「トム・ジョーンズ (歌手)」の版間の差分

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[[ファイル:Janis Joplin Tom Jones 1969.JPG|thumb|1969年、『ディス・イズ・トム・ジョーンズ』で[[ジャニス・ジョプリン]]とデュエット]]
[[ファイル:Tom Jones Hampton Court Palace 2007.jpg|thumb|2007年、[[ハンプトン・コート宮殿]]にて]]
ダイナミックでソウルフルな歌唱で人気を得た[[ボーカリスト]]で、[[1970年代]]には[[セックスシンボル]]的な扱いを受け人気を博した。代表曲に「[[よくあることさ]]」([[:en:It's Not Unusual|It's Not Unusual]])、「ラヴ・ミー・トゥナイト(恋の終わり)」(Love Me Tonight)、「最後の恋」([[:en:I'll Never Fall in Love Again|I'll Never Fall in Love Again]])、「デライラ」(Delilah)、「思い出のグリーングラス」([[:en:Green Green Grass of Home|Green Green Grass of Home]])、「シーズ・ア・レディ」(She's a Lady)、「[[恋はメキ・メキ]]」(If I Only Knew)など数多く、「よくあることさ」「恋はメキ・メキ」などは現在の日本でもCMやTV番組の[[バックグラウンドミュージック|BGM]]として使用されている。
 
オリジナル曲のみならず[[シャンソン]]や[[カンツォーネ]]を英語歌詞で[[カバー]]することも多く、中には原曲以上にトム・ジョーンズのカバー版が広く知られている楽曲も数多い。たとえば原曲はイタリアのカンツォーネである「ラヴ・ミー・トゥナイト(恋の終わり)」(イタリア語原題 ''"Alla fine della strada"'' 英題 ''"Love Me Tonight"''、ロレンツォ・ピラ作曲)、「あなたのような人」(イタリア語原題 ''"L'ultima occasione"'' 英題 ''"Once There Was A Time"''、トニー・デル・モナコ作曲)、「ささやく瞳」(イタリア語原題 ''"Gli occhi miei"'' 英題 ''"Help Yourself"''、カルロ・ドニーダ作曲)、「アイ(愛の告白)」(イタリア語原題 ''"Uno dei tanti"'' 英題 ''"I (Who Have Nothing)"''、カルロ・ドニーダ作曲)、原曲はフランスのシャンソンである「愛の誓い」(フランス語原題 ''"Le monde est notre amour"'' 英題 ''"Till"''、シャルル・ダンヴェール作曲)などは、トム・ジョーンズのカバー版によって国際的な知名度を持っている。
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* 『[[森田一義アワー 笑っていいとも!|笑っていいとも!]]』で[[タモリ]]が「トム・ジョーンズのライブのDVDならもっている」と発言したことがある。
* イギリスのロックバンド、[[EMF (バンド)|EMF]]の「アンビリーヴァブル」(1990年)をカヴァーしている。
* 『[[007 サンダーボール作戦]]』の主題歌「Thunderballサンダーボール」は大至急で作詞作曲されて録音されたため、トム・ジョーンズの本来の声域より高いキーで書かれていた。ぶっつけ本番に近いスタジオ録音で、ラストの長いハイノートを得意の大音声で歌いきったジョーンズは、頭に血が上ってその場に卒倒してしまった。本人も認めている有名なエピソードである。
* [[TBSラジオ&コミュニケーションズ|TBSラジオ]](当時は[[東京放送ホールディングス|東京放送]]が運営)の『月刊愛川欽也・キンキンのパックインミュージック』(放送は[[2001年]]ごろから[[2003年]]3月)ではトム・ジョーンズの話をしていた。番組中にいきなり「ラブ・ミー・トゥナイト」のシャウト部分が流れ、そのたびに[[愛川欽也]]が参っていた(実際に苦手なのか演出なのかは不明だが、放送中にこういったシーンが何度もあった)。
* 男子シングル[[フィギュアスケート]]の[[エフゲニー・プルシェンコ]]が、エキシビジョンに「Sex Bombセックス・ボム」を使用、筋肉着ぐるみ姿でストリップダンスをするという、衝撃的なプログラムを演じている。プルシェンコの奇抜なプログラムの代表作と言える。
* 孫が二人いる。そのうちの一人アレクサンダーは、2006年[[コモンウェルスゲームズ]]・[[メルボルン]]大会で、[[射撃]]のウェールズ代表で出場。
* シングル「キッス」は映画『[[花嫁はエイリアン]]』でオープニングに使われたトム・ジョーンズの曲としてより[[アート・オブ・ノイズ]]として有・フィーチャリング・トム・ジョーンズ義の曲である。
 
== 日本公演 ==
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{{Main|:en:Tom Jones discography}}
=== スタジオ・アルバム ===
*『アロング・ケイム・ジョーンズ』 - ''Along Came Jones'' (1965年)
*『何かいいことないか仔猫チャン?』 - ''What's New Pussycat?'' (1965年)
*『アトミック・ジョーンズ』 - ''A-tom-ic Jones'' (1966年)
* ''From the Heart'' (1966年)
*『思い出のグリーン・グラス』 - ''Green, Green Grass of Home'' (1967年) ※旧邦題『ライダース・イン・ザ・スカイ』
* ''Funny Familiar Forgotten Feelings'' (1967年)
*『デライラ~ラヴ・ミー・トゥナイト』 - ''Delilah'' (1968年)
*『栄光のトム・ジョーンズ』 - ''Help Yourself'' (1968年)
*『ディス・イズ・トム・ジョーンズ』 - ''This Is Tom Jones'' (1969年)
*『ラ・マンチャの男~見果てぬ夢』 - ''Tom'' (1970年)
*『アイ』 - ''I Who Have Nothing'' (1970年)
*『シーズ・ア・レディー』 - ''She's a Lady'' (1971年)
*『メキシカン・パペッティア』 - ''Tom Jones Close Up'' (1972年)
*『いとしのルシール』 - ''The Body and Soul of Tom Jones'' (1973年)
*『モア・シャウト!』 - ''Somethin' 'Bout You Baby I Like'' (1974年)
* ''Memories Don't Leave Like People Do'' (1975年)
*『去りゆく面影』 - ''Say You'll Stay Until Tomorrow'' (1977年)
* ''What a Night'' (1977年)
* ''Rescue Me'' (1979年)
* ''Do You Take This Man'' (1979年)
*『ダーリン』 - ''Darlin' / The Country Side of Tom Jones'' (1981年)
* ''Country'' (1982年)
* ''Don't Let Our Dreams Die Young'' (1983年)
* ''Love Is on the Radio'' (1984年)
* ''Tender Loving Care'' (1985年)
*『アット・ディス・モーメント』 - ''At This Moment / Move Closer'' (1988年)
*『永遠の炎』 - ''Carrying a Torch'' (1991年)
*『快楽天国』 - ''The Lead and How to Swing It'' (1994年)
*『RELOAD~オール・スター・デュエット・アルバム』 - ''Reload'' (1999年)
*『ミスター・ジョーンズ』 - ''Mr. Jones'' (2002年)
*『ライフ・イズ・トゥー・ショート』 - ''Tom Jones & Jools Holland'' (2004年) ※with [[ジュールズ・ホランド]]
*『24時間』 - ''24 Hours'' (2008年)
* ''Praise & Blame'' (2010年)
* ''Spirit in the Room'' (2012年)
*『ロング・ロスト・スーツケース』 - ''Long Lost Suitcase'' (2015年)
 
=== ライブ・アルバム ===
*『ライヴ・イン・ロンドン』 - ''Tom Jones Live! At the Talk of the Town'' (1967年)
*『ライヴ・イン・ラス・ヴェガス』 - ''Tom Jones Live in Las Vegas'' (1969年)
*『シーザース・パレスのトム・ジョーンズ』 - ''Tom Jones Live at Caesars Palace'' (1971年)
* ''John Farnham & Tom Jones – Together in Concert'' (2005年)
* ''Tom Jones'' (2010年)
 
=== シングル ===
* 何かいいことないか子猫ちゃん(1965チャン」 - "What's New Pussycat?" (1965)
* サンダー・ボール(1965」 - "Thunderball" (1965)
*「オン・ステージ」 - "On Stage" (1965年)
* 思い出のグリーン・グラス(1966」 - "Green, Green Grass Of Home" (1966)
* デライラ(1968年)
*「トリプル・クロス」 - "Triple Cross" (1966年)
* ラヴ・ミー・トゥナイト(1969年)
*「忘れじの感傷」 - "Funny Familiar Forgotten Feeling" (1967年)
* 最後の恋(1969年)
*「家路」 - "I'm Coming Home" (1967年)
* 悲しき呼び声(1970年)
*「16トン」 - "Sixteen Tons" (1967年)
* ドータ・オブ・ダークネス(1970年)
*「デライラ」 - "Delilah" (1968年)
* よくあることサ(1970年)
*「悲しき窓辺」 - "Looking Out My Window" (1968年)
* アイ(1970年)
*「ささやく瞳」 - "Help Yourself" (1968年)
* シーズ・ア・レディ(1971年)
* ラヴ・ミー・トゥナイト(1969」 - "Love Me Tonight" (1969)
* パペット・マン(1971年)
*「最後の恋」 - "I'll Never Fall In Love Again" (1969年)
* ライダース・イン・ザ・スカイ(1971年)
* 悲しき呼び声(1970」 - "Without Love" (1970)
* 見果てぬ夢(1971年)
* ドータ・オブ・ダークネス(1970」 - "Daughter Of Darkness" (1970)
* いとしのルシール(1973年)
*「[[よくあることさ]]」 - "It's Not Unusual" (1970年)
* キッス(1988年)※with [[アート・オブ・ノイズ]]
*「アイ」 - "I (Who Have Nothing)" (1970年)
*「キャント・ストップ・ラヴィング・ユー」 - "Can't Stop Loving You" (1971年)
*「愛の誓い」 - "Till" (1971年)
* シーズ・ア・レディ(1971ー」 - "She's A Lady" (1971)
* パペット・マン(1971」 - "Puppet Man" (1971)
* ライダース・イン・ザ・スカイ(1971」 - "Riders In The Sky" (1971)
*「見果てぬ夢」 - "The Impossible Dream" (1971年)
*「メキシカン・パペッティア」 - "The Young New Mexican Puppeteer" (1972年)
* いとしのルシール(1973」 - "Letter To Lucille" (1973)
*「思いこがれて」 - "Somethin' 'Bout You Baby I Like" (1974年)
*「バマ・ラマ・バマ・ルー」 - "Bama Lama Bama Loo" (1974年)
*「愛はいらない」 - "Ain't No Love" (1975年)
*「去りゆく面影」 - "Say You'll Stay Until Tomorrow" (1977年)
* キッス(1988」 - "Kiss" (1988)※with) ※with [[アート・オブ・ノイズ]]
*「[[恋はメキ・メキ]]」 - "If I Only Knew" (1994年)
*「バーニング・ダウン・ザ・ハウス」 - "Burning Down The House" (1999年) ※with [[カーディガンズ]]
*「セックス・ボム」 - "Sex Bomb" (1988年) ※with ムース・T
*「ママ・トールド・ミー」 - "Mama Told Me Not To Come" (2000年) ※with [[ステレオフォニックス]]
 
== 脚注 ==
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* [https://www.tomjones.com/ Tom Jones.com]
* [https://wmg.jp/tomjones/ ワーナーミュージック・ジャパン - トム・ジョーンズ]
* {{Discogs artist|51039-Tom-Jones}}
 
{{Normdaten}}