「フッ化銀」の版間の差分
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フッ化銀(II)はフッ化銀(I)を[[フッ素]]気流中で加熱すると生成する。あるいは AgF<sub>3</sub> と[[キセノン]]とを反応させても生成する。
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光に対して不安定。強力な[[酸化剤]]、フッ素化剤であり、冷水中で[[オゾン]]を発しながらフッ化銀(I) AgF に分解する。液体フッ化水素中の AgF<sub>2</sub> は [[五フッ化アンチモン|SbF<sub>5</sub>]] や [[五フッ化ヒ素|AsF<sub>5</sub>]] のように[[ルイス酸]]として働き、[AgF][MF<sub>6</sub>] 型の深青色の[[塩 (化学)|塩]]を形成する。
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[[テトラフルオロ銀(III)塩]]に、[[三フッ化ホウ素|BF<sub>3</sub>]]、[[五フッ化リン|PF<sub>5</sub>]] あるいは [[五フッ化ヒ素|AsF<sub>5</sub>]] を加えると生成する。
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この化合物は熱的に不安定であり、液体フッ化水素中であっても20 {{℃}}で F<sub>2</sub> を発生しながらゆっくりと分解し Ag<sub>3</sub>F<sub>8</sub> となる。
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