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{{出典の明記|date=2017年5月}}
'''パイ中間子'''(パイちゅうかんし、π–meson)は、[[核子]]を結合している力である[[核力]]を媒介する[[ボソン]]の一種である。'''パイ粒子'''、'''パイオン'''(Pion)とも呼ぶ。
 
当時[[大阪大学]]の講師であった[[湯川秀樹]]が、その存在を[[中間子論]]で予言した。[[ミュー粒子]]が1936年に初めて発見された当時、ミュー粒子はこの役割を担う粒子であるとされたが後に強い相互作用を行わないことが判明し、1947年に荷電パイ中間子、1950年に中性パイ中間子が発見され、これらが湯川秀樹の予言した粒子であることが明らかとなった。