「フルメタル・パニック!の登場兵器」の版間の差分

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; 作中での活躍
:; 『つづくオン・マイ・オウン』
:: マオとクルーゾーのM9が、無人操縦のM6数機を指揮していた他、短編の『キャプテン・アミーゴと黄金の日々』では、宗介とクルツが宝探しのために無断で使用し、財宝(評価額1031万5500ドル)と引き換えに本機を大破させている(損害額1031万5500ドル)。同じく短編の『猫と仔猫のR&RR&R』では、この機体にテッサが搭乗しマオのM9と模擬戦闘を行い、宗介の特訓と助言による綿密なトラップによって勝利を収めている。
:; 『つどうメイク・マイ・デイ』
:: 宗介がM6A3に搭乗している。この際はクルツ、マオのM9と連携してコダールmを撃破するなど、第2世代機としては劇的な戦果を挙げているが、この戦果は宗介の実力とラムダドライバ搭載機との戦闘経験の多さ、M9(マオ、クルツ)との息の合った連携によるところが大きい。なお、この際のM6には発煙弾や対人地雷なども搭載されていた。
 
==== ブッシュマスター ====
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; 作中の活躍
:; 『疾るワン・ナイト・スタンド』
:: A21の[[#ベヘモス|ベヘモス]]を止めるために三機の96式が出撃したが、いずれも撃破されている。一機はロケットランチャーを装備していたが、発射したロケット弾を[[ラムダ・ドライバ]]で防がれた挙句、頭部の三十ミリ機関砲「竜の息(ドラゴンブレス)」で蜂の巣にされてしまった。この戦闘を通して本機が敵に与えたダメージは皆無である。なお、後日談(短編『あてにならない六法全書』)によると、このとき使っていた96式の[[アーム・スレイブ|マッスル・パッケージ]]は訓練用のものであり、十分な機動が出来なかったらしい。
:: また、この事件の経験から、[[1999年]]より96式の改良プログラムが開始しており、2011年の時点では陸上自衛隊の保有する96式はほぼ96式改となっている。
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『燃えるワンマン・フォース』では、闘技場の選手数名が本機を使用していた。
 
2011年8月3日、ニコニコ動画生放送の「緊急特番!!  賀東招二が"ドラ生"をジャック!! - ニコニコ生放送」において、作者自身の口から「C3-5という形式番号は作者自身が設定したものではなく、アニメの色構設定資料の資料番号がミストラル2の形式番号と誤認され、訂正できぬままに各種媒体に載ってしまった。」と謝罪した。
 
=== サイクロン ===
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== 第三世代アーム・スレイブ ==
{{リンクのみの節|date=2013-2}}
 
=== ガーンズバック ===
{{see|ガーンズバック (フルメタル・パニック!)}}
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:: 『故郷に舞う風』において、ヘルマジスタンのゲリラのザイードが専用の塗装(赤)を施した機体を使用していた。地形を利用した戦術とガトリングキャノンでミスリルの部隊を圧倒したが、宗介のアーバレストとの戦闘では不意を突かれる形でアーバレストの対戦車ダガーを喰らい撃破された。
:: ペリオ共和国・ベリルダオブ島の米軍の化学兵器解体基地をガウルン率いる武装グループが占拠した際、9機が使用された。
:: なお、原作の『揺れるイントゥブルー』中ではこの機体の代わりに[[#ミストラル2|ミストラル2]]が登場していた。
:; アニメ版第3期(TSR)
:: 夏玉芳の搭乗機として登場。供与した兵器の代金を回収するためにゲイツがマレス大佐と会い、[[アマルガム (フルメタル・パニック!)|アマルガム]]に逆恨みしたマレス大佐が部下を率いて襲撃しようとした際、ECS不可視モードが解除されて突如ゲイツの前に出現し、襲撃部隊を撃退した。また、長江横断トンネルで作戦行動中のクルツのM9を襲撃し、接近戦が苦手な彼を圧倒した。この際にはジオトロンエレクトロニクス製単分子カッター"GRAW-3"(M9の装備する単分子カッターの後継型)を2本装備していた。
:; 『ずっと、スタンド・バイ・ミー』
:: 生還を果たしたクルツが、GRUより頭部に精密射撃用バイザーとソ連製狙撃砲『ミェテオール』を装備した、狙撃仕様のシャドウを借りて、マオたちの援護をした。
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: 短編『わりとヒマな戦隊長の一日』の描写によると、このエピソードの後にマーティン・マリエッタによる新型減音システムが搭載された模様である<ref>現実の1998年の時点では、既にマーティン・マリエッタはロッキードと合併し、[[ロッキード・マーティン]]となっている</ref>。
: 人員輸送にも用いられており、『疾るワン・ナイト・スタンド』や短編『老兵達のフーガ』等でそういった運用法が見られる。また、宗介が戦地から学校に直接登校する際にも用いられた。
 
=== AV-8B ハリアー ===
* [[ハリアー II (航空機)|AV-8B ハリアー II]]
メリダ島に配備されていた、現実でも存在する垂直離陸機能を持った攻撃機。
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<table border="1" cellpadding="2" cellspacing="0" style="float:right;width:300px;">
<caption>機体諸元</caption>
<tr><td colspan="2" style="text-align:center;border-bottom:3px solid gray;">コダール/i/m</td></tr>
<tr><td>型式番号</td><td>Plan 1056/1058/1059</td></tr>
<tr><td>設計者</td><td>不明</td></tr>
<tr><td>全高</td><td>9.1m</td></tr>
<tr><td>重量</td><td>10.8t</td></tr>
<tr><td>動力源</td><td>[[パラジウムリアクター (フルメタル・パニック!)|パラジウムリアクター]]<br />製造元・形式不明</td></tr>
<tr><td>最大作戦行動時間</td><td>不明</td></tr>
<tr><td>最高自走速度</td><td>不明</td></tr>
<tr><td>最高跳躍高</td><td>不明</td></tr>
<tr><td>固定武装</td><td>なし</td></tr>
<tr><td>基本携帯火器</td><td>マウザー MGK35mmライフル<br />IAI『ダークエッジ』単分子カッター</td></tr>
<tr><td>搭乗者</td><td>ガウルン(初期型,i型)<br />ゲイツ(i型)<br />夏玉芳(m型)<br /></td></tr>
</table>
 
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既存のASとは根本的に異なる機体であり、ベースとなった機体([[#コダール|Plan1056 コダール]]にとっての[[#シャドウ|Zy-98 シャドウ]]、[[アーバレスト]]にとっての[[ガーンズバック (フルメタル・パニック!)|M9]]等)は存在しない。構造としては第二世代型ASを巨大化させたもの。また、そのコンセプトは対AS用のガンポートであり、圧倒的な火力による制圧を目的としている。通常のAS単体ではまず太刀打ちできず、M9複数機をもってしてようやく撃破、あるいは無力化できるほどの耐久性も持ち合わせている。
 
ただし、その巨体は数千tという破格の重量を有しており、本来動かすことはおろか自立自体が不可能。それを解決するために[[ラムダ・ドライバ]]が搭載されており、自重を支え、自壊を防ぐために用いている。ただし、搭乗者は常時ラムダ・ドライバの使用に集中する必要があり『疾るワン・ナイト・スタンド』においては、搭乗者の集中力が切れかけたために機体に軋みが生じていた。なお、他のラムダ・ドライバ搭載機と同様にこれを防壁として用いることも可能。もっとも、本機の場合はそのサイズと重量ゆえに回避行動が取れないため、防壁としてのラムダドライバも必要不可欠の装備である。ただし、自重を支える機能(A-ファンクション)と防壁の機能(B-ファンクション)はあくまでも別系統であるため、通常武装でダメージを与えることは不可能ではない。事実クルツは数度に渡り、一瞬の隙を突く形でこの機体を狙撃してダメージを与えることに成功しており、機雷で脚部に損傷が出ることもあった。
 
『疾るワン・ナイト・スタンド』中に登場した台詞によれば、1機当たりの製造コストは[[巡洋艦]]2隻に相当する。また、作中でセイナが燃料は40時間分であると語っている。
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<table border="1" cellpadding="2" cellspacing="0" style="float:right;width:300px;">
<caption>機体諸元</caption>
<tr><td colspan="2" style="text-align:center;border-bottom:3px solid gray;">ベリアル</td></tr>
<tr><td>型式番号</td><td>Plan 1055</td></tr>
<tr><td>設計者</td><td>不明</td></tr>
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<tr><td>最高自走速度</td><td>不明</td></tr>
<tr><td>最高跳躍高</td><td>不明</td></tr>
<tr><td>固定武装</td><td>40mm機関砲<br />他</td></tr>
<tr><td>基本携帯火器</td><td>アイザイアン・ボーン・ボウ</td></tr>
<tr><td>搭乗者</td><td>レナード・テスタロッサ</td></tr>
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<table border="1" cellpadding="2" cellspacing="0" style="float:right;width:300px;">
<caption>機体諸元</caption>
<tr><td colspan="2" style="text-align:center;border-bottom:3px solid gray;">アラストル</td></tr>
<tr><td>型式番号</td><td>Plan 1211</td></tr>
<tr><td>設計者</td><td>レナード・テスタロッサ</td></tr>
<tr><td>全高</td><td>2m強</td></tr>
<tr><td>重量</td><td>不明</td></tr>
<tr><td>動力源</td><td>パラジウム・リアクター<br />製造元・形式不明</td></tr>
<tr><td>最大作戦行動時間</td><td>不明</td></tr>
<tr><td>最高自走速度</td><td>不明</td></tr>
<tr><td>最高跳躍高</td><td>不明</td></tr>
<tr><td>固定武装</td><td>腕部12.7mm機関銃<br />自爆装置</td></tr>
<tr><td>搭乗者</td><td>なし</td></tr>
</table>
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:; 『つどうメイク・マイ・デイ』
:: ニケーロにあるアマルガムの拠点警備用に、複数機が配備されている。このうちの数機が宗介の操縦するM6A3と交戦し、破壊された。
:; 『テッサのお墓参り』
:: 回収・復元された機体がテッサの護衛として登場。復元に失敗したAIの代わりにアルが衛星通信で遠隔操作している。こちらは動力がバッテリーになっている。
 
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== その他 ==
=== F-16 ファイティング・ファルコン ===
『[[フルメタル・パニック!アナザー]]』10巻に、在クルディスタン国連派遣軍として派遣されていた米軍のF-16ステルス戦闘機。ASからの技術フィードバックによって、ECSを搭載してアクティヴステルスを実現している。{{Anchor|Plan1551 バリストラ}}の対ECSセンサーに反応されているあたり、ASなどの対ECS兵装をもつ兵器にはステルスではなく、むしろ自分がどこにいるか教えている有様であることがうかがえる。結局は{{Anchor|Plan1551 バリストラ}}の対空ミサイルによって、あっさりと迎撃されている。