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プロレスでは、[[ヒール (プロレス)|悪役]]レスラーなどが「俺はギブアップしていないのに[[レフェリー (プロレス)|レフェリー]]の[[陰謀]]あるいは[[誤審]]で負けにされた」と主張して抗争継続のネタにする場合もある。
 
タップアウトは前述のように選手自ら負けを認める行為であるため、それを潔しとせず極まった技に耐え続ける選手もいる。このような場合で選手の身に危険が及びかねない時には、レフェリーやセコンドが試合を停止させることもある。これを「レフェリー・ストップ」または「見込み一本」と呼ぶ。アマチュア格闘技である[[柔道]][[国際柔道連盟|IJF]]ルールにおいては見込み一本はとらず選手が気絶するか骨折または脱臼すると一本となる。1997年、脱臼、骨折の場合はまだ戦闘能力があると見なされば一本はとらないことになった。そののち、2014年までに主審の判断で医師に診察してもらうために「マテ」をコールした後、試合続行不可能である旨を医師が主審に告げた場合、負傷棄権勝ちが相手に宣することができるようになった。柔道[[講道館]]ルールでも1951年に見込み一本が廃止され、男子は[[1966年]]から、女子は[[1995年]]から一部の大会で見込み一本が復活したが原則、見込み一本はとらなくない。女子は当初見込み一本があったが[[1995年]]から男子同様原則廃止に。[[国際柔術連盟]]の[[柔術ファイティングシステム]]でも見込み一本はない。[[ブラジリアン柔術]]ではかつては見込み一本は取らなかったが、2018年までに[[国際ブラジリアン柔術連盟]]では見込み一本の規定ができた。しかしながら黒帯の試合ではめったに取られない。[[国際柔術連盟]]の[[ヨーロピアン柔術#寝技柔術|寝技柔術]](別名ブラジリアン柔術)では2019年現在、見込み一本はない。一方、日本のプロ[[総合格闘技]]では気絶、脱臼、骨折以外していない状況も度々見込み一本が度々とられている。
 
[[アントニオ猪木]]が[[アクラム・ペールワン]]との[[異種格闘技戦]]でアクラムの腕を「本当に」折ってしまったのは、そのような状況でレフェリーがいち早く試合を止めなかったためである。