「完全性 (曖昧さ回避)」の版間の差分

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キリスト教
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:* [[完全グラフ]]: [[グラフ理論]]において、グラフが完全とは、任意の頂点対がちょうど一本の辺で互いに結ばれているような無向グラフであることをいう。
:* {{仮リンク|完全群 (表現論)|label=完全群|en|Complete group}}: [[群論]]において、[[群 (数学)|群]]が完全であるとは、それの[[外部自己同型群]]と[[群の中心|中心]]がともに自明となるときに言う。
:* [[完全性]]: 数理論理学の用語。
; exactness
:* [[完全系列]]: [[抽象代数学]]において、[[対象 (圏論)|頂点]]と[[射 (圏論)|矢印]]からなる系列が完全であるとは、各矢印の[[核 (代数学)|核]]が一つ前の矢印の像に一致するときに言う。
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== 計算機科学 ==
* [[計算量理論]]において、クラス ''C'' かつ ''C''-困難に属するような問題は、クラス ''C'' の完全問題あるいは ''C''-完全であるという。[[計算複雑性理論#複雑性クラス]]、[[NP完全問題]]などを参照。
 
== 人文科学・自然科学 ==
{{Main|世界遺産#完全性}}
* [[世界遺産]]の登録審査にあたり、「顕著な普遍的価値」を証明する必要があり、その際の評価指針として「integrity(完全性)」の有無を求める<ref>[http://bunka.nii.ac.jp/jp/world/h_13_2E.html 世界遺産条約履行のための作業指針「完全性及び/又は真正性 」] - [[文化庁]]</ref>。ここでの完全性は、必要な要素が全て揃っていることを指す。具体的には、対象となる構成資産の数、特長を伝えるための大きさ(広さ)、自然環境の状態、それらを保全するための周辺環境(開発が及んでいない)、それらを保護する法的根拠など。