「数字譜」の版間の差分

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'''数字譜'''(すうじふ)は[[文字譜]]の一種である。[[アラビア数字]]を音名([[音名・階名表記]])に用いる。
 
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数字譜の長所は、五線紙など専用の用紙を必要としないことが挙げられる。その反面、数字譜の欠点としては、[[和声]]や[[ポリフォニー]](多声部音楽)などを記す場合は、五線譜より読みづらくなる。これは数字譜を含む文字譜全体に言えることでもある。
 
[[日本]]では[[明治]]から[[昭和]]前期までは、[[五線譜]]よりむしろ数字譜のほうが普及していた。現在でも一部の楽器、例えば[[大正琴]]や[[ハーモニカ|複音ハーモニカ]]、[[二胡]]の楽譜は数字譜のものが多い<ref>近年では創作楽器[[一五一会]]専用の楽譜もコードを数字で表記する方式をとっている。</ref>。
 
[[中国]]へは、数字譜は[[西ヨーロッパ|西欧]]から直接伝わり、または近代の日本を経て広まったともいわれている。現在の日本や[[欧米諸国]]では、五線譜が一般に使われていて、数字譜はほとんどみかけない。しかし中国では、近代以前から西洋の数字譜と似た発想の[[工尺譜]]という記譜法が普及していたことも多少影響してか、今日でも五線譜より数字譜(中国語では「簡譜」と言う)の方が大多数であり(例:[[賛美詩・新編]])、最近は海外との接触が進むに連れて大変徐々にではあるが五線譜も使われてきている。
 
== 関連項目 ==
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[[Category:記譜法]]
[[Category:音楽]]
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