「SR-71 (航空機)」の版間の差分
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== 性能と設計 ==
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SR-71は、1976年7月28日、第9戦略偵察連隊機により3,529.56km/h(実用高度25,929m)という実用[[ジェット機]]としての最高速度記録を出している。また、1990年にはアメリカ西海岸(ロサンゼルス)から東海岸(ワシントンDC)までを67分で飛行するという最速記録も出している。、これだけの[[速度]]域では[[空気]]自体の[[圧縮]]によって生じる[[断熱過程|断熱加熱]]により機体表面温度は[[摂氏]]300度を超えて部分によっては摂氏700度近くに達する。こうした高熱に対する対策のために、いくつかの特異な機軸が盛り込まれている。
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=== エンジン ===
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{{main|プラット・アンド・ホイットニー J58}}
プラット・アンド・ホイットニーJ58が2基搭載された。エンジンの前後およびエンジンの途中には、複数のバイパス扉が設置されており、飛行中の速度によってそれらの開閉は制御されている。またエンジンシステムの最前部に装備されたスパイクコーンも電子制御で前後に駆動され、スパイクコーン先端で発生する衝撃波によって、効率よく空気の圧縮がなされるように調節される<ref>[http://www.sr-71.org/blackbird/manual SR-71 Flight Manual]</ref>。
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== 作戦任務における運用 ==
{{出典の明記|date=2015年11月|section=1}}
[[File:AG330 start cart.JPG|thumb|300px|right|AG330 始動機]]
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[[File:SR-71 LASRE cold test.jpg|thumb|
通常離陸の24時間前より準備が始められる。高い耐熱性を持った常温で固体のオイルを使用するため、エンジン始動には整備員の周到な準備を必要とする。
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== 派生型 ==
=== A-12の派生型 ===
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{{main|A-12 (偵察機)}}
'''A-12'''は極秘で設計製造された[[中央情報局|CIA]]の偵察機。SR-71の基礎となった機体で、乗員は1名。
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