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ただし、指定自動車教習所では日々慣れ親しんだ教習コースで試験が行われるが、運転免許試験場においては指定自動車教習所の[[技能検定 (道路交通法)|技能検定]]より合格の採点基準などが非常に厳しく(あくまでも合格点は同じだが、指定自動車教習所の技能検定は、受験者をなるべく受からせようとする試験、運転免許試験場の技能試験は、受験者を厳格に審査し不備があれば落とそうとする試験と考えている)、また練習走行の機会のない不慣れなコースで技能試験を受けることになる。
 
よって、一般的には指定自動車教習所で、運転免許を取得する過程で一定時間以上の技能教習と学科教習を受けたのち、指定自動車教習所内で仮免許試験を受験する者がほとんどである。この場合、始めに試験場における技能試験と同内容の項目を実施する修了検定を教習所内のコースで受検し、修了検定に合格した教習生は引き続いて教習所内で学科試験を受験する。試験終了後採点し合格者が確定した後、教習所が合格者の仮運転免許の交付申請を一括して行い、教習所経由で仮免許交付となる。法的には、本来公安委員会が管轄する運転免許試験場で行う適性試験・学科試験を指定自動車教習所に実施を委託し、技能試験については指定自動車教習所内の修了検定に合格することで技能試験を免除する扱いとしている。
 
反面、自動車教習所に入校する場合の費用と、試験場受験にかかる費用を比較した場合、先述の「[[一発試験]]」は一回の試験費用が数千円程度(申請手数料+貸車料。各都道府県により異なる)であるため、繰り返し試験場に通って合格を狙う者も多数いる。なお、普通仮免許又は準中型仮免許に限り仮免許を試験場合格で取得した場合、指定自動車教習所の「第二段階」から入所することが可能である<ref>都道府県または指定自動車教習所によっては第一段階からとなり仮免許試験のみ免除となる場合や仮免入所を断る場合もある。</ref>。