「中村橋派出所警官殺害事件」の版間の差分

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'''中村橋派出所警官殺害事件'''(なかむらばしはしゅつじょけいかんさつがいじけん)は、[[1989年]]([[平成]]元年)[[5月16日]]未明に[[東京都]][[練馬区]][[中村北]]で発生した[[強盗致死傷罪|強盗殺人]]・[[公務の執行を妨害する罪|公務執行妨害]]・[[銃砲刀剣類所持等取締法]](銃刀法)違反事件{{Sfn|東京地裁|1991|loc=罪となるべき事実}}。元[[自衛官|陸上自衛官]]の男S(事件当時20歳)が銀行強盗などのために[[拳銃]]を奪取しようと{{Sfn|東京地裁|1991|loc=本件犯行に至る経緯}}[[警視庁]][[練馬警察署]]の「中村橋[[派出所]]」<ref group="注" name="交番"/>を襲撃し、勤務していた[[日本の警察官|警察官]]2人([[巡査]]A・[[巡査部長]]B)を[[ナイフ#サバイバルナイフ|サバイバルナイフ]]で刺殺したが、被害者らの抵抗に遭い拳銃強奪は未遂に終わった{{Sfn|東京地裁|1991|loc=罪となるべき事実}}。
 
[[警察庁]]によれば派出所勤務中の警察官2人が同時に殺害され[[殉職]]した事件は1955年(昭和30年)以降では初で<ref name="毎日新聞1989-05-16">『毎日新聞』1989年5月16日東京夕刊一面1頁「東京練馬の派出所で警官2人、刺殺される 職質の若い男、逃走」(毎日新聞東京本社)</ref>、1979年(昭和54年)以降の10年間で勤務中の警察官が一度に複数人殺害され殉職した事例も[[三菱銀行人質事件]](1979年1月26日発生)以来2件目だった<ref name="読売新聞1989-05-16 1"/>。
 
== 加害者・死刑囚S ==