「1989年ブラジルグランプリ」の版間の差分

削除された内容 追加された内容
1989f1ブラジルグランプリ決勝の内容
タグ: ビジュアルエディター モバイル編集 モバイルウェブ編集
40行目:
 
== 決勝 ==
 
セナはポールポジションからのスタートだったものの出遅れ、1コーナーでベルガーとパトレーゼに並ばれてしまう。そして2台に挟まれる形で接触、フロントウイングを破損した。ピットに入って修理し、レースに復帰するが11位に終わった。またベルガーも接触が原因で1周目でリタイヤした。 パトレーゼがレースをリードし、以下ブーツェン、マンセル、プロストと続いた。しかし、ブーツェンはエンジンブローにより3周目にリタイヤしてしまう。その後16周目、2位に浮上したマンセルがパトレーゼを抜きトップに立つ。しかしその後、マンセルはタイヤ交換で遅れ、今度はプロストがパトレーゼをに抜いてトップに立つ。
 
このままプロスト優勝かと思われた矢先、プロストのマシンにクラッチトラブルが発生し、28周目に追い上げてきたマンセルに抜かれてしまう。一方で3位以下は、ハーバート、母国グランプリのグージェルミン、そしてパトレーゼと続いていた。そして34周目、グージェルミンがハーバートを抜いて3位に上がった。その後、パトレーゼもハーバートを抜き、そしてグージェルミンに迫っていく。一度は前に出たがその後すぐマシントラブルによりリタイヤとなる。一方トップ争いではマンセルのマシンにステアリングが緩むというトラブルが発生、残り17周で緊急ピットインし、ステアリングを交換し、トップに立っていたプロストを再び抜いてそのままゴール、フェラーリ移籍後始めのレースを優勝飾った。以下プロスト、グージェルミン、ハーバート、ワーウィック、ナニーニと続いた。グージェルミンは母国GPで3位初表彰台を獲得した。
 
マンセルはフェラーリ移籍後初めてのレースで、自身でも望外の勝利を手にした。新車はシーズン前のテストでレース距離を走り切れたことがなく、完走すら望めないというのが本音だった。新人のハーバートは前年の国際F3000で負った脚の怪我が完治しておらず、こちらも準備不足を不安視されていたが、脚の痛みに耐えながらデビュー戦4位入賞という結果を残した。
 
== 結果 ==