「古ラテン語」の版間の差分

削除された内容 追加された内容
見よ項は英語版 Latin alphabet
タグ: モバイル編集 モバイルアプリ編集 iOSアプリ編集
32行目:
|}
 
このうち、[[C]][[Γ]]([[ガンマ]])の異体)は <nowiki>[g]</nowiki> の音を表し、す。母音字兼半母音字 [[I]] は <nowiki>[i]</nowiki> と <nowiki>[j]</nowiki>、[[V]]([[Υ]]の異体字形)<ref>ラテン語は/v/の発音およびそれを表す文字を持たなかった。後世にラテン文字[[V]]が/v/の発音を表すようになった。</ref> は [[Υ]]([[ウプシロン]])の異体形で <nowiki>[u]</nowiki> と <nowiki>[w]</nowiki> の音価を持った。五つの母音字(A, E, I, O, V<ref>母音字 V /u/ は後世に字形を U へ変えた。</ref>)は長短両方を表したが、文字の上で長短の区別はなかった。
 
[[紀元前3世紀]]になると[[エトルリア語]]の影響<ref>エトルリア語の影響により、「CE(/ke/),CI(/ki/),CO(/ko/),QV(/kw/),CAもしくはKA(/ka/)」と綴り分けされるようになった。</ref>により [[C]] で <nowiki>[k]</nowiki> の音を表すようになり、[[K]] <nowiki>[k]</nowiki> はごく少数の語中で KA として残った。また <nowiki>[g]</nowiki> の音を区別して表すためにそれまでの[[C]]から新たな [[G]] の文字が作られ、[[アルファベット]]の7番目の位置に置かれた(それまでの [[Z]]<ref name="Z" />は不要として取り除かれた)。
 
[[ファイル:Forum inscription.jpg|thumb|150px|right|古ラテン語碑文、但し1列は右から左、2列目は左から右、3列目は再び右から左へと交互に表記されている。]]