「シュタウディンガー反応」の版間の差分

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イミノホスホランはアザイリドとも呼ばれ、[[加水分解]]により[[アミン]]とホスフィンオキシドに変わる(下式2)。シュタウディンガー反応を鍵反応とした、アジドからアミンへの還元反応は'''シュタウディンガー還元'''と呼ばれる。アザイリドはまた、アルデヒドと反応してイミンを与える([[アザ-ウィッティヒ反応]]、下式3)。ホスフィンとしては通常[[トリフェニルホスフィン]]が用いられ、反応後には[[トリフェニルホスフィンオキシド]]に変わる。この反応は発明者の[[ヘルマン・シュタウディンガー]]にその名をちなむ。
# <cechem>{R-N3} + P(C6H5)3 -> R-N=P(C6H5)3</cechem>
# <cechem>{R-N=P(C6H5)3} + H2O -> {R-NH2} + O=P(C6H5)3</cechem>
# <cechem>{R-N=P(C6H5)3} + R'CHO -> R-N=CHR'</cechem>
 
== 反応機構 ==