「ハイソカー」の版間の差分

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== 車両概要 ==
「ハイソカー」と呼ばれる車種の多くは、ほとんどが4ドア[[ハードトップ]]のボディを持つ。少数ながら2ドア[[クーペ]](それもノッチバックに限られる)も含まれるが、[[スポーツカー]]然としたスタイルのものはハイソカーとして扱われず、[[セダン]]に近い形のクーペがハイソカーとして扱われた。内装はワインレッドやブルーの[[モケット]]張りを基調とし、フルファブリックのルーズクッションシートを合わせた豪華絢爛なものであった。一方で当時は[[普通自動車]](3ナンバー)に課せられる税金が非常に高かったことから、大半の車種が車幅を小型自動車(5ナンバー)サイズに収めざるを得なかったことや、見た目のデザインを重視したゆえ「ボディサイズのわりに室内が狭い」と言われることが多かった。一部の上級グレードでは[[アクティブサスペンション|電子制御サスペンション]](トヨタの[[商標]]は「[[TEMS]]」)や[[デジタルメーター]]などを装備するものもあったほか、重い車体による出力不足対策として[[ターボチャージャー]]付きの2Lエンジン、[[デジタルメーター]]などを装備すが搭載されているものもあった。
 
車体色はトヨタの「スーパーホワイトII」が人気を呼び、バーガンディー(ワインレッド)の内装を合わせたマークIIやクレスタ、ソアラが好調な販売を見せた。