジュでは朝しかなく、常闇のベルジュでは夜しかない。二つの世界は漆黒の断崖と空間で隔てられており、両者はその先に違う世界があることを知らない。
世界は人間を含めて聖器ヴェゼルから生まれたフォルスと呼ばれる物で構成されており、破壊されたフォルスは聖器に還り、転生する。漆黒の断崖は破壊のフォルスで満たされており、普通の生物が踏み込むと怪物と化してしまう為、両世界の行き来はエクシズにしか出来ない。
== ゲームシステム ==
セシリアを主人公としたセシリア編とレーヴァントを主人公としたレーヴァント編の2編があり、最初にどちらかを選ぶ。どちらを選んだかで、ストーリーや登場キャラが異なる。
基本的に仲間キャラは4人だが、ストーリーの進行によって増減する。終盤にセシリア編、レーヴァント編のキャラが合流し、最終的に総勢9人となる。
セシリア編とレーヴァント編は並列したストーリーになっており、両編をプレイする事で繋がりが判明しストーリーを深く探ることができる。<br>▼
ストーリーはフェイズ構成になっており、進め方によってフェイズ終了時にヴェゼルが創世か破壊かに傾く。最終的にどちらに傾いているかでエンディングが変化する。目的が世界を救う事であるので、破壊に傾けるには進め方を工夫する必要がある。また均衡エンドは隠し要素となっているため、特殊な条件を満たさなければならない他ラスボスが非常に強くなっている。
=== 戦闘 ===
* 基本
:戦闘では神器と霊器から引き出したスキルで戦う事になる。キャラと武器の種類によって相性があり、キャラによっては使えないスキルもある。相性が
:神器
:霊器は人間が神器を元に作り出した物。使用時には耐久値を消費し、耐久値が0になった霊器は使用不可になる。
:スキルの使用、
* 神性とエクシズチャージ
:全ての神器、霊器には紅蓮、白光、蒼焔の3つの神性が備わっており、互いに三すくみの関係にある。
:優位神性への攻撃は効果が上がるが、逆だと下がる。また、神性の影響を受けない無神性もある。
:敵の行動を含む、同じ神性、
* オーバーキル
:敵の
=== クリア特典 ===
* タイトル画面に
* セシリア編、レーヴァント編のどちらかをクリアすると一部の要素を引き継いで逆のストーリーを進める事が可能。また、二週目以降でしか出来ないイベントなども存在する。
* 両編をクリアするとより多くの要素を引き継ぐ事が可能になる。三週目以降はセシリア、レーヴァントの選択は任意。また、敵のパラメータが上昇するハードモードでプレイすることも可能。
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== キャラクター ==
=== セシリア編 ===
; セシリア・アーマクライト
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:ネーベル聖壇を取り囲む静かな湖水・ソレイユ湖のほとりで、師匠と妹の三人で暮らす15歳の剣士。
:真面目で素直な性格で、使命感の強さはエクシズ随一。「聖杖の巫女」を探しており、パルフィナ大神殿でセシリアと出会う。次第に彼女に惹かれて行き、エンディング次第では彼女に告白する。
:巨大な剣、神刃グランテインを悠々と扱うことができる。早い段階で全体攻撃を取得
:紅蓮の神属・旋風のデュアリスのフォルスと神刃グランテインを継承している。
; ルフィーナ・ジェミナイ
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:深淵の龍洞に棲む龍燐族(りゅうりんぞく)の青年。紅蓮の神属・業炎のスコルグのフォルスを継承している。
:外見こそ若く見えるが年齢不詳で、本人曰く1600年以上は生きているらしい。同族の中では若輩だと本人は語っているが、自分のことを「某(それがし)」と呼ぶなど態度も口調も年寄りじみた落ち着きをかもし出しており、その年齢に見合う豊富な知識と落ち着いた思考を有している。
:尽きぬ興味から他人の話を聞いて回るのが第一の趣味で、初登場した時はフィリアと10年もの間談笑を続けてたという
:人化の法によって外見を人間に寄せている。「龍」の力を解放することで、二足歩行する巨大な真紅のドラゴンへと姿を買え、絶大な戦闘能力を発揮する。わずか一撃で「龍」となったヴィルラスを完全消滅させたほど。しかし、これを解放すると肉体に凄まじい負担がかかるため、普段は使用しない。それを知らないセシリアやグリーク「最初から使ってくれればよかったのに」と言われ、イグニスは冗談で「寿命が千年ほど縮む」と返した(かなりのリスクを伴うらしく、ヴィルラスも龍の姿になる危険性について触れている)。
:ヴィルラスとは族長の地位を争った間柄だが、イグニスはさして族長の地位に固執していない。そのため、ヴィルラスが族長で構わないと考えていたが、彼が平和を望まず、目先の勝利とそれによって得られる栄誉しか見ていないため、族長と認めることができなかった。出来ればヴィルラスを改心させたいと考えている。しかし最終決戦では完全に破壊のフォルスに飲み込まれ、力におぼれ行く彼を見て自らの手で止めることを誓い、上述のように完全消滅させ[[一騎討ち]]の末決着をつけた。
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=== レーヴァント編 ===
; レーヴァント・フォン・シュヴァイツァー
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:常闇のベルジュにある軍事国家・帝政ローゼンバウムにおいて皇帝直属の騎士団に所属する19歳のエリート騎士。
:愛称は「レオン」で、紅蓮の三柱神・輝剣のアージェントのフォルスと聖剣クラウヴァンドを継承している。
:誇りを第一とする、愚直なまでに真面目な青年。皇帝や皇女とは共に育った幼馴染でもある。10歳の時に高所から落ちた時のトラウマで高所恐怖症と
:亜人討伐のために赴いた精霊の森で聖剣クラウヴァンドを手にしたことから、彼の悲劇的な運命が幕を開ける。
:実は幼少の頃に大怪我をした際にファウストに治療と称して破壊のフォルスを移植されており、彼の中には複数の人格を持ったフォルスが存在する。これによりファウストに操られる人形と化し、怪物へと変異。パーンも寄せ付けない圧倒的な力を見せつけた。ファウストと決着の際は再び洗脳されそうになるが、レーヴァント自身がフォルスに宿った思念を受け入れたことで制御に成功し、ファウストの呪縛を無力化した。
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: 声:[[田中理恵 (声優)|田中理恵]]
:帝政ローゼンバウムの皇女。白光の神属・癒光のヴェルゼのフォルスと神麗シャインクレールを継承している。
:皇帝アクセルの異母妹で、レーヴァントとは幼馴染同士。平民との私生児の為、
:18歳だが、その振る舞いは大胆で、時折皇女らしからぬ行動を取る。武芸に秀でており、並みの兵士では敵わない腕前を披露する。
:レーヴァントに恋い焦がれており、彼が処刑されると決まった際はグリークに協力を申し出救出に向かった。エンディングでは行方不明になった兄に代わって王女となり、レーヴァントと結婚した。
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:エクシズたちの前に現れる謎の少年。
:父親とも言うべき破壊神デルギアによって長い間封印されていたが、復活してからは父と人間、果ては世界に対して復讐を始める。
:セシリアの母親
:創世エンディングではガリーザとともに神々を掌握し、その力を乗っ取ってラスボスとなり、最終的に討たれて死亡する。
:ただし他のルートのエンディングでは死亡せず生存している。
; ガリーザ
:異界からやってきた存在。影のような姿をしており、実体を持たないため生物の肉体を乗っ取って行動する。
:口調が宿主であるアズール
:本作の黒幕で、ハッピーエンドにおけるラストボス。
; ファウスト・シュナイゼル
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:しかしその正体は数百年前から生き続ける、神奏オルフェルトを継承したエクシズの1人であり、アズールらと共に破壊神デルギアを復活させようと暗躍する。破壊の未来を選ぶ事により聖器ヴェゼルに全てを委ねられたベルジュの理を排するのが目的で、その為なら手段を選ばない狡猾かつ冷酷な人物。
:隠しエンディングではアズールを出し抜いて現れ、術を用いて自らを聖器ヴェゼルそのものである「フォルス・ネクリウス」となった。しかしノルヴィアの力によって実態を取り戻され、最期はセシリアたちに敗北し消滅した。
; ペルペット
: 声:[[高田奈央美]]
:レーヴァントが精霊の森で出会った、精霊族の女性。ボン
:正体はシエルの姉でありアクセルの妻であるナチュール。ラストダンジョンの前哨戦にて破壊のフォルスが消滅し本来の自分を取り戻した。
; ヴィルラス
: 声:[[大友直人 (声優)|大友直人]]
:大勢の魔物を引きつれパルフィナ大神殿を襲撃した龍燐族の男。大神殿の地下に眠る神秘の石碑・モノリスを求めている。
:その正体はイグニスのライバルである族長候補。同族殺しの掟を犯したため忌み嫌われていたが、ファウストらの仲間になり強大な力を手にした。ファウストを出し抜いて自分が最強の力を手に入れるつもりでいたが、終盤では完全に破壊のフォルスに人格を乗っ取られてしまう。破壊の権化と化し巨大な龍となったイグニスたちと一戦を繰り広げるが、どれだけダメージを受けても瞬時に再生するため倒すことはできなかった。イグニス自身も龍と化し、最期は彼の放った炎で跡形もなく焼き尽くされて消滅する
:ヴィルラス自身はイグニスを「自分と同じ」と見ていたが、目先の勝利と栄誉しか目にないヴィルラスとは違うと突き返されている。
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